モペッドライフ

神奈川県の小さなバイク屋によるトモスやチャオなどのモペッド(自転車バイク)などの話とか。

妥協というほどでも・・

2009-07-30 12:44:44 | Weblog
本格的な夏です。日中は車を運転されてる方も「クーラー嫌い」でなければ、クーラーをがんがんに効かせています。
オートバイは走り出すとそうではありませんけど、渋滞なんかに捉まるとつらいですね。(^^;)

前回の「ノーマルのススメ」の中で

”「カスタム」は「自分の使い方にピッタリ合う」とすごく良いものです。
逆に合わないと「最低か妥協」という事になります。”

と書きました。

そうは言っても「具体的にはどういうこと?」と思われるかもしれません。

例えば、「通勤、通学にも使い、峠やサーキット走行にも使う」という極端な場合です。
(実際に私の知り合いでもこういった使い方をしている人もいます)

通勤、通学も「経路」によるでしょうが、信号で「止まり、進み」の繰り返しです。
峠やサーキットほどに、アクセルの頻繁な「全開、全閉」、ブレーキも「フルブレーキ」を懸ける事もそんなにないでしょう。
また、荷物も背負ったり、ネットなどで止めたり、あるいはハンドルに引っ掛けたりもする場合もあるでしょう。
となると、峠やサーキットなどで「凄い性能を発揮しても、こちらでは乗りにくい」つまりは「この部分で妥協」ということです。

これは、私も実体験はありますねえ。

次は「少しましな妥協」です。
「自分に合うか合わないか?」というのが顕著にわかる話です。
少し前に「某オークション」でトモス用にと「リアサスペンション」を購入しました。
トモス専用ではありませんが「取り付け可能」で、そのサスペンションの「専用車両の重量や排気量も似たようなトコロ」
だったので取り付けました。

良くなった点としては
1、見た目が「良くなった」かもしれません(^^;)
2、コーナリングと言うほどのものではないですが、その際の車体の揺れが「かなり少なく」なった。
3、2の理由から多少の「安心感」が増えた。
というところです。

逆に悪くなった点ですが
1、サスペンションの全長が約3センチほど長いので、場所によってはセンタースタンドを立てても後輪が接地する。
2、1の理由で視界が高くなった。ただこれは、もう一台の愛車の「GILERA RUNNER」も視界が高い車両なので慣れればそうでもないでしょう。
3、1の理由で足つきが悪くなった。これは、地味に効きます。

というところです。
まあ、私の足がもう少し長ければねえ・・・。(-_-)

画像はリアサスペンション装着後です。
スプリングの色が純正の色(通常の鍍金)と違うのと、サスペンションメーカーの名前が「目立つ所に有る」のが強みです。(-_-)b

ノーマルのススメ

2009-07-28 14:45:23 | Weblog
昨日の「降ったり、止んだりの雨」も終わり、今日はその残り的な天気です。
バイク通勤の人はそれにも負けずに「カッパを着て」頑張っています。素晴らしい事です。d(^0^)b

以前に「カスタムのススメ」というのを書きました。
だからといって「ノーマルが悪い」何て事はまったくありません。

ご存知のように「ノーマル状態」つまり「メーカーの市販状態」は「メーカによってカスタムされた状態」(さんざん開発や調整されたという意味で)といっても良いのです。
ただ「日本国内や出荷する国の法律」、「対象とする年代のニーズ」、「実際に乗ってみて扱いやすいかどうか?というバランス」
などさまざまな要因が考慮されています。まあ、商品ですから「コスト」も考慮されています。

また、「乗り手の感覚」は十人十色ですから、「自分だけの調整」とか「自分にあったバランス」、「デザイン」、「乗り心地」
ということになると100%は一致しません。車載工具を使用しての「微調整程度」です。
だからといっても「極端に悪いという風には成らないように」開発されています。(・0・。)

人によっては「カスタムした車両よりも、ノーマルのほうが乗り易いしデザインも好き」という方もいます。
そういうことで「人によりけり」と言えます。

ノーマルの一番メリットとしては「確実性」と思います。
過去に、あるいは現在でもたまに「このバイクのこの部分は外品に交換したほうが良い、壊れにくい」というのが在ります。
今でも個人やお店で「独自に対策を行う」場合もあるでしょう。
とはいえ、大体が国産メーカー製はもちろん、信頼の出来る外国製の物なら早々壊れません。
新車で「出荷状態からおかしい」というのは「ただの不良品」で時間が経過すれば「リコールになる可能性」もあるでしょう。

消耗品さえ「推奨時期の定期交換」をしていれば一年を通してコンディションは「大体同じ位」です。
長い期間「メンテナンスフリー」でも大丈夫というところが最大のポイントと思います。

