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Day by Day

明日は晴れるかな

開成7

2025年03月05日 | 開成
「 容器Aには濃度1.62%の食塩水が600グラム、容器Bには濃度のわからない食塩水が400グラム入っています。Aの食塩水のうちNグラムをBに移してよくかきまぜたのち、同じNグラムをAにもどしました。さらにまた同じことをくり返したところ、A、Bの食塩水の濃度は順に1.88%と2.04%になりました。最初のBの食塩水の濃度を求めなさい。 」  2018


整理しよか

容器A: 濃度1.62%の食塩水600g ⇒ 食塩の量は9.72g
A から NgをBに移した
B からNgをAに戻した
A から NgをBに移した
B からNgをAに戻した
結局、Aの濃度は1.88%、Bの濃度は2.04%になった

ということやな

AからNg出してNg戻す、またNg出してNg戻すということはAの量は600gから変わらず。
んで、Aの濃度は1.88%になったということは、Aの食塩量は、11.28g。当初は9.72gだったので、1.56g増えた。この量は B から減った食塩の量でもある。
最終的に、B の濃度は2.04%なので、400gのBの食塩量は8.16g。
これに、1.56gの食塩量を加えると、当初のBの食塩量となり、9.72gとなろう。Bは400gなので、食塩9.72gわることの食塩水400gが濃度となり、2.43%(答え)


灘106 と似てる。1.62% が、1.62gな。灘の出題が2025年なので、開成に対して「みてますよ。出題傾向を研究してます」ということになろう。トモダチ作戦な(笑)

灘って地名なんですよ。神戸市灘区といって、酒造のマチとして有名。西宮から三宮にかけてはホント垢ぬけたエリア。六甲は比較的近所だが坂道がキツイ💦 西宮の甲陽では夙川で単線に乗り換えることが面倒w

開成6

2025年03月05日 | 開成
「 2021年2月1日は月曜日です。現在の暦のルールが続いたとき、2121年2月1日は何曜日ですか。
 ただし、現在の暦において、一年が366日となるうるう年は、

 ・4の倍数であるが100の倍数でない年は、うるう年である
 ・100の倍数であるが400の倍数でない年は、うるう年ではない
 ・400の倍数である年は、うるう年である

であり、うるう年ではない年は一年を365日とする、というルールになっています。 」 2021


コレハ、オイシソウw

2021年から2121年までパッとみて、、

うるう年って、4年に1回でしょう。とすると、100年わることの4年は、25や。

ところが、「4の倍数であるが100の倍数でない年は、うるう年である」ということは、つまり「4の倍数であるが100の倍数でもある年は、うるう年でない」ということになり、2100年のみうるう年でない。

とすると、その間のうるう年の回数は24回。

その100年いうたら、36500日たすことの24日で36524日や。

36524日わることの7日は、36519(5217週間)あまることの5。2021年2月1日は月曜日だったらしく、月曜始まりの5217週間後は月曜日、さらにそこから5日後は土曜日。つまり、2121年2月1日は土曜日や(答え)

うるう年のルールについてよく知りませんでしたわ。勉強になりました。ごちそうさん。

開成5

2025年03月03日 | 開成
「 川の上流のA町と下流のB町の間を船が往復します。A町からB町までは42分かかり、B町からA町までは1時間52分かかります。船の静水での速さは川の流れる速さの何倍か答えなさい。船の静水での速さと、川の流れる速さはそれぞれ一定とします。」 2018


A から B へは42分
B から A へは1時間52分(112分)

舟の速度に川の流速をたすと、112
舟の速度から川の流速をひくと、42

A から B、B から A への速さの比は、112:42となり、8:3 や。

ここで、船の速度を X、川の流速を Y とするか。

( X + Y ) : ( X ー Y )= 8 : 3
8X ー 8Y = 3X +3Y
5X =11Y

船の静水での速さは川の流れる速さの11/5倍(答え)


さすが、なかなか良い問題ですな

開成4

2025年03月03日 | 開成
「 百の位で四捨五入すると3000になる整数から、十の位で四捨五入すると600になる整数を引き算します。この差が一番大きくなるときの答えを求めなさい。」2022


おっ!開成か。おいしそうやな。

ではでは~

百の位で四捨五入すると3000になる最大の整数は、3499。
十の位で四捨五入すると600になる最小の整数は、550。

この2つの整数の差が一番大きいにちがうまい。
したがって、3499ひくことの550は、2949(答え)


