療養中に、小教研 学校図書館部会の宿題をやろうと思って、過去のデータを開けてみた。
19年度 1年 国語と学活の実践
〇1年生は入門期なので、読書指導を中心に実践してきた。
授業で取り上げるほか、1学期は毎日1冊、2学期は週に1~3冊読み聞かせを行ってきた。
読書は個人的な体験だが、コミュニケーションのツールにすることもできる。
本を読んで得た楽しみを共有したり、
本を通して友だちとつながるという経験をしたりすることで、
読書経験がその子にとって実社会でもよい体験になれば、
読書への愛着も増すのではないかと考えた。
学級の児童の読書意欲は高く、読書タイムには集中して読む姿が見られる。
また、学校図書館からの貸し出しも多い。
●国語の「じどう車くらべ」(説明文)の単元では、
本や資料をもとに自分でも自動車図鑑を作る活動がある。
資料を活用する力を育てる絶好の機会なのだが、資料になる本が少なく、
本から欲しい情報を選んで自力で文章にまとめさせる力がついていないという2つの問題点があった。
そこで、学校図書館の資料をもとに、教師が適切な資料を選択してコピーし、
大事なところには傍線を引いてワークシートにまとめやすくしたものを資料として与えた。
学級の1年生の実態では、そこまで資料を整えないと活用することができないと考えたのだが、
はたして適切だっただろうか。
個人差も考慮して、本を読む力のついている児童には資料をそのまま与えてもよかったかもしれない。
学校図書館の資料の充実とともに、資料の与え方も考えていきたい。
20年度 2年 国語・生活・学活の実践
○資料提供の一手段として、今年はコピーも利用してみた。
著作権法の例外「教育を担任する者は,授業の過程で使用するために
著作物を複製することができる。(第35条)」
により、コピーしたものは授業終了後に廃棄した。
コピー使用の利点は、一人ひとりがじっくり資料を読むことができ、
要点をきちんととらえて書き写すことができたことである。
線を引いたり丸で囲んだりすることができたので、下位児童にも支援がしやすかった。
入門期の児童には有効な手立てではなかったかと思う。
読む力のある児童には、本のままで利用させた。
●学活の指導では、調べ学習などで学校図書館を利用するために本の種類や場所を教えると同時に、
読書の幅を広げることもねらいにしたのだが、その後の児童の読書傾向はあまり変わらなかった。
読書の幅を広げるための指導や呼びかけを工夫していきたい。
21年度 4年 国語
「四年三組から発信します/選んで伝える」より 調べ学習のしかたを学ぼう
NPO図書館の学校主催の講座
「授業に図書館を活用する 調べ学習にチャレンジ! in 荒川区」を元に行ったもの。
22年度 1年 国語・学活・図工・生活
国語ではブッククラブ(リーディング・ワークショップ)を3回行った
第1回(9月) 思わず手に取りたくなるような楽しい本・兄弟など身近なテーマのもの
・ブックトークをして
「もりもりくまさん」「ぜったいにねないからね」「あらまっ!」
第2回(10月) 親子や家族をテーマにした本を親子で読む
「あかちゃんてね」「ちいさな赤ちゃん、こんにちは!」「おとうさんがおとうさんになった日」
「あなたをずっとずっとあいしてる」「だっこしていいこいいこ」「いのちは見えるよ」
第3回(11月) 子ども自身の問題や友だち関係の本、自力で20分間で読めそうな本
「いじわるなないしょオバケ」「ともだちや」「いがぐり星人グリたろう」「と・も・だ・ち」
「はたらきもののあひるどん」「てとてとてとて」
23年度 2年 国語・生活科
主に国語における図書館教育
付箋読み、ブッククラブ、紹介文カード、味見読書
図書館地図、リテラチャーサークル、調べ学習、詩の授業、お話発表会
その年なりに、けっこう頑張ってきたのだなあと(他人事のように)思う。
とくにおととし・去年は計画的に図書館教育ができたと思うのだが、
果たして今年は・・・?
正直いって、ぱっとしない。
一応、授業研究でペア読書やグループ読書の授業をして、トレーニング・ブックも始めたのだが
じっくり腰をすえて、計画的に、というわけにはいかなかった。
学年主任や大会などで多忙のせいもあったが、
片方はもう終わったのだから、多忙を言い訳にしてはいけない。
もう一つ、子ども一人ひとりを大切にしていこうと思い、
図書館教育にあまり重点を置かないようにした面もある。
あちこちで学ぶ機会はあったが、それを自分の目の前の子どもたち、
同じ学校の子どもたちに還元する場がもっとあればよかった。
何のために研修をつんできたのか。
決して怠けていたとは思わないし、時間もそれなりに費やしてきたのだが、
逆に、もっと欲張りになってもよかったのだろうか?
