今日は雨なので、いつもは外に出しているバイクを店の中に入れるのですが・・・狭い。(*_*)
バイクや車に付いたキズは、程度によっては消す(目立たなくする)ことができますが。あんまりひどいものはタッチペンや塗装となります。
キズというものは平面状に出来たミゾです。断面図的に言えば、通常は「-」ですが引っかいたりして「凹」のようになった状態です。
「キズ消し」の方法は幾らかありますが、例えば「凹」の両端の部分を「徐々に削り落として高さを大体均一にする」方法や「凹」の真ん中の磨り減った部分に
パテのようなものをすり込んで埋める方法、「凹」の真ん中に「○」状のヤスリなど使用して角の部分を丸めて目立たなくようにするなどです。
バイクも車も新車の状態で、外装が鏡のようにモノが映ります。これを「映りこみ」と言います。
塗装の表面上が平滑であればあるほど、それが向上します。
「キズが付いてしまう」とその周辺の表面が平滑でなくなるので、映りこみが深いモノほど目立ってしまうのです。
また、クリアレンズのように透き通っている物は「曇りガラス」のように中が見えなくなってしまいます。非常に厄介なことです。(x_x;)
キズ消しはこれを目立たなくする作業のことなのです。
初級ということで、最初にあげた「凹」の両端の部分を「徐々に削り落として高さを大体均一にする」方法を説明したいと思います。
簡単に言えば「ヤスリがけ」です。
鉄ヤスリ、紙ヤスリ、コンパウンドなどの研磨剤を使用して徐々に削っていく事です。
傷の大きさにもよりますが、外装のキズは大体「コンパウンドでひたすら磨く」ことが多いです。
コンパウンドにも種類はありますが「紙やすりの#3000相当」辺りのものから徐々に細かい粒子になっていきます。種類が多いので、大きさに合わせて使えば良いでしょう。
それでも一向に落ちないというものは「紙ヤスリ」を使用します。
紙ヤスリは「木工用」「鉄工用」などの種類がありますが、「鉄工用の耐水ペーパー」というものを使います。
これは「水研ぎ用」というもので「ヤスリに水を付ける」か「素材に水を付けるか」して使います。
紙ヤスリは大体#60から市販されていますが、「番数の低い物は粗い」ので素材まで削り取ってしまいます。
今回の場合、外装品に使えるものとしては「塗装の仕上げ用」で使用される「#2000以上」の物ですね。
それよりも粗い物は「簡単に塗装ごと削り落としてしまう」ので使うにしても注意が必要です。
さて、作業を始めるにあたっての注意点です。
1、キズ消しを行なう場所の汚れを取る...その部分に鉄粉などの硬い埃などが付着していた場合、それを研磨剤代わりに擦ってしまい余計に傷が広がるから
2、使用するウエスは巾着状にして(テルテル坊主)、同一方向に磨く。専用のスポンジなどが有ればなお良い...極端にいえば「研磨」とは細かい傷をつけて、
大きい傷を消すようなものであるので、適当に行なうとかなり効率が悪いから
3、ヤスリがけをする際は、紙ヤスリを平面の出ている物、例えばカマボコ板などを包んで使用する...素材よりも紙ヤスリの方が強いので、手などで直接押さえた場合
手の形のように「ゆるやかに凹んでいく」から
磨き作業は、根気が要るものです。実際に磨いている時間は10分位なんですが長く感じてしまいます。ラジオや音楽を聞きながら行なうのも良いですね♪
画像はスクーターのスクリーンです。黄色の丸の部分は曇りがあります。緑の部分はありません。
このスクリーンは、元は全体が黄色の部分のように曇っていました。紙ヤスリとコンパウンドでここまでになります。(^^)b
元々スモークが掛かっている物ですから黒っぽいのですが、透明度は新品に近いところまで回復しています。意外と簡単ですよ~♪
バイクや車に付いたキズは、程度によっては消す(目立たなくする)ことができますが。あんまりひどいものはタッチペンや塗装となります。
キズというものは平面状に出来たミゾです。断面図的に言えば、通常は「-」ですが引っかいたりして「凹」のようになった状態です。
「キズ消し」の方法は幾らかありますが、例えば「凹」の両端の部分を「徐々に削り落として高さを大体均一にする」方法や「凹」の真ん中の磨り減った部分に
パテのようなものをすり込んで埋める方法、「凹」の真ん中に「○」状のヤスリなど使用して角の部分を丸めて目立たなくようにするなどです。
バイクも車も新車の状態で、外装が鏡のようにモノが映ります。これを「映りこみ」と言います。
塗装の表面上が平滑であればあるほど、それが向上します。
「キズが付いてしまう」とその周辺の表面が平滑でなくなるので、映りこみが深いモノほど目立ってしまうのです。
また、クリアレンズのように透き通っている物は「曇りガラス」のように中が見えなくなってしまいます。非常に厄介なことです。(x_x;)
キズ消しはこれを目立たなくする作業のことなのです。
初級ということで、最初にあげた「凹」の両端の部分を「徐々に削り落として高さを大体均一にする」方法を説明したいと思います。
簡単に言えば「ヤスリがけ」です。
鉄ヤスリ、紙ヤスリ、コンパウンドなどの研磨剤を使用して徐々に削っていく事です。
傷の大きさにもよりますが、外装のキズは大体「コンパウンドでひたすら磨く」ことが多いです。
コンパウンドにも種類はありますが「紙やすりの#3000相当」辺りのものから徐々に細かい粒子になっていきます。種類が多いので、大きさに合わせて使えば良いでしょう。
それでも一向に落ちないというものは「紙ヤスリ」を使用します。
紙ヤスリは「木工用」「鉄工用」などの種類がありますが、「鉄工用の耐水ペーパー」というものを使います。
これは「水研ぎ用」というもので「ヤスリに水を付ける」か「素材に水を付けるか」して使います。
紙ヤスリは大体#60から市販されていますが、「番数の低い物は粗い」ので素材まで削り取ってしまいます。
今回の場合、外装品に使えるものとしては「塗装の仕上げ用」で使用される「#2000以上」の物ですね。
それよりも粗い物は「簡単に塗装ごと削り落としてしまう」ので使うにしても注意が必要です。
さて、作業を始めるにあたっての注意点です。
1、キズ消しを行なう場所の汚れを取る...その部分に鉄粉などの硬い埃などが付着していた場合、それを研磨剤代わりに擦ってしまい余計に傷が広がるから
2、使用するウエスは巾着状にして(テルテル坊主)、同一方向に磨く。専用のスポンジなどが有ればなお良い...極端にいえば「研磨」とは細かい傷をつけて、
大きい傷を消すようなものであるので、適当に行なうとかなり効率が悪いから
3、ヤスリがけをする際は、紙ヤスリを平面の出ている物、例えばカマボコ板などを包んで使用する...素材よりも紙ヤスリの方が強いので、手などで直接押さえた場合
手の形のように「ゆるやかに凹んでいく」から
磨き作業は、根気が要るものです。実際に磨いている時間は10分位なんですが長く感じてしまいます。ラジオや音楽を聞きながら行なうのも良いですね♪
画像はスクーターのスクリーンです。黄色の丸の部分は曇りがあります。緑の部分はありません。
このスクリーンは、元は全体が黄色の部分のように曇っていました。紙ヤスリとコンパウンドでここまでになります。(^^)b
元々スモークが掛かっている物ですから黒っぽいのですが、透明度は新品に近いところまで回復しています。意外と簡単ですよ~♪