東京 新宿 バイク修理 「探求」 ガレージUCGブログ
日々GARAGE-UCGで如何なる修理や探求が行われ、どんなガレージライフを過ごしているのだろうか?
 



一年~二年振りにガレージに顔を出して下さったyamaha SR400&オーナーK君。
以前はまだ学生さんで、ホンダNSR250にも乗っていて、当時はそのマシンもメンテナンスをガレージUCGで行っておりました。残念な事に、転勤で地方に行く事になってしまい、そんなこんなで現在はこのSR400一筋。

しばら~くぶりに、ひょっこりガレージに顔を出して下さり、話を聞けば、また別の場所に転勤との事。うーん、社会は厳しい~という訳で、なんとかガレージに入庫させた物の、引っ越しの期日もある為、プランをしっかり立てて、急ピッチで作業着手。実は修理依頼で納期が限定される条件付き作業の場合、部品の入荷がポイントになる場合が大半です。

特にガレージUCGの場合、何故か???巷では見ないような車輛が多く、というかそういう車種ばかり??部品をいろいろと調べるのだけでも大変なのに、部品の納品に時間が掛かったり、バックオーダーだったりする事が非常に多いのです。それにもまして古い車輛は実際に作業に着手しても、実作業時間がマニュアルに記載されている時間通りに進むはずもなく・・・

さてそんな余談はさておき、この車輛はキャブレターをケイヒンCRキャブレターに変更したとの事。
ところが、別のお店で装着してもらった物の、セッティングは出荷時のままで、どこぞのスタッフからは、出荷時のセッティングでも問題ないですよと言われ(←適当な事言ってるんじゃないよ!!)、うーん、こんなもんなのか・・・というストレスを抱えたままオーナーは乗っておりました。

そういうケースは本当に残念です。せっかくスペシャルなパーツを装着しても、その性能を引き出せなかったら、意味がないんだよ。それならばむしろノーマルキャブを装着しておいた方が、余程マシなのだよ。機能する以上は、プラモデル感覚で飾って終わりという訳にはいかないのである。

CRキャブレターはUCG自身も愛して止まないキャブの一つです。
という事で、オーナーと、一緒に性能が発揮されていない事に悲しみ心を共有しながら、セッティング依頼を受けました。

なるほど、大方の現在の状況はわかりました。
それらをもとに、大体のイメージをしながらリセッティング&試運転を繰り返してみれば、おお、いいねぇ、かなり調子が良い感じ。

きっとこれならストレスなく、楽しくは走れて喜んでもらえるだろうな~という想像をしつつ、季節的な事も含めて少しセッティングに幅を持たせればキャブレターセッティングは完成。キャブのジェット類等のセッティンッグパーツも豊富に用意してあるので迅速に対応出来ます。(←キャブレターの種類によって対応状況は変わります。)

あとは車体周りのいくつかの修理&メンテナンスをして、無事に引っ越し前日に納車に至りました~目出度し目出度し。

K君、再び地方へ行っても、また何ヶ月、何年後かに?再会出来る事を楽しみにしているよ!!お元気で~

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