モデリング第七天

拠り所 なんのためにかと自問する

Plg-IKその3

2007-08-15 21:18:10 | 画像つきの投稿
今日は結局IKの特性を調べつつ、骨の入れ方を色々脳内シミュレーションして一日が終わった。Xファイルのコンバートもぼちぼち参考文献を読んでみてるけど、プログラムの専門用語は難しすぎる。

そういえば、肩のアーマーって腕の子の方がいいのかな?それとも肩のアーマーの子に腕を設定した方がいいのかな・・・。

Plg-IKその2

2007-08-15 20:11:07 | 雑文
この記事の内容は完全に自分ノートになってしまいそうな予感がするけれど、だれか、IKに興味を持った人の考察の参考になればいいと思うので一応公開。

まずPlg-IKの特徴としては
①通常のIKと比べてボーンの暴れ、震えが少ない(というかほとんどない)
②ゴールエフェクタがボーンから取れてしまうことが少ない。
③Plg-IKはIKチェーンの2階層目以降に配置し、Twist軸(B軸)は全回転せず、H軸P軸に関しては基準値となる正負値方向にのみ回転する。(つまり基準値が+なら+方向にのみ回転、-なら-方向にのみ回転)
④Plg-IKTopはIK-チェーンのRootに配置し、HP軸に関しては、正負値を問わず自由に回転する。またB軸に関してはゴールの回転と同期させることが出来る。

この特性から、肘や膝のような関節部分に適用するのに非常に適している反面、背骨やスネークチェーンのような0値を基準に正負方向に曲がるチェーンには適していない。

…ふう。続く。

自分ルールを平気で破る男、スパイダーマッ!!

2007-08-15 11:47:21 | 雑文
うちのオーディオ環境



優 メインアンプ+5.1chスピーカーor2chスピーカー

  5.1chヘッドフォン
↓ 
劣 5.1chマルチメディアスピーカー

メインのセットはテレビと接続していて、音楽聴いたりDVD見たりゲームしたりするのに使っている。一部を父親からいただいた、かなり自慢の環境。
パソコンと繋いでいるのはロジクールかなんかの5.1chのマルチメディアシステムでそれなりにいい音がするんだけど、ボリュームをある程度上げないとイマイチなのと変にウーファーが効きすぎて夜晩くの視聴には非常に不向きなシステムになっている。なので、以前から欲しいと思っていた無線の擬似5.1chヘッドフォンを去年の暮に買ってパソコンに接続した。
 パソコンに向かって作業する時はメインアンプの方で音楽をかけながら作業する事が多いんだけど、最近良く聞く曲がCDに焼いていないものが多くて、パソコンのメディアプレイヤーで音楽をかけることもしばしば。
ヘッドフォンの音質自体には全く不満はないのだけど、僕は自宅ではクーラーはつけない派なので、ヘッドフォンをつけていると最近は非常に暑く(体感比約2.5倍)かといってPCのスピーカーで音楽を聴くのは近所迷惑。
というわけで、ここ何日間はもっぱら百円ショップで買ってきたステレオイヤホンで音楽を視聴している。
なんという宝の持ち腐れ的贅沢。

あー、絆行きてえ


今日のプレヱリスト
 greatest hits/BJORK
 COMPARSA/DEEPFOREST


PLG-IK

2007-08-15 03:30:26 | 雑文
今日は新しいIKシステムの実験をした。
一応最初に言っておくとIKっていうのはインバースキネマティクスの略で、階層構造の関節を制御する仕組みの事。
…といってもCGやってない人は何やら?だと思うけど、要はマリオネットを想像してもらうとわかりやすいと思う。あの人形って手の先に紐が付いていて、その紐を引っ張る事で肩の関節と肘の関節が曲がってポーズがつくよね。それと同様に、階層状に構築された関節群の先端にゴールと呼ばれるポイントを配置して、それを動かす事で階層全体の関節の曲がりを制御するのがIK。
ちなみに、それぞれの関節の回転度数をそれぞれ指定してポーズをつけることをFKという。それぞれメリットデメリットがあるんだけど、一言で言ってしまえばIKのほうが、大雑把なので手間をかけずにポーズをつけることが出来る。

ところがLWに搭載されているLWのプログラムって言うのが非常に古い設計のものでそのまま使うと、思い通りに制御するのにはとても苦労する。
色んな欠点があるのだけど特に厄介なのが、関節の震え現象。これはゴールの位置によっては関節がまるで生まれたての小鹿のようにプルプルと震えだして止まらなくなる現象で、ちょっとしたことですぐに発生する。もう一つはゴールへの吸着の弱さ。さっきも言ったとおりIKはその端にゴールを配し、それを動かす事でアニメーションをさせるわけだけれど、逆にゴールは動かさずに大元の位置を動かす事でも階層全体のアニメーションをつけることが出来る。簡単に言ってしまうと手が何かをつかんだまま身体全体が動くようなケース。これも通常は関節階層の先端がゴールからはなれてしまってはいけないんだけど、LWのIKはゴールの吸着する精度が低くてちょっとしたことで全体がゴールから外れてしまう。どちらもIKとしては致命的な欠点になる。
でもLWのいいところはこういう致命的な欠点もコツと強引な力技で乗り切ってしまう事ができる。とはいえ、欠点である事には違いないので、これをカバーするため従来は外部プログラムやプラグインを使ったりLW8からはIKブースターっていう新しいIKシステムが搭載されたりしたけど、どれも一長一短で決定的って呼べるほどのものがまだ存在していない。
今回実験してみるのもそんな代替的IKシステムの一つでplg-IKという名前のIKで提供される事になる。

…なんか長くなってしまった。おまけになんとなくテクニカル系の記事を髣髴とさせる文体に(笑)まあいいや、続く。