19年度 1年 国語と学活の実践
〇1年生は入門期なので、読書指導を中心に実践してきた。
授業で取り上げるほか、1学期は毎日1冊、2学期は週に1~3冊読み聞かせを行ってきた。
読書は個人的な体験だが、コミュニケーションのツールにすることもできる。
本を読んで得た楽しみを共有したり、
本を通して友だちとつながるという経験をしたりすることで、
読書経験がその子にとって実社会でもよい体験になれば、
読書への愛着も増すのではないかと考えた。
学級の児童の読書意欲は高く、読書タイムには集中して読む姿が見られる。
また、学校図書館からの貸し出しも多い。
●国語の「じどう車くらべ」(説明文)の単元では、
本や資料をもとに自分でも自動車図鑑を作る活動がある。
資料を活用する力を育てる絶好の機会なのだが、資料になる本が少なく、
本から欲しい情報を選んで自力で文章にまとめさせる力がついていないという2つの問題点があった。
そこで、学校図書館の資料をもとに、教師が適切な資料を選択してコピーし、
大事なところには傍線を引いてワークシートにまとめやすくしたものを資料として与えた。
学級の1年生の実態では、そこまで資料を整えないと活用することができないと考えたのだが、
はたして適切だっただろうか。
個人差も考慮して、本を読む力のついている児童には資料をそのまま与えてもよかったかもしれない。
学校図書館の資料の充実とともに、資料の与え方も考えていきたい。
20年度 2年 国語・生活・学活の実践
○資料提供の一手段として、今年はコピーも利用してみた。
著作権法の例外「教育を担任する者は,授業の過程で使用するために
著作物を複製することができる。(第35条)」
により、コピーしたものは授業終了後に廃棄した。
コピー使用の利点は、一人ひとりがじっくり資料を読むことができ、
要点をきちんととらえて書き写すことができたことである。
線を引いたり丸で囲んだりすることができたので、下位児童にも支援がしやすかった。
入門期の児童には有効な手立てではなかったかと思う。
読む力のある児童には、本のままで利用させた。
●学活の指導では、調べ学習などで学校図書館を利用するために本の種類や場所を教えると同時に、
読書の幅を広げることもねらいにしたのだが、その後の児童の読書傾向はあまり変わらなかった。
読書の幅を広げるための指導や呼びかけを工夫していきたい。
21年度 4年 国語
「四年三組から発信します/選んで伝える」より 調べ学習のしかたを学ぼう
NPO図書館の学校主催の講座
「授業に図書館を活用する 調べ学習にチャレンジ! in 荒川区」を元に行ったもの。
22年度 1年 国語・学活・図工・生活
国語ではブッククラブ(リーディング・ワークショップ)を3回行った
第1回(9月) 思わず手に取りたくなるような楽しい本・兄弟など身近なテーマのもの
・ブックトークをして
「もりもりくまさん」「ぜったいにねないからね」「あらまっ!」
第2回(10月) 親子や家族をテーマにした本を親子で読む
「あかちゃんてね」「ちいさな赤ちゃん、こんにちは!」「おとうさんがおとうさんになった日」
「あなたをずっとずっとあいしてる」「だっこしていいこいいこ」「いのちは見えるよ」
第3回(11月) 子ども自身の問題や友だち関係の本、自力で20分間で読めそうな本
「いじわるなないしょオバケ」「ともだちや」「いがぐり星人グリたろう」「と・も・だ・ち」
「はたらきもののあひるどん」「てとてとてとて」
23年度 2年 国語・生活科
主に国語における図書館教育
付箋読み、ブッククラブ、紹介文カード、味見読書
図書館地図、リテラチャーサークル、調べ学習、詩の授業、お話発表会
その年なりに、けっこう頑張ってきたのだなあと(他人事のように)思う。
とくにおととし・去年は計画的に図書館教育ができたと思うのだが、
果たして今年は・・・?
正直いって、ぱっとしない。
一応、授業研究でペア読書やグループ読書の授業をして、トレーニング・ブックも始めたのだが
じっくり腰をすえて、計画的に、というわけにはいかなかった。
学年主任や大会などで多忙のせいもあったが、
片方はもう終わったのだから、多忙を言い訳にしてはいけない。
もう一つ、子ども一人ひとりを大切にしていこうと思い、
図書館教育にあまり重点を置かないようにした面もある。
あちこちで学ぶ機会はあったが、それを自分の目の前の子どもたち、
同じ学校の子どもたちに還元する場がもっとあればよかった。
何のために研修をつんできたのか。
決して怠けていたとは思わないし、時間もそれなりに費やしてきたのだが、
逆に、もっと欲張りになってもよかったのだろうか?