乗り心地や扱い性はどうか?
「カスタム」は「自分の使い方にピッタリ合う」とすごく良いものです。
逆に合わないと「最低か妥協」という事になります。

そのギャンブル的なところを楽しむというのもアリですね・・・。

ノーマルは「まあ良い」か「悪くない」という所ですが、個人の体系や感覚などによっては
「凄く良い」という時も在ります。
たまに峠などで「ノーマルなのに凄く速い」という人もいます。
そういう人は多くが「腕が良い」という前に「乗り易いから」と言われます。

こんな感じで、「ノーマル」は現実的で確実なメリットが多いと言えるでしょう。

「ノーマルが良い」という人は
1、車両のコンディション(消耗品の定期的な交換や各部の整備)
2、見た目のコンディション(錆び、汚れに対するクリーニングや保管方法)
に力を置けば十年以上も「綺麗で、カッコいいまま、問題なく」乗ることが出来るでしょう。


画像はBMWの「R60」(だと思います)です。1960年代のバイクですがとても綺麗に維持されています。(≧∇≦)ъ ナイス!
デザインも「とてもカッコいい」ですね。
物は違うのですがBMWといえば「大脱走」という映画を思い出します。
それに出来た車両もカッコ良かった。(^―^)

やっと普通の状態に

2009-07-27 12:47:27 | Weblog
これを書いているのは正午あたりなのですが、これから大雨が降るようです。( ̄□ ̄;)ガーン
天気予報と昨夜全然眠れなかったのもあったので、今日は7時半ぐらいに店を開けました。
雨が降ると店の中にバイクを突っ込んでしまうので、作業のスペースがほとんどないのです。なので晴れてるうちに、一通りの修理をしました。
それにしても、この時間帯に通勤している人たちにとっては見慣れない光景だったようで、多くの不思議そうな視線を感じました・・・。

愛車の「GILERA RUNNER」は以前に部品の破損でエンジンが懸からなくなったので部品を待っていました。
たまに、「試乗させてください」という方がいるので動かないと言うのはとても良くありません。
前にブログにあげた「ラチェットギア」の他に、「ドライブフェイス」も同時に破損しました。

今のところ、私の知ってる日本の流通経路ではどこも「欠品中」だったので仕方なく海外から注文しました。
部品が部品なので、今回も欧州の何処に注文です。
とはいえ地球の裏側です。「仕方がなく」というのがそれで「最低1週間以上は時間が懸かる・・・」と多寡をくくっていたら、
なんと通常の半分以下の時間で到着しました。
さすがは世界のFedExです。顧客満足NO.1(だったような)というのも伊達ではありませんね。(^^)b

まあ、「他が遅すぎるのか?」あるいは「たまたま、自分に当たった業者の配送のタイミングが悪かっただけ」なのか...(-_-)。
FedExをよく利用される方にはとっては「当たり前の事」なのかもしれませんね。

で、早速交換しました。
通常の定期交換というのであれば、何の障害もなく「ぱっぱと交換できる」のですが、今回は故障修理です。
ですから、普通は簡単に外れる部品が「引っかかったり」「軽く焼きついていたり」して外すのに時間が懸かりました。
その後は歯車に出来た「バリや欠け」などを除去して、再び部品が取り付け可能な状態にします。これは早く済みました。

一般的な話として、「バイク屋の工賃がいい加減」と言われたりする理由はここにもあります。
故障修理は正確な時間の算定が出せないからです。状況によって「除去して復旧する時間」がまちまちだからです。

ところで、焼きつきという物は厄介な物で、例えば「焼きついた金属同士の隙間にCRCのような潤滑剤を流し、暫らくして軽く叩いたら取れた」
ぐらいなら非常にラッキーです。そうでない場合は何だかんだしないと外れません。
定番な方法としては「ハンマーで叩き出して取る」ことです。
ただし、場所によっては「ハンマーが入らない所」もあります。
そういう時は他の使えそうな工具であったり、焼いたり、冷やしたりしますが最悪は泣く泣く切断するということになる場合もあります。

なので、「どの辺りまでが定期交換部品なのか?」という事がありますが、こうなる前に「長く乗られている方」や「年式がかなり古い車両をお持ちの方」は
ギアや電装品以外に「せめてボルト、ナット類は全部交換する」というのを検討されると良いでしょう。
目安としては「特に破損がなければ5、6年辺り」といった辺りでしょうか。
ちなみに、多くの自動車やオートバイメーカーでは「再利用禁止品」に成っているようです。「少ない期間の使用でも例外なく」ということだそうです。

さて何だかんだと時間が懸かりましたが、とりあえず「正常な状態」に戻りました。(o^-^o)
「故障して乗れないバイク」というのはストレスの元ですね。改めてそう思いました。

画像が交換したドライブフェイスです。
○のところは本来クランクシャフトのスプラインと噛み合うギアがきってありました。それがご覧の通りズル剥けです。
うちの常連さん情報によると「最近、同じようになった同じバイクの部品を雑誌で見た」そうです。
私の「RUNNER」はだいたい10年前の車両のようですから、多くの「同年式RUNNER」はそういう時期なのでしょうか?( ̄~ ̄;)??


