モペッドライフ

神奈川県の小さなバイク屋によるトモスやチャオなどのモペッド(自転車バイク)などの話とか。

センスの問題?

2009-10-31 18:49:29 | Weblog
うちの店は交差点のまん前にあるものですから、一日中目の前を車が走っています。
もう慣れた事なのですが、「ホーンの音」がしょっちゅう聞こえます。
理由は、進行方向の信号が赤になると「右折用の信号」が点灯するのですが、信号無視の直進車がとても多いのです。
信号無視をして稼ぐ時間と、事故をする事の「リスク」は考えれば分ることですが・・・。
時間に追われている人が多いのでしょうか?( ̄~ ̄;)

「服を上下、カッコよく合わせる人はセンスが良い」と言われます。
私もそうありたいものですが、如何せんなかなか難しいものでして。(^^;)ゞ
服のデザインはそれぞれに好みがあるでしょう。
では「形状が同じもので、色が違うものを合わせる場合」はどうでしょうか?

昔は中学校の美術で習った「補色」の関係であれば「見栄えも悪くないのかも」と思っていました。
その後は、色の関係とか相性のようなものを調べたりして参考にしていました。
でも、個人的にはなんかしっくり来ないのです。
「じゃあ、しっくり来るものはなんのなの?」と言われると・・・何なんでしょうねえ。o(°°)o

で、とある人からアドバイスを貰いました。それは、
「色には色相、彩度、明度とあるが、色だけでいうのなら「彩度の強さが同じか近い」ものならそうそうズレない」
ということでした。

さて、「うちはバイク屋」ですからバイク屋的な話です。
先日届いたカスタムパーツなのですが「物は同じだが色が違う」というものがあります。
で、それらを車体に取り付けてみました。

彩度の話と相反するかもしれませんが、逆の事をすると「浮く場合」もあれば「強調できる場合」もあります。
しかし、それこそセンスの話で「旨くまとめられる」場合もあれば、そうでない場合もあります。

カスタムパーツの場合大体は色が決まっていますので、取り付ける車体の色などによっては「合ったり、浮いたり」します。
最終的には好みの話になると思うのですが、皆さんはどちらが良いと思いますか?

画像はそのパーツを付けた「GILERA RUNNER」です。
ヘッドライトで商品名を「Koplamp Unit」というヨーロッパでは定番のカスタムパーツです。 
左側が「つや消しブラック」、右側が「鍍金色のクリアータイプ」です。同じ形状ですが感じが違いますね。
車体の色がシルバーですが、「キラキラ」という訳ではないので個人的には「黒かな?」と思います。
しかし、昼間見るとそう思っていたのですが、夜見るとクリアでも悪くないと思います。難しいですねえ。(^^;)ゞ

トラブル

2009-10-30 15:17:48 | Weblog
10月は明日で終わりです。今月はイベントやハプニングが多かったので長く感じました。
社会人になってから、時間が経つのが速いと感じるます。
長く感じたというのは、良かれ悪かれ「密度が濃かった」ということでしょうかねえ。(^^;)ゞ

海外から部品を入れる相手は、何社かあります。
それはDOPPLERのようにメーカーや商社であったり、一般のサイトであったりします。
メーカーや商社であると色々な決め事がありるのですが、仕入れ価格で取引できますしアフターフォローも確実です。
一般のサイトであると、仕入れ価格ではありませんが、メーカーにとらわれずに自由に調達できます。
しかし、その反面トラブルになると「知らん顔」される場合もあります。( ̄  ̄メ)
これは「海外のサイト」だからというわけでもなく、日本国内でも同じ事があります。使用する言葉は違えど「同じ人間同士」ですから
「何かしらの認識の違いはある」という事を念頭に置いた方が良いでしょう。

昨日とある国から部品が届きました。
早速開封すると、「サンプルが違う、商品に傷がある、商品が足りない」でした・・・。( ̄  ̄!)
そして一番の問題だったのが、お客さんに購入していただいた商品が「加工不良」のようなのです。
当り前の話ですが、注文されたお客さんには罪はありません。
しかし、それを販売したメーカー、うちに卸した商社、そして私には販売責任があるのです。
メーカーは卸した商社に対して、卸した商社は私に対して、私は販売したお客さんに対してという事です。
(コチラは商品が手元にないので、届き次第すぐに対応ということになります)

