Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

cultura

2007-10-27 | わが街・となり街
クルトゥーラ
「文化」

逗子開成学園の横を通ると、なんだか賑やか・・・
生徒の皆さんが今日と明日の2日間行なわれる
「開成祭」の最終準備に追われています



演劇、ダンス、お笑い、吹奏楽、和太鼓、合唱などの
パフォーマンスやバレーボールやバスケットの試合など
多くのプログラムが予定されています

生徒会では、5月から準備をはじめてきたそうです
今日はあいにくの雨ですが、盛況になるといいですね

そういえば、私の高校生活3年間は「文化祭」一色でした
何かというと借り出され、授業が始まる前も、授業中も
休み時間も放課後も、文化祭のことで頭がいっぱい
そんな毎日を送っていました
もう、かなり昔の事になりますが
記憶をたどると、今でも鮮明に思い出のシーンが蘇ります

大人になって社会に出てしまうと
ふだんの生活の中で、こういった経験はできないと思っていました

そんな私が、イベントに参加するだけじゃなく
イベントの裏側で、携わることになるなんて
まったく予想外のことでした

きっかけは、5月に開催された逗子コミュニティパーク
ただお客さんとして参加しただけでしたが
ここでの出会いが今に繋がっています

現在、開催されている湘南邸園文化祭2007では
逗子会場で行なわれる3つのイベントに
スタッフとして参加しています

先日の「逗子の邸園を訪ねる」というイベントでは
郷土資料館の見学や、逗子市が整備を進めている
旧脇村邸の庭を使ってのトークイベントが行なわれました


普段は中に入ることができない、旧脇村邸
昭和初期の建物ですが、暖炉もあってとてもモダンです



今日は、新宿の田越川のほとりに建つ、長島孝一さんのお宅で
薩摩琵琶の演奏による平家物語を聴くイベント
題して「文化財住宅で聴く平家物語」があります
登録有形文化財に指定された築100年以上のお宅です
建築家の長島さんが普段生活されている住居での演奏会
どんなイベントになるかちょっと楽しみです
(おかげさまで、満員御礼です)

また、11月11日には「逗子邸園景観めぐり」が行なわれます
逗子景観賞の対象となった邸園と景観地点を結んだ経路を
逗子景観賞選考委員長・建築家の松本寛さんの解説で散策します
普段何気なく歩いている道も、視点を変えながら歩くと
新たな発見があるかもしれません



イベント自体も面白いのですが
そこに携わる人との出会いもまた面白いものです
世代や職業の異なった地元の方との交流
私にとっては、逗子についての歴史や文化を学ぶ場でもあります

文化ってなんだろう?
文化的な生活ってどういうものなんだろうと
時どき思うことがあります

それが最近、少し分かってきました
『この街に暮らしている』
そのこと自体が文化的な生活なんだ、と



駅の掲示板には「逗子市文化祭」の文字
様々なジャンルのイベントの告知が貼られています
たまには、こういう市民によるイベントに参加するのも
いいかもしれません

より素敵な街、文化の薫る街でありつづけるために
これからも、できることから参加し続けたいと思っています

探してみると、もっとたくさんのイベントがあるはずです
どうです? 身近な文化にふれてみませんか

*開成祭は一般の方でも参加できます
*逗子コミュニティーパークは、次回11月3日、4日開催
*11月11日のイベント「逗子邸園景観めぐり」は
まだ若干、定員に余裕があるそうです
お問合せは「逗子の文化をつなぎ、広め、深める会」まで

byがん


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