海外取引の件で

2009-07-27 03:53:07 | Weblog
前に書いた「架空請求」の件で、通りすがりの者さんからコメントを頂き、返信してまいりました。
改めて自分の書いた内容と、頂いたコメントに対する返信を見ていたら「説明不足の点が多いような気がした」のでちょっと長いですけど簡単に纏めと補足をしておきます。

さすがに言われてもない事を捏造はしてません。
個人名は挙げてませんが出所を挙げていますので訴えられるでしょう。
 
位置関係
(自分)=(A社)契約:部品購入経費込み明細書に項目記載
(A社)=(B社)配送契約(追跡調査先)
(自分)と(B社)契約はしていない。
配送請負業者
(B社)A社より品物を受け取る-(C社)輸出審査-(D社)日本側通関審査-(E社)税関よりここまで配送
他にも配送業者の間に続きがあるのかもしれませんが自分調べた限りではこの4つのようです。いずれとも契約関係はありません。

D社からの請求内容:通関手数料立替分と消費税の二点 
(補足:正しくは通関手数料立替分の明細項目に「通関手数料と消費税」でした)
これまでの経過

1、品物が到着後一ヶ月以上経過してD社から請求書が来る
2、この会社が「何の会社なのか知らないし、A社との契約でも聞いたこともない企業だった」のでA社に聞いてみる
3、A社回答「そんな会社は知らないし、あなたが請求を支払う必要はない」
4、この結果と共にD社に連絡する。
5、「相手先(A社)がどう言ったのか知りたい」との事だったので、A社に問い合わせた内容と返事のメールをそのままD社に転送。
  「とりあえず解かりました」と回答されたが、「A社の言い分が正しい」というのか「現在の状況がわかった」のかは不明。おそらく後者。
6、それから一ヵ月後、(その間に電話などの連絡がなく)「再請求書」が来る
7、D社に問い合わせてみるが「担当の人間が電話対応中」で「込み入っているようなので、数時間してから折り返し懸けなおします」ということだった。
8、電話が懸かって来る前に、「契約書にもない会社で、通関審査時点でも連絡がないのではこの請求自体が正当な物なのかどうかわからない」ので、公的な関係機関に問い合わせてみた。


これまで間接的に海外取引はしたことがあるが、直接行うのは未経験なので(本などで得た法律の知識も「現実には通用しないこと」が多かったので)専門機関に聞くのが一番確実だったと考えました。
「公的機関が払うべきもの」というのであれば、当たり前ですが「自分がどう思おうと」払わなければいけません。人伝いに聞くと有るのかもしれませんが「ゴネ得」というものは経験したことがありません。
税金関係の支払いを本当に忘れていても「キッチリと督促金付きで」請求が来ますし、何を言おうが減額や免除などはありませんでした。かつ笑顔で「支払わなければ罰則があります」と言われたこともあります。
まあ、日本で生きている以上は当然の話でしょう。


また、この時点で別の国からも荷物が届いていていました。その際に品物と一緒に「関税及び通関手数料などの納付書」が来て、その支払いの後品物を引き取っています。


問い合わせた先
東京税関・・・税関HPのリンクから相談窓口というとことろを見つけて連絡する。HPの内容はだいたい読みました。
Q.この業者が通関作業をしたという記録はありますか?
「配送業者によって、まとめて行うのでそれが行われたかどうかの記録は税関にはありません」
Q.今回関税の納付書が来なかったが、取り寄せた物や相手国によっては関税はかからないのか?
「配送業者によっては、どういったルートで輸送を行っているのかはわかりません。第3国を経由したかもしれません」

経済産業省消費者相談室
「商契約ということですから、あなたと契約相手との契約書に「日本国内の送料や課税は別」とかそういった事項が設けられているのならば、あるいは通関審査時に連絡をしてきたのならD社の言い分はわかります。」
「しかし、契約書にないことや事前に連絡がなかったのであれば、契約にはなりません。」
「ですから、契約していない会社からの請求というのは無効です。契約事態がないので債務不履行の以前の話です」
「それにしてもそんな話ははじめて聞きました」

また「海外取引を推進する財団があるので、シロクロの回答は得られないでしょうがアドバイスはしてくれると思います」とのことで
紹介された財団に電話する

輸入した品物、相手国、金額などを聞かれた上で
「個人の通販でも、事前にそういった提示が通常はあるはずです。あまり聞いたことがない話です。」

この時点で「どうもD社の言っていることはおかしいのか?」と思いました。

最後に、これまでに得た回答内容を踏まえて定番の消費者センターに聞いてみました。

「海外取引はあまり扱った事がない。私たちで判断の範囲を超えたら経済産業省に指示を求めるので、そちらがそう言っているのであればそうなのでしょう。」
「相手先に対して苦情を言っておきます」
との事だった。

