「 ある同じ商品をA社、B社、C社の3社から仕入れます。B社はA社より仕入れ値が20%安かったので、B社からはA社より20%多く商品を仕入れました。このとき、A、B2社から仕入れ値の総額を計算した結果、商品1個あたりの仕入れ値の平均が490円になりました。
(1)B社の商品1個あたりの仕入れ値はいくらですか。
(2)C社はB社より仕入れ値が30%高くなっています。3社の商品1個当たりの仕入れ値の平均がA社の仕入れ値をこえないようにするとき、C社からはA社から仕入れた量の最大何倍の商品を仕入れることができますか。」2024
(1)B社の商品1個あたりの仕入れ値はいくらですか。
(2)C社はB社より仕入れ値が30%高くなっています。3社の商品1個当たりの仕入れ値の平均がA社の仕入れ値をこえないようにするとき、C社からはA社から仕入れた量の最大何倍の商品を仕入れることができますか。」2024
パッと見て、機械的に方程式で解いてしまうことが良さげ
(1)A社から仕入れた個数を a 個、値段を A円とし、B社から仕入れた個数を b 個、値段を B円とする。
①b=1.2a
②B=0.8A
490 ×( a + b )= A a + Bb
490 ×( a +1.2a )= A a +1.2 B a
490 × 2.2a = A a +1.2 B a
1078 a = A a +1.2 B a ここで、全項から a を消去できる
1078 = A +1.2 B ここで、②を代入すると、
1078 = A +0.96A
1078 = 1.96A
A=550
B(価格)は、Aより20%安いので、550 × 0.8となり、440円(答え)
(2)
A社からの仕入れ値は、550円、個数は a 個。
B社からの仕入れ値は、440円、個数は b 個。
C社からの仕入れ値は、572円(440円 × 1.3)、個数は c個。
とすると、
問題に答えるのに、
550a +440b +572c ≦ 550 ×( a +b+c)
が成り立つ
b=1.2a なので、これを代入すると、
550a +528a +572c ≦ 550 a +660a +550c
1078a+572c ≦ 1210a +550c
22c ≦ 132a
c ≦ 6a
つまり、C社からはA社の最大6倍量の商品を仕入れることが可能(答え)
方程式で解くと、何の実感も湧かんわ(苦笑)