僕は旅に出る際に、
その旅の中で成し遂げる目的やテーマを
設定することにしている。
今までは都会に暮らしていたので、
人の見あたらないような自然の中に没入して
自分を見つめなおすという旅が多かったのだが、
今回の台湾の旅は、それまでの旅とは逆のベクトルになった。
穏やかな時間の流れと豊かな自然に育まれた石垣島の生活から、
世界でも有数の経済成長率を誇る台湾に身を置くことによって、
激動する東アジアの奔流を感じようと試みたのだ。
台湾は動いている。
24時間休みなしに、動き続けている。
それは屋台でメシを食っていても、
コンビニで買い物をしていても、
地下鉄に乗っていても、
感じることができる。
この『動いている』という感覚に敏感に反応する事ができるのは、
これまでの石垣島での生活があったからこそだろうと思う。
実際敏感になりすぎて、
台湾に入ってから一週間程は体調がすぐれなかった。
大通りで排気ガスに胸がむかついて咳き込んだのは、
初めての経験だった。
石垣島での穏やかな生活を選択したことは、
今の自分にとって最適な手段であったと改めて思う。
健やかな精神と身体をとり戻すという意味において。
どんなに時代が移ろいゆこうとも、
けっして揺るがないものを
自らの中に蔵するという意味において。
その旅の中で成し遂げる目的やテーマを
設定することにしている。
今までは都会に暮らしていたので、
人の見あたらないような自然の中に没入して
自分を見つめなおすという旅が多かったのだが、
今回の台湾の旅は、それまでの旅とは逆のベクトルになった。
穏やかな時間の流れと豊かな自然に育まれた石垣島の生活から、
世界でも有数の経済成長率を誇る台湾に身を置くことによって、
激動する東アジアの奔流を感じようと試みたのだ。
台湾は動いている。
24時間休みなしに、動き続けている。
それは屋台でメシを食っていても、
コンビニで買い物をしていても、
地下鉄に乗っていても、
感じることができる。
この『動いている』という感覚に敏感に反応する事ができるのは、
これまでの石垣島での生活があったからこそだろうと思う。
実際敏感になりすぎて、
台湾に入ってから一週間程は体調がすぐれなかった。
大通りで排気ガスに胸がむかついて咳き込んだのは、
初めての経験だった。
石垣島での穏やかな生活を選択したことは、
今の自分にとって最適な手段であったと改めて思う。
健やかな精神と身体をとり戻すという意味において。
どんなに時代が移ろいゆこうとも、
けっして揺るがないものを
自らの中に蔵するという意味において。