その後しばらくしてD社より電話が懸かってきた。
内容は「払ってください」とのことなので

今日得た公的機関の回答と、先に送付した契約相手の証言をもとに「おかしいのでは?」と言うと
「外人にはそういった概念はない」「税金だから支払う物」と言った。
何時まで経っても「法的根拠が出てこない」ので、そのうち互いにエキサイトしていき電話を切った。
この際に「何が何でも支払わないのか?」という質問に「契約していない相手、ましてや知らない人間に何の法的根拠も確証もないまま一円でも払うわけにはいかない」と返しました。

「もしD社のこれに法的根拠があれば払わなければいけない」というのは今も思っていることです。
例えば「法律が間違っている」と自分が思っても、この国に住んでいる以上は払うしかないですし、拒否すれば罰則があります。
スーパーでも食品などを買ってお金を支払う際に「契約書は書かない」ですが、法律では「売買契約は成立している」のでお金を払います。と言う感じでしょうか。

土日をはさんで翌週
消費者センターより「相手の言い分通り払ってください」と言われたので「先週の話と違うのでは?」と言うと
「こちらではよく解からない。詳しくは税関に聞いてください。」との事でした。

そこで、横浜税関に電話する。(消費者センターより横浜税関の電話番号を伝えられたので)
実際自分も混乱しかけてきたので、話を一から整理するために基本的なことを聞いてみた。
Q.バイクの部品を別の国からそれぞれ注文した。片方は関税および通関手数料などの納付書が税関から荷物と一緒に届き、もう片方は来ずに「通関手数料立替代の請求書だけが来た」この違いは?
「配送業者との契約がどうなっているのかは解からないが、購入した国はいずれも特に免除対象国ではないので関税は必ず懸かる。払っていなければ密輸です。」
Q.つまり、配送業者との契約しだい?
「その通りです。」
Q.通関手数料の請求書の件だが請求相手は聞いた事もない企業。その企業が手続きしたという記録はあるのか?
「業者はまとめて行うので一つ一つの記録はない」

この他「課税対象に成る物、成らない物」は色々とあるが、「自分が購入した物は全て課税対象」とのこと。
また「直接あなたのところまで配送した業者に聞いてみれば?」という事も言われました。

さらにここでも「あまり聞いたことがない話」と言われました。
通りすがりの者さんの提示されたリンクに
「また、税金とは別に代行手数料を負担することになりますので、業者に確認しておいたほうがよいでしょう。」とありましたが実際にそう言われました。
話を最初に戻しますが、今回の場合その「業者に問い合わせ」を行ったら「払わなくていい、そんな会社は知らない」という事でした。

税関でのまとめ
1、送料が税込みなのかそうでないのかは契約した相手との問題。
2、この業者が税関で私の商品を通関させたという記録はない
3、店まで運んできたE社に聞いてみること

税関の助言を元にE社に聞いてみた。
「当社はあなたのところまでの配送なので、それ以外のことは解かりません」との事でした。
このE社からの送料請求は3ヶ月以上経過した現在も一切ありません。
このE社は日本国内でも大手業者で、これ以外の配送は現在もあります。
(補足:つまりこの業者には「配送料」及び「それに懸かる消費税」は支払われているということです。D社からの請求書にもこの分はありません)

最後に「各所で明確な回答が得られない」ので横浜弁護士会に予約をとって聞いてみました。
弁護士会に予約を入れると必ず相談内容を聞かれます。その内容を弁護士会のほうで判断して、相当の相談担当に予約が入る仕組みです。

これまでの公的機関から聞いたこと、D社から送られてきた請求書とA社の契約書(メールでの契約なのでコピー、D社の請求書にも同封されていた)を見せて見解を聞いた。
「単純に架空請求です」
「まず、これはれきっとした商取引の契約」
「あなたはA社と契約を結んだ。契約書にも送料は明記されている。それ以外に別途何かが懸かるとは書いていない」
「契約相手のA社もD社は知らないし、あなたは払わなくていいと言っている」
「次に契約を結んだA社は配送業者のB社と配送契約を結んでいる」
「これはA社と、A社の選んだ配送業者B社との契約であって、あなたには「配送先の受取人」というだけで含まれない」
「請求先のD社は配送業者の中のどれかの業者との契約ということになる」
「通関手数料立替代と消費税」の請求だが「別途必要と契約書にはないし、契約書にも請求業者のD社の名もない」
ですから「あなたと請求先のD社と契約関係にないので無効」
とのことでした。
後会話の中でブログにも書きましたが
「大体、送料が高かったでしょう?」と言うくだりはこの回答の後です。
法的根拠と、続いて「世間一般で言う常識」という話でした。

ちなみに「経済産業省の「通関時点で連絡が来ればわからなくもない」というのは少し違う」
「最終的に裁判などになった際には、契約書に「ある」か「ない」が問題なので「ない以上は全て無効」というのが現実です」
「よく話しに出るオレオレ詐欺や、出会い系サイトなどの架空請求とは違って聞いたことのない話ですね」
とも言われました。

