お役所仕事 ③（ゴミ処理に関して）

京都市のゴミの分別方法が変わってひと月たちました。
それまでの①生ゴミ　②瓶・缶・ペットボトルという二つの分別に③プラスティック、というものが加わって、三つになったという話。

ひと月これをやってみてわかったことは、いかに③のプラスティックものが多かったか、という事です。
今まで、ラップであるとかカップ麺の容器、ちょっとした包装ものでプラ表示があるものであっても、それらは一緒くたに①生ゴミ、として指定された黄色の袋で出してました。　

私の住んでいるところでは毎週火曜日と金曜日が生ゴミ回収の日。そうすると３人家族の我が家でも、毎回30リットルのもの、もしくは金曜は30リットルで済むけれど、一日間隔の多い火曜日には45リットルの袋が必要、という時もありました。
袋の大きさが＝処理手数料ですから、毎回30リットルをひとつずつ出すとして週に60円、月で60×4回、240円は、ただ出すだけでかかっていた計算になります。

そのほか②のペットボトルなんかの袋が同じ大きさで生ゴミのものの半額でしたから、まあ、詰め込んで詰め込んで月に2回出すとして30リットルの袋なので30円とかね。およそ、ゴミ処理代だけで我が家の場合、270円から300円というところでしたか。

それが③のプラスティックものを分別したせいで①生ゴミ量は減ったんですよ。
火曜日に20リットルの袋で出すと、金曜には10リットルで済むこともありました。
②のペットボトルなんかはそうそう変わりません。ただそれまでラベル付きでだしていたものを、いちいち剥がしてラベルはプラ扱いにする、という手間がふえましたが。

で、③プラものなんですよ。　これ、実に多いですね。驚きました。ラップは無論のこと、コーヒーフレッシュの小さな容器、インスタントラーメンの袋や、お菓子の包み紙、靴下や下着の入っていた袋に値段のタグとか。　これを注意深くみてましたら、毎週月曜のプラもの回収日には45リットルの袋がいるんです。この袋も生ゴミの黄色の袋の半額ですからまあ23円くらい？

そうするとうちでは
①生ゴミ　　各回20ℓとして　20×2回×4週＝160円
②ペットボトル　　　変わらず30×半額×2回＝30円
③プラもの　　　　　　　　　45×半額×4回＝90円　　合計280円

と・・・なり、あんまり変わってないじゃないかこのヤロー！という結果となりました。　　ということはプラものの回収日の月曜にせっせとゴミを出す手間が増えた分、単に面倒臭くなっただけ・・・とも思えます。

こんな感想ではいけないの分かっているんですけれど、環境に悪影響のでるというプラものの処理方法や行き先をきちんとしてくれないと、この分別処理方、ズルけるぞ、と思ったりなんかする悪魔の楽母がいます・・・。