司書教諭日誌

福島県の公立小学校勤務。小規模校勤務ですが、司書教諭に任命されました。
日々の取り組みや学級指導を綴るブログです。

新学期準備

2010-08-23 22:21:59 | 司書教諭日誌
★Surround yourself with books

職員室の本コーナーに、読み聞かせ用のこわい本を3冊置き、POPを添えました。
「子どもの心をぎゅっと掴み、子どもとの距離をぐっと縮める、こわい本はいかが?」
お勧め本として「ファンタジウム」1・2巻も置いてみることに。


★資料提供

3年の先生が社会科の研究授業で郷土のことを取り上げるらしいです。
資料を探しているようなことをちらりと耳にしたので、図書室にとんでいき、
「こんなのいかがですか?」
昨年整理しておいた学校の歴史ファイルと、そのときに発掘した「創立120周年記念誌」。
「あ、これは使える!」
と、好感触。
整理しておいてよかった!


★ニュースペーパー

講談社が発行している子どもの本ニュースペーパーを送っていただきました。
「獣の奏者」の番外編が出るとか、乙武さんの小説についてのインタビュー記事とか
いい情報がいろいろ載っていて、カラーでとても綺麗です。
司書さんと相談して、学校図書館の壁に貼ることにしました。
A3サイズ二つ折なので、カラーコピーして両面を見せて貼るつもりです。


★古書店

この頃、全国チェーンの古書店で子どもの本を頻繁に買うようになりました。
よく探すと、きれいな本が驚くほど安く売られています。
作者や出版社には申し訳ないのですが、リテラチャーサークルなどのために
複数本を準備しようというときには、とてもありがたいです。
「ぼくのお姉さん」とか「ドッグシェルター」などは、課題図書になったせいか、よく見かけます。
値札シールは、100均で買ったライター用オイルで綺麗に剥がせます。


★余談ですが・・・

「ファンタジウム」掲載の漫画雑誌「モーニング・ツー」にて、「草子ブックガイド」という作品が連載されています。
前号では、中学校の熱心な司書教師が図書館を活用した授業を他の教師に勧めたところ
「本を読むより空気を読んだほうがいいですよ」などと言われる・・・といった描写をはじめ、
読書が好きだけれど他人と触れ合うのが苦手な少女に「いっしょにブックトークやらない?」と声をかけるなど
かなり現実の学校図書館に即した、リアルなドラマ作りをしている作品です。
http://morningmanga.com/lineup/129

学校図書館を舞台にした漫画といえば、「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」もわりと好きです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