Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

cachi

2007-10-17 | おでかけ(国内篇)
カーキ
「柿」

お伊勢さんは百二十五社
内宮と外宮を正宮として、14の別宮、109を数える摂社、
末社、所管社と合わせて125社から成り立っている

今回の旅では内宮、外宮の他
神域と別の場所にある二つの「つきよみさん」へ参拝した


月夜見宮(外宮の別宮)


街の中とは思えないほど、静かだ

もうひとつのつきよみさんは、対照的に
森の中にひっそりと佇んでいる


月讀宮(内宮の別宮)


四つの社殿が印象的だった



道を歩くと、住居にまじり柿畑が点在している
このあたりの柿は蓮台寺柿(伊勢市指定天然記念物)といい
伊勢の秋を代表する果物だそうだ

おはらい町へ行く途中、みちひらきの神といわれている
猿田彦神社に立ち寄る





方位石は昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の石柱
八角は方位を意味し方位除の御神徳を仰ぐ当神社にちなんだもの
本殿の堅魚木・欄干をはじめ、佐瑠女神社神殿・大鳥居・手水舎の
柱などは、すべて八角となっている



夕方のおはらい町をちょっとぶらぶら
無期限営業停止となってしまった赤福本店で一休み



それからもう一軒、白鷹でお清めの一杯



家々の軒先で目につく注連飾り
伊勢では一年間かけたままで過ごす風習がある
「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも
慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。ミコトは旅立つ時、今後は
門符を門口にかけておけば、子孫代々疫病から免れると言い残した」
という伝説があるからだ
蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うように…
つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符だ



白鷹は伊勢神宮に御料酒を献上している唯一の酒蔵
店内に設けられたカウンターで気軽に日本酒が楽しめる



写真を撮る私を待てず、わんさんがすでににごり酒を飲んでいる
ずるいなぁ~と言ったら、めずらしく一杯ごちそうしてくれた
つまみは、二見浦の塩



調子にのって「もう一杯」と、わんさんが他のお酒を注文している
おいおい、これからまだメインイベントが残ってるのに大丈夫か?
ちょっとほろ酔い気分で宿へと戻る

(伊勢志摩の旅3)
つづく…

byがん


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