「 A君はお兄さんと両親との4人家族です。お母さんはお父さんより年上で、現在の4人の年令の和は112才です。兄弟の年令の差は両親の年令の差のちょうど2倍です。現在から2年後には、両親の年令の和は兄弟の年令の和のちょうど3倍になります。また、現在から7年後には、お父さんの年令はお兄さんの年令のちょうど2倍になります。
(1)現在の両親の年令の和を求めなさい。
(2)現在のお母さんとA君の年令をそれぞれ求めなさい。 」 2022
まず、ねんれい、って「年齢」って書かないか? 「年令」では憤詛熄や
母は父より年長で、父、母、兄、弟(A)の4人家族な(未だ妹のいないw)
で、
① 父+母+兄+弟 のねんれいは112
② 兄 ー 弟 =( 父ー 母 )× 2 な
③( 兄 + 弟 + 4)× 3 = 父 + 母 + 4
④( 兄 +7 )× 2 = 父 + 7
こういうことやろ(間違ってたら、以降話にならんw)
ではでは、ノートPCに願いましては、
(1)(①~④を直観してはさらに、)①と③に着目する
① は、父 + 母 = 112ー( 兄 + 弟 )
①’ 兄 + 弟 = 112ー( 父 + 母)
③( 兄 + 弟 + 4)× 3 = 父 + 母 + 4
3兄 + 3弟 +12 = 父 + 母 + 4
3兄 + 3弟 = 父 + 母 ー 8
3 ×( 兄 + 弟 )= 父 + 母 ー 8 ← に、 ①’ を代入
3 ×(112ー( 父 + 母 ))= 父 + 母 ー 8
336 ー 3父 ー 3母 = 父 + 母 ー 8
4父 + 4母 = 344
4 ×( 父 + 母 )= 344
現在の両親の年令の和( 父 + 母 )は、344わることの4で、86歳(答え)
(2) ① と(1)の解より、兄+弟=26(兄弟がエサウ(ガザン)とヤコブ(イスラエル)のように双子でなければ、兄は14歳以上)
④( 兄 +7 )× 2 = 父 + 7
兄が14(弟との差2)の場合、父は、35(母は51で差は16)アウト
兄が15(弟との差4)の場合、父は、37(母は49で差は12)アウト
兄が16(弟との差6)の場合、父は、39(母は47で差は8)アウト
兄が17(弟との差8)の場合、父は、41(母は45で差は4)②を満たしてセーフ
兄が18(弟との差10)の場合、父は、43(母も43差は0)アウト
現在のお母さんは45歳、A君は9歳(答え)
私が思うに、西日本、特に、大阪神戸なかで最も難しい設問を課しているのは、灘。次に甲陽。そして、神戸女学院と大阪星光が同等、六甲の順。設問のクオリティは、灘甲陽六甲の順(歴史が長く安定してる)。九州の雄ラ・サールも(新設だが)素晴らしい。もう古いのかな。だが、このあたりの算数に精通していれば、西日本ではどこでも通用するだろう。
偏差値は参考になるが、やっぱり、問題、設問(の意図)が自分に合ってるかどうかが大事だ。問われれば応えよ。いずれ、(社会に対して、)自分で問題提起しなければならないのだから。求めるばかりのヤツはダメだ。消防にはまだまだ難しいだろうけれど。