一人の失敗が多くの人間に迷惑をかけるという典型的な例でしょう。

それで、私としては卸した商社に対して早速クレームです。

ここで、「正しいクレームのつけ方」です。あるいは「現在の状況を改善できる可能性のある方法」とでも言いますか?
1、商品が到着後、その日のうちに連絡する・・・時間が経てば「別原因での不良」と考えられるのが一般的です。最悪「あなたが壊したのでしょう?」と言われます
2、商品を壊さない・・・例えば「取り付けできなかったので、無理に着けようとしたら壊れた」と言う場合は「壊したことに対する責任」が問われます
3、商品が違うもの場合は、注文書と届いた商品の写真を撮って見せる・・・証拠の提示です
4、連絡する前に、自分に確認のミスがなかったのかを考える・・・意外とよくある事です
5、初めから怒らないで冷静に交渉する・・・人間は怒られた時、多くは「謝るよりも自分を守ろうとする」ので、場合によっては逃げられる可能性があります
6、怒りをぶつけるのは二の次にする・・・まずは「原状回復が目的」ですから、それが終わってからのでないと話が進みません
7、6と同様ですが、相手に対して求めることは「原状の回復か損害賠償だけ」で、「何故こういうことが起きたのか?」というのは二の次の話です
  話を広げすぎると、やはり目的が何一つ達成されません。重要なのは「自分に対して起きている損害の補償」が第一ということです
8、もし自分がクレームを言われる立場だったら「どういう対応をとろうと考えるか?」ということを想定すると、やり易いかもしれません

クレーム自体、気持ちの良いものではありませんが、これをしない事には「誰も救われない」ということですからねえ。(;-_-;)

さて今回の場合は、その日のうちに連絡があり「相手先の謝罪と、代替品を送る」ということになりましたので良かったです。

これまでに取引したサイトや会社は幾つかありますが、ですが継続して取引しているところは限られています。
1回で止めたところもあれば、数回後に止めたところもあります。
「何故そうなったのか?」といえば、「時間が懸かる、高い」というのもありますが、

「購入した物をきちんと送ってこない」

という基本的な事が出来ないからです。これは日本の業者でもありますから「その国が悪いと言うよりも会社次第、担当者次第」といえます。

で、今回のこれについての裏話です。
いつものように、文章作成に時間が懸かったのですが、それはこんな感じの理由です。
1、クレームをつけるというのは、相手の仕事に対して文句を言うことですから、「相手のプライドをあまり壊さずにかつ目的を達成する」ために
  言葉を選びました。なかなか気の利いた言葉がないものです。さすが英語というものはストレートです。
2、言いたい事が相手に理解されているのか?・・・昔勤めていた会社の海外事業部の人と話した際に「前任者の英語が相手先には殆ど理解されていなかった」
  そうだったのです。傍から聞いていれば「外人のように流暢」に話していたのに意外でした。
3、1の理由で、言葉を捜しました。英語にも敬語的表現がありますから、それに見合ったものを・・・
4、恐らく私の文章だけでは伝わらないのでは?と思い写真を撮ったり、絵や構図を描いたりして文章のサポートとしました。

まあ友人関係でも「親しき中にも礼儀あり」といいますが、なかなかにその匙加減が難しい所です。人間相手である以上、それと同じことだと思います。(-_-)

画像は以前に出かけた横須賀のお土産コーナーで買ってきた「自衛隊オリジナルカレー」です。
「昭和レトロ味」というだけあってか、私の「おばあちゃんのカレーの味」に似ていました。
美味しかったですよ。(^^)b

試してみて 3

2009-10-28 16:19:27 | Weblog
改めてブログを読み直すと、今回の「試してみると」から「試してみれば2」は続きであるものの・・・
話が飛んでしまいました。つくづく「我ながら文章力がない」と思います。(^^;)
話の落としどころを間違えると、こうなるんですねえ。(*_*)