というのが流れです。

今でも解からないことがあれば、これらの機関のHPを見たり、メールや電話で問い合わせたりしています。

海外取引や通販はとくに最近始まったわけでもなく数十年以上も前からあるもので「れっきとした商取引」です。
私ぐらいでは「雀の涙」でしょうが人や企業によっては「億以上の金額」が動きます。
ですから法的に「契約に明記されているのかないのか?」というのが判断の根拠です。後で「揉める元」ですから。
だから「知らない」とか「暗黙の了解」などは通じないということのようです。


今回ここまでに至ったのは、
1、過去に「自分では詐欺」と思ったが法的には「問題ない」ということがあった。結構大損です。
このときも弁護士相談に行きましたら「残念ですが、あなたが納得するしかない」と言うことでした。
こう言われた時に「怒りが顔に出ていた」ようで、「私以外の弁護士なら違う回答をするかもしれません」と言われました。
実際に「何件か聞いたことがある」のですが結果は同じでした。「むかつくけれども仕方がない事」というのを思い知った瞬間です。

2、単純に「知らない人にはお金を払わない」というところです。架空請求詐欺やオレオレ詐欺が現実にあるので。

3、今後注文するたびに予算を組みなおさなければいけないし、回数がや量が多ければその額も増えます。

4、問い合わせた先の回答とD社の見解が違いすぎる。

以上の理由から知る必要があったのです。

また、私が「この業者が通関手続きを本当に行ったのか?」という事を繰り返したずねたのは、「出会い系サイトなどの架空請求詐欺」が頭に引っかかったからです。
何せ聞いた事もない会社だったので、当初は「この会社も架空業者か?」と錯覚しました。実際にこれは「ただの考えすぎ」でした。

現在でも「D社に法的根拠があれば払うつもり」です。というか現実に自分がどう思おうが払うしかないのです。
中盤にも書きましたが、公的機関はゴネ得を「巷のうわさで聞くほど」許しません。その点はさっぱりしたものですから。

(補足:配送請け負い業者で、相手国側のB、C社及び日本側のE社には料金が支払われ、特に日本側のE社は当たり前の話ですが「税込み」です。
到着時にも別途請求の話もなく、この件があってから電話問い合わせをしても「ない」と言われています。
つまり、D社の言い分が正しければ「D社だけなぜか支払われていない」ということです。
となれば、本来D社が請求する先は「D社が契約をしている何れかの企業」なのです。
また税関から言われた課税の話の中で、今回の関税額は「おおよそでもD社の請求額より多いはず」なので、これは「通関時の手数料分だけということでほぼ間違いない」そうです。
つまり悪く考えれば「二重取り」が想定されるのです)

カスタムのススメ

2009-07-24 17:38:24 | Weblog
今日は雨です。店の前の道では、時折降る集中豪雨に(自転車に乗っている人が)悲惨なことになっている人を見かけます。

先日、ドイツから注文した部品と、一緒に頼んだ現地の雑誌が届きました。ヘ(*^0^*)ノ
雑誌の内容としては主に「カスタム」で、最新のスクーターばかりかと思えば意外と90年代の物が多く、
中には「ランブレッタ」や「1975年製のPIAGGO CIAO」などがありました。

ヨーロッパでは日本と違って「スクーターは財産」と考える傾向が多くあるようです。
ですから、海外で販売されている中古車は走行距離が「6~7万km」走っているものはザラに在ります。

日本で販売されている50ccスクーターは距離計が「4桁表示」つまり千km単位までの物が多く見られますが、
ヨーロッパ製の車両や、日本メーカーのヨーロッパで販売されている車両は「5桁もしくは6桁表示」です。

以前にイタリアのマラグーティというメーカーの社長が
「長く乗るからこそ色褪せないデザインにする」
ということを雑誌で語っていました。( ̄0 ̄)
そういうところからして現地では「整備して長く乗る」のが普通のようです。

国産のスクーターでも大事に乗って、整備も欠かさなければ十年以上乗ることも可能です。
愛着が「あるかどうかの差」なのでしょうか?( ̄~ ̄;)??

さて、件の雑誌の中身を見ていますと大体がカスタムショップのデモ車です。
当然、そのショップが販売しているパーツがふんだんに取り付けられています。
ヨーロッパと日本は距離が離れているためか「互いのセンスが違う」所が多いです。
日本人の感覚からすれば「強烈」とか「情熱的」とかあるいは「やりすぎ」と感じるかもしれません。(^^;)

そういう事があるので、海外のデモ車と同じようにすれば、見た目もそうですが「乗り心地」も大きく変わるのでとても面白いでしょう。

日本の雑誌でも「モトチャンプ」などを見ていると楽しくなりますね。

パーツの中には「無加工でポン付け出来る物」もあれば「一部あるいは大掛りに加工」が必要な物もあります。
大掛りな加工といっても、フレームの色を塗ったり、鍍金をかけなければ「大層なこと」と考える必要はありません。

