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エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

三千円の使いかた

2022-08-31 17:31:35 | 
原田ひ香 著  中公文庫  2022年 6月10日 13刷

kettyさんにご紹介いただいた本をさっそく仕入れていたんですが、私はリビングではこれ、寝室ではこれ、病院にもってくのはこれと言う具合に同時に何冊かを取っ散らかし読みするので(苦笑)なかなか読めませんでした。

タイトルで受けた印象とちょっと違いました。
3000円の有効な使いかたでも綴られているhow to本のようなイメージがあったんですが、お金にまつわる家族小説です。
御厨家の祖母、母親、2姉妹のそれぞれの暮らしぶりを描きながらお金に関連するさまざまなエピソードが続きます。

わたしはお金には縁がない。
要る時は要る、無いものは無い。っていう人だから、ピーピーいってる割に真剣に財テクも考えたことはないし、切実な老後資金もなんとかなるか~で過ごしているけれど、ちょっと反省した。
あ、反省したけどいろんな意味で実践するかどうかは不明(笑)

でも不思議だよね、お金ってある程度たまったころにはなぜか出ていく。
家の修繕や、家電の不調で買い替えるとかさ。

息子の学費だって、私立だったからそこそこ高かったし、中学の頃は住宅ローンもかかえていたのでかなり苦しかったような気がしてるのに、なんとかなってた(笑)
大学の費用は積み立てていた保険??が満期になってそれで賄えたし、いまでも、まだなんとかなるさ、の思いがぬぐえない。

でもさ、やっぱりそろそろ真剣に考えないとなぁ。
作中にあった、《8×12》が頭に残っている(笑)

月に8万円貯蓄していけば1年でほぼ100万円。
いや、月に8万円は無理だな(笑) せめて8000円にして毎月きちんきちんと別口座に入れていこうか。。。

全然堅苦しくなくて、ありがちな家族小説だから読みやすくて面白かったですよ。

コメント欄にでも、読んでいて面白かった本があれば書き込んで教えてくださいませ

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ketty)
2022-08-31 18:55:33
この本の新聞広告を見た時、私もhow toモノと思ったのです。
私、無駄遣い多いのを自覚してますので・・
ハートウォームの話が多く、読後感良いですね。
原田さんの「彼女の家計簿」も良かったです。
楽母さんのブログで知った、長月天音さんの
「ほどなく お別れです」、図書館から連絡あり、
今日借りてきました。楽しみです♪

昨日読み終えた、辻仁成さんの「パリの空の下で 息子と僕の3000日」すごく良かったです。
10歳からシングルファーザーで育てた息子さんが大学生に! 丁寧に生活されてる気がしました。
じ~んと来ます。
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おはようございます (楽母)
2022-09-01 07:51:45
kettyさん
次の辻仁成さんのも( ..)φメモメモしておきます(笑)
みぽりんについて行かずに、男の子が父親に引き取られたというのが珍しいなーと思っていました。
あれっ? みぽりんの実子ではなかったっけ??
めちゃ曖昧です。
今、7冊ほど待機中なので、頑張って読みます。
読書の秋だ~。
返信する
おはようございます (ketty)
2022-09-01 08:45:34
美穂さんの実子です。
夫婦の事は夫婦にしか分かりませんが、
離婚したい美穂さんに対して、子供の親権を夫に渡すのが、離婚の条件だったと、どこかで読みました。
仁成さんの印象が良い方に変りました。
時々、NHKBSで彼の放映を見てたので、余計に。
返信する
こんにちは (楽母)
2022-09-01 13:23:40
kettyさん
やっぱり実子なんですね。
一般論ですけど、離婚に際して親権を父親に渡す方が少ないので、珍しいなと思ってました。
辻さんは南果歩さんとも離婚されてる??ので、なんとなくイメージ悪かったんですけど、なるべく早く私も本を読んでみたいと思います。
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