まず、DOPPLER社自慢の「エアフィルター」の実力はどうなのか?というところですが、
正直に申しまして「純正より若干吸気の音がするかな・・・?」という程度でした。
とても静粛です。DOPPLERが熱く語るだけのことはあります。
取り付けた場合、少なくとも吸気音で近所迷惑にはならないと思います。(^^)b

シャーシー台などの計測器がないので、どれだけパワーアップしたのかは分りませんが、体感的に「トルクが増した」気がします。
ただ、これはノーマルの状態にポン付けしただけの話で、今後「チャンバーを着けたり、ボアアップしたり」すると
キャブレターのセッティングも変えていきますので、良くもなるし悪くもなります。
とはいえ「純正のエアフィルター(エアクリーナー)」に比べて吸入量は多いので、もっと良い方向に進む「前提」が出来たといえます。
さらに自分で加工できるカスタムパーツも付属しているので、さらに向上させることが出来るでしょう。d(-_☆)

さて、「安物買いの銭失い」にならないポイントとしては「どれだけ調べることが出来るか?」につきます。
今回こんな方向に話がずれていったのは、とある製品の話からでした。

ある駆動部品で取り付けてから数百kmも走行していないのに「偏磨耗が始まって1000kmまでには使い物にならなかった」とか。
純正品であれば、普通は少なくとも5千km以上は持つはずです。
その部品は見た目的にも、他のメーカーのものとそんなに変わりません。ですから、その話を聞いたときには「ホンマかいな?」と思いました。
で、話だけでなく多方面でそれについて調べましたら・・・
どうやら「事実」でした。(-_-)

その部品は某国製の格安品で、値段も例えばマロッシの品物と比べたら「半額以下」です。
駆動系の部品は物にもよるのですが、ベルトやバリエーターだと人によっては取り付けるのが面倒な部位です。
バイク屋で頼んでも多少の工賃は必要です。
また、走行中に壊れでもしたら「何とか走って帰る」のも非常に困難です。
そうなると「バイク屋かレッカー屋を呼んで引き上げてかつ修理」となると「非常に痛い金額」が必要になります。
さらに、気持ち的にもツライものがありますね。(T_T)
とまあ、そういう現実が実際にあるということです。

では「何故そんなことが起きるのか?」といいますと、
例えば日本製の「鉄」と、某国製の「鉄」があるとします。
日本製では素材として使用できるまでに「10工程」あった場合、某国製では「3工程」という感じです。
改良や改善で工数が減ったというのであればまだしも、単に「ないだけ」です。
また、実際の話で「指示通りに造らない」というのもあるそうです。
もちろん、某国製でも有名服販売店のように「厳しい品質管理を実施しているところもある」ので全てとは言いません。
ただ、「安いものは安いなりの訳がある」ということも気にかけた方が「最終的には得をする」ということですね。(;-_-;)

安物だけでなく高い物でも「銭失い」にならないためには、外見や目新しさというのは別にして「きちんと調べる」ということでしょう。
うちの取引先であるDOPPLERはフランスの会社ですが、「フランスというだけで無条件に信頼できるか?」という観点からも「確認した」次第です。
結果としては良かったのですが、内心「結構ドキドキもの」でした・・・(^^;)ゞ

画像はエアフィルターを取り付けた「Piaggio ZIP」です。一緒に注文したリアサスも取り付けました。
なかなか、カッコいいですね。(^^)b


試してみれば 2

2009-10-27 14:23:14 | Weblog
「晴れたら行くよ」とおしゃっていた常連さんが、出勤前にも拘らず、開店前に店の前でスタンバイされていました。
うちの常連さんは素早い行動派が多いのです。( ̄  ̄!)

続きです。
「安物買いの銭失いとならない為のポイント」というのが、一応のテーマです。

今の取引先であるフランスの「DOPPLER」という会社は昔から知っていた訳ではありません。
外国のパーツメーカーは、うちの店を始める前から「多少」は知っていました。
とはいっても、それは大型バイク用のものであって、「スクーターなどの小排気量」を得意とするメーカーといえば
せいぜい、イタリアのマロッシぐらいでした。( ̄-  ̄ )