例えば、自動車の「ロールバー」という部品を取り付ける際には、とても大掛りなことになります。その代わりにその効果が大きく体感できます。
ですから、その手間や費用と比べれば「エンジンを下ろす」、「溶接してサブフレームを取り付ける」などは、別段大したことではありません。

バイクやスクーターを「消耗品」として考える人にとっては、「整備すら嫌な行為」ですからカスタムなどは楽しくもないでしょう。
逆に「財産や趣味」と考える人にとっては「楽しみの範疇」なので気持ちに負担もなく、「あとは財布と相談」となります。

まあ、やりだすと1千万円以上は平気で超える車のカスタムに比べれば「なんとも手軽で気楽に行える」ものですよ。v(≧∇≦)v

画像は件の雑誌です。ドイツの「Stage6」というブランドのカスタム車両です。
横のがノーマルの車両です。ヤマハの「AEROX」というスクーターで、ヨーロッパで販売されています。
日本でもこれぐらい気合を入れたスクーターを販売してもらいたいと思う今日この頃です。(*人*) オネガイ


突然の・・・

2009-07-23 12:25:47 | Weblog
梅雨明けはしているらしい(?)ですがここ、二、三日はその名残のような天候です。
夏らしく「カラっ」と晴れてもらいたいですね(^^;)

前に金属疲労の話をちょこっと書きました。
本日は第二段的なものです。

私の乗っている「GILERA RUNNER」は元は不動車で「部品取り扱い」の物でした。
ですから、走行距離も怪しくメーター通りかどうかは分かりません。

そんなバイクでも、整備して故障しているところを直せば普通に走ります。
まあ、このバイクは「それだけの価値」があります。(-_-)b

さて先日これで走っていたら、突然「おかしな音」と共にスローダウンしました。
走行中に止まるというのは、どういった状況にせよ「非常に焦る」ものです。(°°;))。。
そういった状況の経験を積んでいれば「そうでもない」かもしれません。
でも、そんな経験は積まないに越したことはありませんが・・・

早速バイクを道路の端に寄せて点検します。
そうすると・・・
1、エンジンは懸かるが進まない
2、バタバタと異音がする(クランクケースの方から)
3、ブレーキはロックしていない
4、ガソリン、オイル、水温は正常

の点から、一番多い症状である「駆動ベルトが切れた」と考えました。
さすがに交換用のベルトはバイクに載せてません。

とはいえ、止まった場所は店からも遠く、近くに電車の駅もなければ、バスもありません。(あるけど一時間に一本で数分前に出たところ)
しかも、「買出しの途中」だったので、仕方なくタクシーを呼んで店まで帰り、すぐに車で引き上げに行きました。

こういう時に限って「強いにわか雨」が突然振ったり(バイクが止まった周辺だけ)、お昼ご飯に食べようとしていた
ハンバーガーなどが(止まる前に数分前に買った)店に帰る頃には「すっかり湿った」りと踏んだり蹴ったりでした。(T_T)
漫画のように「何で・・・俺・・・何か悪い事とした?」などとすら思いもしました。

何とかバイクを引き上げて店に帰り、早速クランクカバーを外しました。
そうしたら・・・

画像は今回の原因です。右が新品です。

「キックラチェットギア」という部品です。エンジンをキックで懸ける際にキックペダルのギアが「引っかかる」部分です。
最初に「金属疲労」と書いたのは、この部品は「ドライブフェイス」と呼ばれるギアと「一緒にボルト止めされる部品」です。
ですから、「ウェイトローラーのセッティング」をはじめとする駆動系のカスタムや調整を頻繁に行うと、その都度付けたり外したりします。
こういった金属破壊は表面上「一撃」と思われがちですか、内部では結構疲労しています。
見た目的に錆びたり、亀裂が入ったりしないので「X線」でも当てない限りは分かりません。

原因として考えられるのは
1、その蓄積による金属疲労
2、気が付かないうちに締め付けが「オーバートルクに成っている可能性」
3、本来ワッシャーやシムが付いているのに、付けるのを忘れていた
などです。

おそらくは1の原因と思われます。2はこの辺りの部品締め付けは「トルクレンチ」使用の範囲なので、オーバートルクはありえないのです。
この部分の適正締め付けトルクは75~80Nmです。
ただ、このバイクがはじめて私の元に来た際、各部の締め付けがやたらときつかったのであるいは・・・。
3は・・・ないですね。毎回サービスマニュアルで「部品構成」を再チェックしますので。自動車製造ライン時代の癖といいますか。(≧∇≦)b 取り付けヨシ!
実際、外した際には欠品している部品はありませんでした。

ちなみに、スローダウン時にあった「バタバタという異音」とは「駆動ベルトがケース内の側壁を打つ音」です。
駆動ベルトが切れても同様の音がします。
エンジンを焼いたときの音とは「明らかに違う」ので、すぐに判断できます。