ちょっと開成にも取り組んでみるか

開成3

2023年12月23日 | 開成
「 日本にあるJ商店では、アメリカにあるA牧場から毎月肉を一定量輸入して日本国内で売っています。J商店はA牧場に、肉の値段(肉の対価)と輸送費の合計(以下、この合計のことを「仕入れ費」ということにします。)を毎月支払っています。この支払いはすべてアメリカの通貨単位であるドルで行うので、日本円を用意しているJ商店の利益はドルの円に対する価値に左右されます。また、肉の値段は毎月ドルでは一定ですが、輸送費は原油価格の変動によりドルでも変動することがあります。
先月は1ドルは100円でした。先月は、仕入れ費の5割の利益を見込んで定価をつけて肉を完売しました。
今月は1ドルが90円になったので、原油高のため(ドルでの)輸送費が先月の2倍になったにもかかわらず、(円での)仕入れ費は先月の93.6%ですみました。このため、円高還元セールとして先月の定価の3%引きの値段を肉につけましたが、完売したところ、利益は先月より95万円多くなりました。
 
このとき、次の問いに答えなさい。
(1)先月の仕入れにおいて、肉の値段は輸送費の何倍でしたか。
(2)毎月支払っている肉の値段は何ドルですか。」 2009


よっしゃ

設問内容を簡単に整理すると、
まず、肉の仕入れ量は毎月一定な。支払いはドル建て、原油価格の変動はあり。
そして、
① 先月は1ドルが100円だった。仕入れ費の5割の利益を見込んで定価をつけて肉を完売した。
② 今月は1ドルが90円になったので、原油高のため輸送費が先月の2倍になったにもかかわらず、仕入れ費は先月の93.6%で済んだ。
③ このため、円高還元セールとして先月①の定価の3%引きの値段を肉につけて完売した。利益は先月①より95万円多くなった。

(1)先月の肉の仕入れ費をX円、輸送費をY円としてみるか。
とすると、
先月の仕入れ費は、X + Y 
今月の仕入れ費は、0.9 X  +  1.8Y
今月の仕入れ費は先月の仕入れ費の93.6%ということなので、
( X  +  Y )×  0.936 = 0.9 X   +  1.8Y が成り立ち、
0.036X  = 0.864Y 
X=24Y 
先月の仕入れにおいて、肉の値段は輸送費の24倍(答え)

(2)今月の肉の販売定価は、1.5X  ×  0.97  なので、1.455X 円。肉の仕入れ費も、0.936X 円 なので、利益は、0.519X 円。先月の利益は、0.5X 円なので、95万円に相当するのは、0.519X円 ひくことの 0.5X 円。つまり、0.019X 円。とすると、X は、95万円わることの0.019なので、5000万円。ところが、24たすことの1、のうちの1が輸送費なので、200万円ひいた4800万円、つまり48万ドルが肉の値段?それでいいの?疑問だ。

本来は、こうじゃないのか。
1.455X  ー( 0.9X + 1.8Y )=( X + Y ) ×  0.5 + 95

誰かやってみて。私は、開成はパス、もうスルーする。私が間違っているかもしれないが、いずれにせよ、昔から女みたいに面倒な設問だと厄介扱いしてた。

開成2

2023年08月29日 | 開成
「 4個の数があります。このうち3個の和をとったところ、それぞれ、180、194、206、215 となりました。はじめの4個の数のうち、もっとも大きな数を求めなさい。」 2013

A < B < C < D
ABCDのうち3つを使ってできる足し算は4とおり
そして、小~大への順番は次のとおり

① A + B + C = 180
② A + B + D = 194
③ A + C + D = 206
④ B + C + D = 215

①~④まで全部たすと、ABCDが3つずつで、795
したがって、A + B + C + D = 265
① A + B + C = 180 をひくと、一番大きい D は、85(答え)

灘2002と似てるな。トモダチ作戦かな。熱いね。
だーかーらー、こうやってちょっとやってるだけでも、以前やったものが手助けとなる似通った問題にあたる。

開成1

2023年08月29日 | 開成
「 次の計算の結果を9で割ったときの余りを求めさなさい。
1234567+2345671+3456712+4567123+5671234 」
2022

開成、いってみようか(笑)

確か、「9の倍数は、各桁の数字をたして合計すると9の倍数」らしかったな。

1~7までたすと、28や。設問の5つの整数では、どれも 1 あまるはず。
とすると、合計で 5 あまる。
9の倍数たす5、わる9のあまりは、5(答え)