今でも日本で入手できる詳しい情報元はそんなにはありません。しいていえば雑誌などの「海外のカスタム」特集などで知ることが出来るぐらいです。
ということで、ネットで海外のサイトなどで「おっ!」と思う部品が販売されていても「良いのか、悪いのかよく分らない」というところでした。
まず、この時点で分ることといえば
1、メーカーの名前
2、日本製ではないこと
3、日本国内では見たことがないこと
4、現地販売価格なので「恐らく安い」という事
だけです。
これだけの情報では「銭失いになるのか?ならないのか?」という確立は「運が良くて50%位」でしょうか?
日本国内の買い物でも同様です。
「何をするものかは分るけれど、出所不明」の物だとこんな感じです。

で、次にすることは「出所の捜索」です。
何をするのかといえば、
1、その部品のメーカーを調べる
2、そのメーカーの評判を調べる
3、その部品の情報を調べる(ここが良い、悪い)
です。

まず、「まともかどうかは別として」そのメーカーが「今もあるのか?ないのか?」ということです。
某国のコピー製品の製造元は突然現れて、突然消えていくことが多いです。
そんなメーカーの作る部品などは信頼出来ません。もしこういうメーカーの物を買えば「銭失い」となるでしょう。「壊れたらそれまで」なのですから。
某オークションなどでいえば「一見さんしか買わない出品者」がこれと同じです。この手の出品者はIDがころころ変わります。
「誤解や逆恨みだけか?」としか思えない評価が付いているのは要注意でしょう。( ̄。 ̄)

評判と言うのは「どれぐらいの実力を持っているのか?」ということです。
「あのメーカーの部品は造りが良い」とか「良く考えて設計されている」とかです。逆に「そのメーカーの部品はすぐに壊れる」などもあります。
ただその場合は、「設定されている範囲を守らなかったのにもかかわらず、メーカーが悪いという人もいる」ので要注意です。( ̄~ ̄;)
まあ、「餅は餅屋」と言いますが「本当に餅屋と呼べるだけの事をしているのか?」という事です。

部品の情報というのは「スペック」です。カタログ情報ですが「細かくなくても要点は正確に知らされているか?」ということです。
買ってみたはいいが「ポン付けできなかった」、「構成部品が足りなかった」、「別に加工しなければいけなかった」とかですね。
これで言えば「付く付かない」という点もそうですが、「これがきちんと機能するまでに、合計で幾ら掛かるのか?」というのが重要です。d(-_☆)
国内でも物によっては「諸費用別」とか「オプションは別」とかいうのと同じです。

終わるはずだったのですが、後1回続きます。

画像は某海外サイトの「取り扱いメーカー」の一覧表です。これらのメーカーは「バイクの完成車メーカー」です。
今回の話の中で言う「アフターパーツメーカー」はさらに「数倍」存在します。
服のメーカーも沢山あるように、バイクのアフターパーツメーカも沢山あるのです。o(°°)o
その中から「良いもの」を見つけるとなると結構大変ですが、少なくとも「まがい物」だけは区別したいところです。(^^;)ゞ

試してみると

2009-10-26 19:10:16 | Weblog
今日も雨です。秋雨というのも寒いもんです・・・{{{{(+_+)}}}} サムッ
ま、明日から晴れるようなので良しとしますか。

世の中には、車もバイクもカスタムパーツというのが溢れています。
当然、値段も安い物もあれば、高い物もあります。
以前に「高級品について」の話をしました。今回は「安物買いの銭失い」にならない為のポイントとでも言いましょうか?

バイクのカスタムパーツに限らず、世の中に出回っているもの多くは「宣伝」されています。
それは、写真などの画像による「見た目」であったり、個人の感覚による「所感」であったり、計測された「データ」であったりと。
多くの場合、それらを参考に「買うか?買わないか?」を判断します。( ̄~ ̄;)

宣伝にも「過大表現」というものは時折見られます。「ホントかよ~」という様なやつですね。
しかし、大体のものは簡単に「過大表現である」と分ります。
例えば「実物を見た」り「試した」り、記載されてあるデータが「あからさまに暈かされていた」り、話す内容に「具体的な根拠がない」などです。

さて、今回はうちの取引先である「DOPPLER」の自慢の商品である「エアフィルター」を試しました。
一般に市販されているエアフィルターで、純正以外のものは殆どが「空気の吸入量を増やす」ための物です。
エンジン内部では、「空気と燃料の混合気」がプラグなどで点火されて爆発し、ピストンやローターを動かして「動力」とします。
空気の量を増やすことによって、より爆発し易くさせるのが狙いです。(^^)

