エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 最近、ご朱印集めがマイブーム

長寿世界一

2006-07-26 09:05:53 | Weblog
相変わらず、日本女性の寿命は世界一とか。

私はこの数字を信じていない。だって、これはあくまで、死ぬまで生きていた?
人の平均年齢値だろうから。死ぬまで・・・そこそこ・・・元気で生きていた人の平均数値じゃないだろう!と・・・思う。何年も寝たきりだったり、頭の中身が
故障して、私が私でなくなっている人の数字を含められても・・なんだかなぁ・・と思う。

老後の意識は、ある日突然、やってくる。

私の場合、10年前に父が亡くなったとき・・・まるで選挙の必勝だるまのように・・片目が開いた。  4年後に母が認知症と診断された日に、両目が開いた。

その日を境に、《かっこいいおばちゃんになる》という目標は《可愛いおばあちゃんになる》に変わった。

年はとしなりに取れればいい。何も若作りに走ろうとも思わない。若い頃には思いもしなかった変化も・・・受け入れよう・・・ただ・・・入退院の繰り返しや、
頭の故障は・・できれば避けたい。

友人の友人のお父様、来年100歳。有名大学の教授をなさっていた。奥様を亡くされ、高級老人ホームでひとり悠々自適。さすがに視力は衰えたらしいけれど、
見えないわけでもなく、敬老パスもって、バスでどこへでも出かける。
羨ましい・・・と思っていた。健康で自分の身の回りのことができれば100歳だって、120歳だって長生きすればいいよね~! そう話していた。

でも、現実は・・・出かけるところといえばお葬式ばかりなんだって。
これだけ生きちゃうと、友達も仲間もみんな、次の世界に行っちゃうんだって。
大学教授時代の教え子ですら、お先に失礼!なんだって。

自分が健康で、お金にも困ってなくても、サミシイのよ。  盲点だった。

友人と話していて、凹んだ。
モリミツコはスバラシイと・・・結論づけた。

さて、これから整形外科に行ってきます。待合室には未来のがくまむがいっぱいです。
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2 コメント

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Unknown (やもり)
2006-08-03 09:42:46
老人と生活を共にしてみないと『物凄さ』は理解出来ない。

彼らを見ていると『年齢と共に丸く…』は、単なる願望・おとぎ話と言う事が分ります。本来の性格の一番悪い部分が強調されるのよ~。私は、長生きなんぞしたくはないね。きっと『やーなババア』になりそうだから。

『延命措置、無用につき。』と、保健証に一筆、印鑑添えて…いつも持ち歩いているのでした。
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Unknown (がくまむ)
2006-08-03 10:20:37
やもりさん、ありがとうございます。

全く、同感です。うちも・・・母がボケきる?途中で、ものすごい《やーなババア》になりました。その血が流れていると思うのは、怖いことです。 母の晩年が反面教師となるか・・・全面教師となるか・・・は

分かりません(号泣)
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