タイヤ交換の目安

2009-07-19 15:02:53 | Weblog
私の場合、毎年夏になると急激に痩せます。(。-_-。)
単純に食欲が減退するからです。味の濃い物とかならそうでもないんですけど。
食生活を正しく管理してくれる人がいれば...と思う今日この頃です。(^^;)ゞ

オートバイや車のタイヤは時期が来れば交換です。

「では、その時期ってっ?」といえば人それぞれと言えます。
ただ、「昨今誤った情報が広がりすぎているのでは?」と思うことがあります。

タイヤ交換の目安として「スリップサイン」があります。
これが出たら交換はもちろん、そのまま使用するのは法的(道路運送車両法)にも違反です。
これが「明確な基準」です。( ̄-  ̄ )

ただ、それ以外に安全性という面で言えば「よく空気が抜ける」とか「タイヤの溝が極端に片減りしている」とか
「スリップサインは出ていないが、真ん中の溝がなくなった」というのも目安です。

はっきり言えば「これにらに該当しないもの」は無理に交換する必要はないといえます。

例えば「屋外に止めている車両」や「かなり年数が経過したタイヤ」で一般に「オゾンクラック」と
呼ばれるヒビ割れ」が出たとします。

それが原因で上記の問題点に該当するのならば交換するべきです。

でもそうでなければ、やはり取り立てて交換する必要はありません。

私の所有している自動車のタイヤは実に「十数年交換していません」。
オゾンクラックは出ていますが、大きな空気抜けはありません。スリップサインも出ていません。
(一部情報ではタイヤには「多少の自浄作用がある」らしいです)
車検はいつも検査ラインに自分で持って行きますが「普通にパス」します。

長距離を走っても、高速道路を走っても、峠道のようなところを走ってもスリップしませんし、普通にグリップします。

特に私は車やバイクの運転がうまいとは思いません。
しいて言えば基本的な「カーブの前は十分に減速する」「極端な急ブレーキ急ハンドルをしない」
というのを守っているに過ぎません。

レース用のタイヤでなければ、早々滑らないのです。
これは、知り合いの車やバイクのレーサーも同じ事を言います。

峠などで滑って、それをタイヤの責任にする人は大体が、
1、タイヤの溝が無くなっても走る
2、単にオーバースピードと走行ラインを間違えている
3、空気圧が適正ではない
4、路面をよく見ていない
というのが本当の原因です。

さて、こうは言ったものの「早期交換自体が悪い」ことは全くありません。
タイヤが新しいと「単純にカッコいい」し「安心感」というものは絶大であります。
むしろ効果としてこれが一番大きいでしょう(o^-^o)

最初に「人それぞれ」と言ったのもそういった事だからです。

ただ、「誤診」や「根拠の無い情報」によって「換える必要でもないものを換えるのはお金の無駄」と言えるでしょう。

画像は件の「十数年使用している、うちの車のタイヤ」です。当時「一番価格の安いタイヤ」ということで「オーツタイヤ」(ファルケンで有名)にしました。
それでも、この耐久性です。(°д°;;) さすがは「made in Japan」です。

金属疲労

2009-07-18 17:12:38 | Weblog
相変わらず暑いです。(;´д`)ゞあちぃ~

ラジオからは海の家の話題や各地で開催中のサマーフェスタの話題で持ちきりです。
久々に泳ぎたいですね・・・。

そして夏休みだからか、連日夜中は暴走族が数十台で走りまわっています。
例によって、何時もと変わらず神奈川県警は何もしません。
それでいて、「毎年減少しています」と平然と言ってのける始末です。実際には台数は増えてますけど・・・

まあ、良くも悪くも「夏」ということですね(^^;)。

先日、うちのトモスのスロットルホルダーがお亡くなりになりました(*_*)。
この部品は、材質がアルミでして、いわゆる「鋳物」です。

「鋳物」とは簡単に言えば
溶鉱炉などで溶けて流体(液体)状になった金属などを、型に流し込んで急速に冷却して「形」にしたモノです。

世の中に大量に出回っている自動車の金属部品は大体がこれです。

モノによっては、これにさらに加工を行うものもあります。
エンジンブロックなどの精度の必要な部品や、蒸気タービンなどのように過酷な使用に耐えうる強度が必要な物です。

まあ、スロットルホルダーぐらいの「特に耐久性が必要ではない部品」はそこまでの加工はしないのでしょう・・・

今回、壊れた原因というのは単純に「金属疲労」です。
スロットルホルダーに限らず、オートバイの部品で特に「ハンドル部分に取り付けられる部品」の多くは「ハンドルに対して締め付けて固定する物」です。
ですから、部品が固定されている際には「常時、負荷が懸かっている」のです。( ̄~ ̄;)