ところが、「空気の量を増やす」と一緒に「吸気音」という「空気を吸い込む音」も増加するのです。
街中で走っている、スクーターなどで「音の五月蝿いもの」は大体これが付いています。
自動車や大型のオートバイなどはそれほどでもないのですが、スクーターなどの単気筒エンジンはマフラーの音よりも、
非常に「耳障りな音質」であるところが悩みの種です。( ̄  ̄;)
ラインナップしているメーカーでも、改善しているところもあれば「レース用部品なので知りません」というところもあります。
何にせよ、手軽にパワーアップできるのですが、「住宅地」に住んでいる方などは特に「近所迷惑」という悩みがあります。
そこまで行かなくても単純に「五月蝿いのは嫌!」というのもあるでしょう・・・

私個人としても売る以上は、どの程度の物かは把握しておきたいので実験しました。

もう一回続きます。

画像は取り付けた「エアフィルター」をばらしたものです。
世に出回っている物多くは、「コーティングされた「ろ紙」に金具と取付け用のゴム」か「茶漉しのような物にスポンジと取付け用のゴム」だけです。
これは、「鉄砲のスコープ模様の金具にスポンジ、メッシュ、本体、取付け用のゴム」で、本体内部にはベンチュリーパイプと呼ばれる物が付いています。
付属として、「自分でさらに改造するため」にもう一本ベンチュリーパイプと「その為の説明書」まで付いています。(・_・;)

昨日のブログにあります「護衛艦の艦内公開」の写真を、うちの店のホームページに幾つか載せています。
宜しければご覧くださいませ。<(__)>

3年に一度のイベント

2009-10-25 12:16:53 | Weblog
数日位前の天気予報では「週末は晴れ」だったみたいなのですが、あいにくの雨です。
大分と肌寒く感じられるようなので、冬物を準備しておくかと思うこの頃です。

昨日は、店を臨時休業にして横須賀、横浜に出かけてきました。
3年に一度の海上自衛隊の観艦式があるからです。
式典のメインは今日ですが、昨日は参加する護衛艦の中に入れるというので行きました。

場所としては、横浜、横須賀、木更津で行なわれまして、せっかくなので「午前中に横須賀、午後に横浜」というルートを計画しました。

午前中に出かけた横須賀は、海上自衛隊の基地があるので施設も大きく、停泊している艦船の数も多く見ごたえがありました。
午後と言っても夕方でしたが横浜のほうは、海上自衛隊最大の「ひゅうが」とイージス艦の「こんごう」とこちらも良かったです。
こちらは普段から人が多い場所ということもあって混んでました。なので時間的に「こんごう」は外からしか見れませんでした。

それにしても、車で行ったのですが駐車場から目的の港まで往復約2kmと約2.6km。(横須賀は3ヶ所の港で行なわれていて内二つを回りました)
横浜もマリンタワー前の駐車場だったので、大桟橋までの往復約2.6kmと、日ごろの運動不足が祟ったようで・・・疲れました。(*_*)
グーグルマップで確認したのですが結構な距離があったのですね。(^^;)ゞ

さて、今回行って思ったのが「とても日本らしい」という事でした。

行かれた方は気づかれたと思いますが、どの船も「ペンキの匂いがした」のです。
私が昔正社員として勤めていた会社と、開店資金を稼ぐために勤めていた3社の自動車工場でも見学者が来る前は「必ず掃除してペンキ塗り」をしました。
「日頃から汚くて、そういう時だけ大掃除する」のと「日頃から綺麗で、さらに綺麗にするためにペンキを塗る」というのでは結果の違いがよく分ります。
前者ではどこかしらでボロが出ますね。( ̄  ̄!)
で、護衛艦は日頃から「海風や潮で汚れて、錆び」、艦内も隊員の方たちが走り回っているので当然汚れてもいるでしょう。
ですが、中は車で例えれば「新車」のように綺麗でした。( °o°)
会社や家庭での「躾」の一環で「日頃から綺麗にしなさい」というのはよく耳にすることですが、「実際に出来ているのか?」というと・・・。

