沖縄には、「テーゲー」という言葉がある。
これを日本語に訳すと、「いいかげん」、「だいたい」というような意味合いになる。
この「テーゲー」さは、石垣島で生活をしていると節々に垣間見られる。
今日は晴れていていい風が吹いていたので、島を一周した。
途中ガソリンスタンドに立ち寄って給油した。
「レギュラー満タン」とお願いしたのだがスタンドのおにいさんは、
満タンどころかタンクから溢れるぐらいなみなみとカブにガソリンをご馳走してくれた。
日本酒を呑むときにコップから酒をこぼすサービスをしてくれるお店があるでしょう?
そう、例えるならちょうどあんな感じ。
僕はこんな「テーゲー」さに面白味を感じている。
市街地を離れて、田舎に行くに従ってこの「テーゲー」さが色濃く反映されてゆくのが興味深い。
でもそんなシマンチュウの「テーゲー」さに、辟易しているヤマトンチュウがいるのも事実。
なかには、石垣島に暮らしているのにもかかわらず、
シマンチュウとの関わりを拒絶して「自分の王国」を築き上げるヤマトンチュウもいる。
彼らは言う。
「石垣島の海と空はだいすきだけれど、島の人間はだいきらいだ」と。
この価値観が、僕にはいまいちよくわからない。
いままで雄大な自然を感じられる場所をいくつも旅してきて、
想い出が時折走馬灯のように脳裏をかすめる瞬間がある。
その想い出の中でひときわ彩を放っているのが、
その土地に暮らす人々の存在である。
このごろ、過去の旅の写真を纏めている。
旅先で出会った人々の笑顔をみつめていると、
いろんな気持ちが溢れてくる。
※写真は、今でも現役の混合油給油機。
モノクロームがよく似合う色男。
トラックバック:「何年住めば、八重山の人として認められるんですかねえ」@八重山毎日オンライン
これを日本語に訳すと、「いいかげん」、「だいたい」というような意味合いになる。
この「テーゲー」さは、石垣島で生活をしていると節々に垣間見られる。
今日は晴れていていい風が吹いていたので、島を一周した。
途中ガソリンスタンドに立ち寄って給油した。
「レギュラー満タン」とお願いしたのだがスタンドのおにいさんは、
満タンどころかタンクから溢れるぐらいなみなみとカブにガソリンをご馳走してくれた。
日本酒を呑むときにコップから酒をこぼすサービスをしてくれるお店があるでしょう?
そう、例えるならちょうどあんな感じ。
僕はこんな「テーゲー」さに面白味を感じている。
市街地を離れて、田舎に行くに従ってこの「テーゲー」さが色濃く反映されてゆくのが興味深い。
でもそんなシマンチュウの「テーゲー」さに、辟易しているヤマトンチュウがいるのも事実。
なかには、石垣島に暮らしているのにもかかわらず、
シマンチュウとの関わりを拒絶して「自分の王国」を築き上げるヤマトンチュウもいる。
彼らは言う。
「石垣島の海と空はだいすきだけれど、島の人間はだいきらいだ」と。
この価値観が、僕にはいまいちよくわからない。
いままで雄大な自然を感じられる場所をいくつも旅してきて、
想い出が時折走馬灯のように脳裏をかすめる瞬間がある。
その想い出の中でひときわ彩を放っているのが、
その土地に暮らす人々の存在である。
このごろ、過去の旅の写真を纏めている。
旅先で出会った人々の笑顔をみつめていると、
いろんな気持ちが溢れてくる。
※写真は、今でも現役の混合油給油機。
モノクロームがよく似合う色男。
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