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東京 新宿 バイク修理 「探求」 ガレージUCGブログ

日々GARAGE-UCGで如何なる修理や探求が行われ、どんなガレージライフを過ごしているのだろうか?

小さな破損が大きな破損をもたらす例 T-MAXのエンジン故障

2007年03月01日 | ガレージUCG探求作業
写真にある細いスプリングの(おそらくは水の浸入によるサビが原因の)折損が、やがて時間をおいてエンジンの破損、この場合はすべてのバルブがピストンと衝突して曲がってしまうというトラブルをもたらした。



たった0.5ミリほどの太さのコイルスプリングが折れて張力がなくなったためカムチェーンテンショナーが正常に機能せず、そのまま走行しているとやがてカムチェーンがゆるみ、カムスプロケットのところで歯飛びしてカムタイミングが狂い、ピストンとバルブが衝突してしまいエンジン停止。そういう経過であったことがわかる。



この車両のカムチェーンテンショナーはオートなため、ふだん取り外したり調整したりすることはそもそも考えられていない場所に設置されている。もちろんその内部が正常に機能しているかどうかなど、車載状態では調べようがない。そういう箇所は壊れてはいけない作りのはずだ。だが壊れることがある。これは設計が悪いのか、それともたまたまオーナーの運が悪かったのか?

電気系統の修理

2005年11月28日 | ガレージUCG探求作業
ベーツライトを装着した時の一番の悩みはグチャグチャした配線をいかにスッキリさせるか・・・
その配線の量に恐れる事無く、スッキリとした形へとモディファイさせていきました。

同時に充電系統のトラブルも、しっかり直してあります。

その後、一年以上経った現在(2007年2月)も電気系のトラブルは出ていないとオーナーの方よりご報告頂き嬉しい限りです。

類は友を呼ぶ(NSR250 MC16 87年式)

2005年11月23日 | ガレージUCG探求作業
こんな偶然がある物なのだろうか??
NSR250初期型(MC16 87年式)が偶然にもガレージでばったりと出くわしました、しかも同じカラー、ですが二台とも何十年振りかの再会に、少し恥ずかしがっています。
うち一台は、何年もの不動状態から、重作業を経て、無事に旅立って行きました。長きに渡って君臨し続けたNSRも街中では本当に見なくなったなぁ。もう一台は、まだセットアップに時間が掛かりそうです。生産されなくなって久しい2ストロークマシン、実はガレージに入庫する割合が非常に高いのも事実。(一部からは2ストロークメインガレージという噂も・・・うへぇ)