また、隊員の方々も「オドオドした人」を見かけませんでした。
こういうイベントで「日頃から接客をしている人」なら慣れたものかもしれませんが、多くの方はそうでもないようでしたので感心しました。
たまに、何かの見本市とかに行くのですが「この人は本当に営業(広報)の人か?」と思うことが結構あります。ですから余計にそう感じました。

自衛隊は日本を外敵から守る組織です。
もし、その組織を日本人が信頼できないということは大問題と思います。
「信頼を得るためには、まず基本的なところから」という事を改めて感じたしだいです。(^^)b

それ以外でも「日頃見る事のないものを見る」というの新しい発見があるので良いことだと思いますね。
最大級の「ひゅうが」の甲板は「大桟橋の一番高いところと同じぐらいの高さ」とか。ちょっとしたトリビアですな。(-_-)

画像は午前中に行った横須賀に停泊していたイージス艦「あしがら」から見た光景です。隣に「いなづま」、「うらが」、「ぶんご」です。
元々の目的は「戦う船はカッコいい、大きい船はカッコいい」位の子供の時の感覚で行ったのですが、自己啓発セミナー的な効果を得ました。
とりあえず、腹筋と声出しでもはじめましょうかねえ。(^^;)ゞ

シートを張替えてみる

2009-10-19 19:05:29 | Weblog
天気のいい日が続きます。
それがあるのか、うちの店から20Km程離れている所にお住まいの常連さんが朝一で来られました。
それで、うちの店にあった「GILERA RUNNER180」の冷却部品(ラジエターコア)を持っていかれました。
なんでも、それを所有しているDNA50に取り付けて、DNA50に付いてる物をもうひとつの愛車「Kymco SUPER9」に取り付けるとか...

昼過ぎに帰られて、午後5時前過ぎに「作業完了」の報告がありました。
ただ、取り付けた後に「いくつか改良の余地がある」ので「もう少し詰める」そうです。
いやはや「素晴しい情熱」です。(-_-)b

うちの販売車両のシートを替えました。
それまで小粒程度の穴が何箇所かあったのですが、見た目的にも致命的な程に酷くもなかったのでした。とはいえあまり良い物でもありません。
ということで、購入していただいたら予備で「張替え用シート」を差し上げるつもりでした。

今回交換にいたったのは、雨が降った時にその穴から水が沁みこんでいるらしく、メットインを開けてシートを上げたら「水がぽたぽた」落ちてきたからです。
また、シートを止めているタッカー(ホッチキス)が沢山打ってあったのですが、「それらが錆びて汚い」ということもありました。( ̄  ̄!)

張り替え作業で行なうことは
1、シートを車両から外す
2、簡単に清掃
3、元から付いているシートを外す
4、シートベースのウレタンスポンジや台座に破損がないかチェック(あれば修理)
5、清掃
6、張り付け
7、車両に取り付け
という感じです。
塗装と同じで、メインの作業である「張り付け」を行なうまでの予備作業が多いのです。
でも、これらの手を抜くと碌な事がありません。
専門職でもなければ、「やりすぎじゃないの?」という位のところで「好い加減」です。(゜-゜)!

そろえる工具としては、
1、元々付いているタッカーを外すための物。先の細いもしくは薄いマイナスドライバーのような物
2、刺さっているタッカーを引き抜く物。ラジオペンチやプライヤー
3、タッカー
4、タッカーを引き抜いた後のバリを除去する物。カッターナイフとか彫刻刀
これ位あれば最低限の事は足ります。シート屋さんはさらに色々使われるようです。
ただし、ベースや台座を修理するのであれば、それらに使用する物も必要となります。

さて、張り替えるシートの柄や模様が違うと、バイクの外観が大きく変わります。
今回の場合、純正違うところは
1、シートの縫い目に赤いラインが入っている
2、シートの後部に「メーカーの名前が入っている」
というところなので「それほどでもないかも?」というところです。

さてどう変わったのか?

