知っていること

あれ、前に書いたかな、この話。
昨日久々に会社のおじさんの一人Ｋさんにあったので・・・

Ｋさんは仕事はまーフツーにしはるんですが、
たまに鼻をたれてることもあるおじさんです。
わが社ではまーちょっと浮いた存在かも。
出世とかからは超越されたところにおられます。
つまり興味ないらしいです。

が、この人のすごいとこは世界情勢に詳しいこと。
なかでもユダヤとパレスチナ、アメリカとイラクっていう
今の世界の核心とも言える問題についてかなり勉強されてる。
仕事中に勉強してて怒られてることもしばしばです。
中でもユダヤ問題には相当うるさく、モサドからイスラエル問題の
勉強を始めた僕の心をくすぶってくれます(笑)

「おい、イノ君、君は今でもイスラエルに行ってみたいか？」
っと、唐突に尋ねてきたりします(汗)
前に行きたいってことあったっけな～？

いっぺん聞いたことあるんです。
「大変難しい話で、僕らにはあまり関係ないような話ですけど、よく熱心に勉強されますね」
って。すると、
「毎日しょうもない仕事せなあかんけど、世界のそういう話を知っててやるのと知らずにやるのと・・・。違うだろう？」
っと。

鼻水を拭きながら仰ってたその一言に感動しました。
知っているということが大切なんですね。きっと。
世界の動きを知ってること。

今はＫさんは異動されて違う部署におられますが、今でもたまに新聞記事の切り抜きなんかを
持ってきてくれます。
これからもいろんなことに目を向けていこうと思います。