真南風ふけば~♪

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うりずん

2008-04-24 | 沖縄生活
「うりずん」とは?
沖縄で、旧暦の二・三月、春分から梅雨入り前までの季節を指す言葉。「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされる。「うるじん」とも。
暖かくなると同時に、降雨で植物が潤い花が開く季節であり、最も美しく過ごしやすい時期とされる。



先週日曜のNHK俳句で、この「うりずん」を使った沖縄の人の句が紹介されたそうで、それを見た母から、この「うりずん」という言葉は、どういう風に使うのか、と聞かれました。

 「良いうりずんだねぇ」とか言うの?

 う~ん。そういう風には言わないなぁ。

 じゃあ、どうやって使うのよ

 えぇっと・・・これは季節を指す言葉なので、
 「去年のうりずんの頃に~」とかいう感じで使うと思う。

 そんな実用的じゃなくて、もっと詩的な例えで言ってよ

 え~、そんなの分からないよ~

どなたか、私の母を唸らせる使い方を教えてください
ちなみに母は、群馬生まれで、結婚してからは東京で暮らしている75歳主婦。趣味は俳句作りです

初めて沖縄に来た時に作った俳句が、

   炎天下 思考回路も寸断す

こんなの作る人に“詩的に”なんて言って欲しくないですよね





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6 コメント

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俳句 (海千山千)
2008-04-24 12:57:07
季語と同様に持たせたいのなら
「薫風や」とか「山笑う」の類では・・・
季語辞典で確認してませんが、
力強い句を作れば、「うりずん」の
ある意味やさしい言葉と反して、
季無し句としても問題はないのでは。。

俳句は家内が「鷹」で準新人賞をとったときがあり、
NHK「俳句王国」にも出演したことがあるのを
横からちゃちゃを入れる程度しか知識はありませんが。

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海千山千さんへ (gangaze)
2008-04-24 16:52:20
ええーっほんとー
奥様が、俳句王国に
そうなんですか

あ、あれ
もしかして、おととしの夏に、奥様と母は沖縄で会っていますよね

あのとき、それを知っていれば、母はきっと狂喜乱舞したでしょう

その、準新人賞を取ったときの句を教えていただけませんか




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受賞した句 (海千山千)
2008-04-29 21:26:02
 新人賞準賞のときの句が

 雉児の首 澎湃として 森歩む

 かかる誘い いつからだらう 吾木コウ
 (ワレモッコウ漢字変換できませんでした。)


 俳句王国で、支持者(票)は多かったですが、
 主催、金子兜太氏に「普通」と、
 ほめごろしにあったのが、


 南風や 我がみづいろの 旅カバン

 
 こんなところですね。。


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海千山千さんへ (gangaze)
2008-04-30 17:02:51
いや~、お恥ずかしい
漢字が読めなくて辞書引いちゃいました

ホウハイですね
1 水がみなぎり逆巻くさま。「―たる波浪」
2 物事が盛んな勢いでわき起こるさま。「新時代の気運が―として起こる」

ん~。難しい句です。
キジが、ではなくてキジの首が歩いているんですね・・・怖い感じです

 
ワレモコウは「吾木香」,「吾亦紅とも書く」だそうです。
これもまた、意味深長というか。どんな誘いなんだろうと気になります。

前2句に比べると、確かに3つ目は普通かもしれません。
普通で良い句だと思いますが、きっと金子氏はトガッタ句が好みなんでしよう
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お久しぶりです (イルカ)
2008-05-01 12:20:24
お母様の句をお昼休みに読んでいて、うふ!って声を出して笑っちゃいました。
ある面、素晴らしい詩心の持ち主では?
私は全く分からないので、川柳感覚で読んでしまったかも・・・
私の両親群馬出身です!(私自身も中高と高崎に居ました。)
共通するものを感じた次第です~笑
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イルカさんへ (gangaze)
2008-05-02 10:19:57
あ、川柳ね
確かにそんな感じです

母は「農業が嫌いで、とにかく東京へ行きたかった」そうです。
でも、年を取ってきたら「赤城山が恋しい」んだって
伊勢崎市というところの出身です

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