画像がそれです。左が張り替える前。右が張り替えた後です。
わずかな違いですが、感じが少し変化しました。(前向きに考えてスポーティー?)
それにしても、純正のシートを止めていたタッカーが今回使用した倍ぐらい付いてました。
錆びていたのもあって、外すの少々大変でした。(^^;)ゞ


ブレーキの鳴き 2

2009-10-17 14:12:21 | Weblog
今日は曇天です。午後3時ぐらいから雨が降るようです。
これを書いてる時はまだ降ってないですけど、振り出したら即効でバイクを店に入れないと・・・
これが、小さい店舗の泣き所です。(^^;)

前回の続きです。
修理とは「正常な状態に戻す」ことです。
工場出荷時の状態(新車)と比べて、異常のある場所が故障ポイントと考えると分り易いです。
修理の経験があったり、車両や部品の構造を調べれば見えても来ます。( ̄  ̄ )。o0○

さて、巷でよく聞く噂とか、話で

「最近の整備士はまともに修理できないのですぐに「一式交換」する」

というのを聞きます。ただこれには、事実もあり、誤解もありなので説明しますと
誤解である理由
1、修理部品が「一式」(部品のボルトだけとか、ギアだけとかはできない)でしか、メーカーが販売しない場合
2、単体部品は出るが、他の構成部品の劣化状態を考えると「一式交換」したほうが良いと判断した場合
3、部品そのものがメーカーに存在しないので、他の汎用品を使用する場合
4、製造メーカーの設計の問題で、「一式交換が」メーカー指定の場合(大抵はリコール)
5、製造メーカーでも故障原因が特定できない場合(極めてまれな話)
事実である理由
1、整備士の経験不足で、故障箇所がよく分らない場合(問題箇所が特定できないので周辺丸ごと交換)
2、整備士の知識不足で、構造自体がよく分らない場合(問題箇所が特定できないので周辺丸ごと交換)
という感じです。
まあ本来は、自分の手に負えないのなら「恥を忍んででも」出来る店を紹介するか、「出来ない」と言うしかないのです。

最近ネットを見ていますと、沢山の整備士の方が作業の内容などを、写真付きで説明されています。
それらを見ていましたら、中には適当なことを言っている人もいますが、多くは「正しく、理にかなった説明と作業」をされています。
そいう方たちは、信頼できると整備士であると思います。(^^)b
私などは未熟もいいところですけど。(--;)>

こんな話をしたのは、「同様の症状になったら、ブレーキに問題があると言われ一式交換となった」という話を聞いたからです。
直接物を見たわけではないので、上記にある「誤解」か「事実」かは判断できませんが、かなりお怒りのようでした。

話がそれましたが、今回のブレーキの鳴き原因は画像の部位(スプリング)です。
緑の○の部分は、どれだけズレていたかの目安です。
この手の構造のブレーキは、ヨーロッパ製のモペッドでは多く見られます。
ですから現地では、「ああ、これが原因だよ」とすぐに分る程度のことと思います。
作業も大したことはありません。v(≧∇≦)

右が正しい位置です。左はスプリングがブレーキのボディに接触しています。
ブレーキを掛けた際に、その振動がスプリングに伝わります。それがボディに伝わり振動していたようです。
ボディ側にはその接触痕がありました。完全に密着していれば、そうでもなかったのかもしれません。

もちろん、新車では当然音がしません。また、スプリング自体にストッパーは付いていません。
ですから、乗っているうちに徐々にズレていったのでしょう。( ̄  ̄!)

ちなみに、補足しておきますが、これはあくまで「ブレーキ鳴き原因の一例」です。
すべてにがこうだとは限りませんのであしからず。<(_ _)>

ブレーキの鳴き

2009-10-16 15:25:29 | Weblog
最近は天気のいい日が続きます。秋晴れというところでしょうか?
さすがに半袖でバイクに乗るのは難しくなってきましたが、心地よい気温なので気持ちよく運転できますね。(^^)b

先日、トモスのブレーキの鳴きにウンザリしてきたので、修理というか対策を施しました。
「ブレーキの鳴き」というと、ブレーキをかけた際に出る「キーキー」という不愉快な音です。(*_*)
長い間乗っている車両や、ブレーキのパッドやシューの消耗部分などが減ってきた場合とかによく起こります。
ですから、不愉快な音がするのは「ブレーキが減るのが原因」と思われがちです。