これは、この手の部品だけでなく「圧着」されている物は全て同じです。

といはいえ、簡単に壊れてはいけない物ですから「ある程度の耐久力」はあります。

「だったら、なぜ壊れたの?」ということなのですが、
理由は
1、整備やカスタムなどで、外したり、着けたりを頻繁にしていた
2、素材であるアルミの強度が弱い
3、素材その物の経時劣化
ということです。

これ以外に、転倒などで外部から大きな力が加わっても起きます。

1の場合、圧着面が磨り減ってくると固定ボルトを規定トルクよりも多めに締めないと部品が固定されません。
そうすると素材には「より多くの負荷」が加わるので普通に起きる原因です。

2に関しては「鉄に比べると」ということですが、年式がかなり古い車両なので当時の製造技術としては仕方ないのかもしれません。

3に関しては言うまでもありません。「世の金属は、「極めて特殊な合金以外は」すべからく錆びます」

画像は件の部品です。落下防止のためにインシュロックと接着剤で止めていますが、まったくの気休めで「かろうじて運転できる」状態です。
アクセル操作するたびに、ブレーキやミラーも一緒に上下するのです。「(≧ロ≦)
安全のためにも、こうなった場合は速やかに交換しましょう。
私?部品の入荷待ちです。(@^^)ゞ

病は早めに治す

2009-07-16 12:11:43 | Weblog
すっかり夏です(^_^ A

昨日の休みに、例によって海岸通を走っていましたら、やたらと体に何か当たるのです。
何かというと・・・海風に飛ばされた、砂浜の砂?っぽいです。( ̄  ̄!)半袖だったので少し痛かった・・・

日ごろから「最近のスクーターは早々壊れない!」と明言しています。
「では、壊れる原因って何なの?」
と思う人も多いでしょう。

故障の最も多い原因は「放置」です。「野ざらし」という意味ではありません。
「調子が悪いと気付いてながら修理しない。その結果悪化して他まで壊れる。」というパターンです。

人間や動物と違い、機械は「自然治癒」などはしません。
風邪を引いたら人によっては「気合で治す」人もいます。でも、機械は気合で直りません。

ですから、快適な自動車やバイクライフを行いたいのであれば「日ごろのメンテナンスは当然の行為」です。(-_-)b
ツーリング最中に壊れた、通勤途中に壊れたという事になった日には「人生最悪の日」と思うぐらい碌な事ではないでしょう(>_<)。

次に多い原因は「部品の付け間違え」「締め忘れ」「付け忘れ」です。
メーカーは車両の設計を終えると、走行試験、耐久試験などを行います。製造を終え出荷の前にも走行試験や防水試験を行います。
怪しい企業でなければ、よほどの設計ミス(構造的な)はあんまりありませが、それでもリコールになるものもあります。
ですが、それにしても製造上の問題であることが多いです。
「取り付け部品の締め付けが足りなかった」とか「部品耐久の想定範囲を超えた使い方をした結果壊れた」とかですね。

さて、この原因は工場出荷の後にもありえる話です。
例えば「修理を頼んだメカニックが未熟だった」とか「自分で整備したが自分が未熟だった」です。(_ _,)/~~

で、今回久々にこの手の修理を行いました。

症状としては「エンジンを懸けると駆動輪が回りっ放し」でした。
この症状だけでも要因は何パターンかあります。
ですから、基本的なところからチェックしていきます。そうしたら・・・

画像は原因のそれです。

原因はなんと・・・「クラッチシューを止めるスプリング(通常は3個付いていてある)がない」でした。(-_-;)
このスプリングは、ありていに言えば「クラッチが開くの抑えている」物です。
スプリングの強さを変化させることによって「エンジンの回転が駆動輪に伝わるタイミング」を調整します。
ですから、「加速を変化させる簡単なカスタム」を行う部品でもあります。
クランクケース内部に「破片もなく」、「三つ共にない」という状況であることから、
単純に「付け忘れ」という事が解かります。「なぜ付け忘れたのか?」は解かりませんけど・・・

スプリングがないと当然「クラッチは開きっ放し」、つまりは「駆動輪と繋がりっ放し」なので停止してもブレーキを放すと進みだすのです。
問題なのは、例えば交差点の信号などで停止してもエンジンは懸かっています。それをブレーキで「回ろうとしている」のを無理やり止めて
いるわけですから、エンジン自体に余計な負荷が懸かりまったく良くありません。

クラッチのシューは見事に削り取られ、ベルの接地面も同様に削り取られています。
こうなるとベルも交換しないといけません。

これが、「部品のつけ忘れ」と「調子が悪いと気付いてながら修理しない。その結果悪化して他まで壊れる。」という典型的なパターンです。
修理費用も早期であれば「スプリング代」だけでしたが、クラッチシュー代(車両によってはクラッチASSY丸々交換)とベル代も必要となり、
金額も「非常に高く、痛い額面」になるのです(T_T)。

そいうわけで「おやっ!?」っと思ったら早めに検査や修理を行う方が良いでしょう。(^^)ノ