OUT！

近頃の若いもんは・・・なんて言うけれど、近頃の年寄りもどうかと思う人が増えた。

昨日、楽しみにしていた映画音楽。
京響の素晴らしい演奏、MC＆指揮者の山本祐ノ介さんの楽しいお喋り。

それを台無しにする人がいた。
私の前の席に座っていた3人組の女性。　はっきり言ってばーさん。
４曲目の『ゴッドファーザー』愛のテーマの時にいきなりハミングしだす。

そりゃあね、有名な曲だし、鼻歌で歌った？こともあるだろう。
でもさ、気軽とはいえフルオーケストラの演奏会の演奏中に曲に合わせてタラララララララララララ～♪って音だすか？
多分、本人さんは自分の声が漏れているのに気がついていない・・・と好意的に解釈しても、一緒にいた連れのばーさんもさ、「しっ！」って、口の前に指を立てて制止するべきだろう。

次の『魅惑の宵』も、明らかに曲に合わせて鼻歌こぼれてるし。

私も根性悪いから、椅子を蹴っ飛ばしてやろうと思ったけれど、さすがにそれもできず、休憩時間の時に、隣と喋っているようなふりをして聞こえよがしに「演奏中に鼻歌歌ってる人って信じられへん」と釘をさしておいた。

休憩をはさんで後半の部になったら、今度は斜め後ろの席のじーさん二人が、「これ、知ってる」「これ、聴いたことあるなぁ」って喋りだすし。
『白い恋人たち』だもん、知ってるよ、多分、会場全員(笑)　静かなパートで知ってるだの聴いたことあるだの、喋るな、って。
振り返っていや～な顔して見せたけど暖簾になんちゃらだった。

その後も、ぼそぼそうるさい。
喋りたいんだったら出ていけ。　演奏会が終わってからにしろ。

しかも、最後、アンコールは『踊り明かそう』だったんだよね。
山本さんもあえて曲名は言わず、「あの有名な曲を演奏します」とだけ。

でもさ、知ってるじゃん。　これだって。

知ったかぶりで「踊り明かそうやな、王様と私の」

はぁ？？　踊り明かそうは当たってますが、マイ・フェア・レディですけど。。。
そんなわけで、あたし、かなりむかっ腹立てておりました。

映画上映の前に携帯の電源はoff 上映中はお静かに・・・って注意事項があるけれど、コンサート前も演奏中はお静かに、って言わなきゃならない時代になった？？