しかし、もっと詳しく言えば「ブレーキ部分のどこかが共振」しているのです。( ̄-  ̄ )

昔、コメディなんかでガラスや黒板を爪で引っかくと「嫌~な」音がしました。
あれは「固着すべり」というらしいですが、「ブレーキの鳴き」もおんなじ様な感じの「音」です。(^^;)
周波数でいえば「高周波」側の音です。

「音」とは空気中に伝わる「振動」です。ということは、「振動している元」があるということです。
ちなみに「高周波の振動」というのは、分りやすくいえば「沢山振動している」ということです。

さて「振動」とは呼んで字のごとく「動いている」ことです。
地震などで窓ガラスなどが「カタカタ」いうような感じです。

トモスの場合、ブレーキをかける際に「動く場所」(作動する場所)といえば
「ブレーキレバー」→「ブレーキワイヤー」→「ドラムスプリング」→「ドラムシュー」→「ドラム」→「タイヤ」という順番です。

その中で「沢山振動する場所」と言えば
走っている以上は常に動いている箇所である「タイヤ」、それと同じ動きをしている「ドラム」、それらの動きを止めるために接触する「ドラムシュー」、
ドラムシューに接続している「ドラムスプリング」です。

最も回転して動いているタイヤが原因であった場合「常に何かしらの音がしている」であろうし、音がするのは「ブレーキをかけた時だけ」です。
とこいうことは「ブレーキの鳴き」で最も疑われる場所が、ブレーキパッドやブレーキシュー(ドラムシュー)となるもの、ある意味当然の判断です。( ̄o  ̄)

でも、今回の場合は違いました。
ある意味「トモスらしい」とでも言うところでしょうか?
構造がシンプルなトモスらしく、簡単に直りました。 もう一回続きます。

画像は先日昼寝した「由比ガ浜の駐車場」の光景です。今の時期はウィンドサーフィンをする人が多いですね。上に飛んでるのは「鳶」です。

用途に応じて 2

2009-10-15 12:32:29 | Weblog
昨日は定休日でした。
まあ、そうは言っても定休日にしかできない作業がありますので「実質半休」です。
その合間を狙って、鎌倉方面へ出かけました。(^^)
「八幡宮でも行くか!」というつもりだったのですが、近くまで行ってバイクを止めるところがない(適当なところが)
ということに気づき、そのままいつもの由比ガ浜の駐車場へ・・・(国道134号線 滑川交差点の横)
で、心地の良い日差しを浴びながら、ベンチで30分ほど寝てました。
潮風で海岸の砂が飛んできたらしく、起きたら砂まみれでした・・・。(-_-)

前回の続きです。
まあ、大した話でもないのですが「雨ざらしに強いカバンとは何なのか?」ということですが

それは「軍隊のカバン」です。山岳部隊とか特殊部隊用であればなお良いでしょう。

ご存知の通り軍隊は目的は「進攻であったり、防衛であったり、復興支援であったり」様々ですが、
確実に明確なことは「勝つこと」です。
軍隊のカバンは「その目的のための装備」ですから「丈夫で使い勝手が良い」のです。
さらに、これに手抜きをするなんて許されない話ですから、設計にしても製造にしても厳しい品質管理になります。

ということで、デザインはともかくそれらの事においてはとても信頼がおけると思います。

ただし、昨今「軍物風」とか「ミリタリー風」のデザインの服やカバンが多数存在します。
それらは、あくまで「風」なので本物と同じではありません。よって、「耐久、耐候性」は不明です。( ̄  ̄!)

で、気になる値段はというと「ピンきり」です。
でも、意外と「軍隊放出品」は安く、数千円からあります。中古品だと「¥1000~」でもざらです。(^^)b
昔は、「血とか、銃痕」(本人のものかは分りません)が付いた物も出回っていたらしいですが、現在では余程探さないとそんな物は見つかりません。

画像はイギリス陸軍のカバンです。ガスマスクか何かを入れていた物らしく大きさも4リットルのオイル缶位は入ります。
生地もナイロン系と思いますが「テントや帆布」のように強く、強い防水性もあります。
あとは「自分の好みに合うか、合わないか?」というところでしょうねえ。(^^;)ゞ