司書教諭日誌

福島県の公立小学校勤務。小規模校勤務ですが、司書教諭に任命されました。
日々の取り組みや学級指導を綴るブログです。

7月30日

2006-07-30 22:35:51 | 司書教諭日誌
7月29日

8月から個人的に毎日小学生新聞を契約することにした。

7月30日

市立図書館で、今年刊行された本を中心に、最近の動向をチェックしてみた。
ちょっと古い本ではあるがNPO図書館の学校の「子どもの本」はおもしろい。
思わず熱中して読みふけってしまった。
それから、神奈川のF先生の「司書教諭1年目の活動記録」。
ちょっと前に出た本だけど、改めて読んでみたら、
司書教諭の時間を確保するために前年度の夏休み前から
働きかけていらしたことがわかってショックを受けた。
やはり計画的な段取りが必要なのだと痛感。
雑誌「学校図書館」7月号は「読書の質を高める」
という特集が充実していておもしろかった。
司書教諭も発令されて4年目になると、
それぞれの学校で特徴を生かした取り組みが
軌道に乗ってきたように思われる。
しかし、わたしはまだ「真似っこ」の状態だ。
「この取り組み、おもしろいなあ」と思う記事を見つけると、
すぐに、「うちの学校でやるとしたら・・・」と応用を考えてしまう。
オリジナリティがない。
でも、「これいいな」「やってみたい」と思う気持ちは大切だと思う。
習い事でも学習でも、まずは真似ることから始まるのだから。

・・・なんて、正当化の言い訳でしょうか。

7月28日

2006-07-28 20:54:24 | 司書教諭日誌
7月28日

出勤するも、今まで手を着けられなかった諸表簿関係に必死に取り組むあまり、司書さんとほとんど話もできず。
せめて1時間でも30分だけでも、作業をする司書さんを手伝いながら話をすればよかった・・・と、後から反省。

市でまとめてリースしているパソコンやプリンターの期限が切れるものが多く、図書室には新しくデスクトップ型のものが入ることになったそうだ。蔵書点検をすることを考えるとノート型の方が階段を上がり下がりするのも楽なのだが・・・と情報担当者に訴えてみたが、もう決定してしまって変えられないたとのこと。仕方がない。かなり大変かもしれないが、学級文庫の蔵書点検は、本をもってきてもらう方式にするしかないだろう。


7月20日

2006-07-20 21:58:14 | 司書教諭日誌
7月17日
市立図書館で、「ぼくらの地図旅行」を借りてきた。
クラスの社会の授業で地図について勉強したときにちらっと紹介したところ
興味を示した子がいたため。うちの学校の図書館にはなかったのだ。

7月18日
保護者向けの図書便りを作ったものを教頭・教務に見ていただく。
ほかのお便りといっしょに、夏休み関係つづりにとじていただく。
司書さんが子どもむけの図書便りを作成。
1学期の多読賞はなんと100冊以上!
夏休み中の貸出日についても、バッチリ宣伝してもらった。
クラスでは、音読書カードをグラフにしてみた。
夜、高学年の先生が「子どもが、先生ここに教科書に載っている本がある
って見つけて云々」という話をしていたので
「わかりやすく、表紙を見せるようにして並べたんですよ」と
つい自慢してしまった。

7月19日
夏休みのプールの監視当番へむけたお便りを教務に見ていただく。
「当番を交換した場合はどうするのか」というご指摘をいただき
それをフォローする一文を加えて作成し、配布する。
結局、保護者にいちばん気をつけていただくことは
「時間差で2回受け付けをする」ことだということがわかった。
夏休み中のプール解放の仕組みも知らないままに
計画を立てるのは無謀だったかもしれない。
クラスの宿題、「内容をまとめよう」新用紙は書くところがせまいと
評判はイマイチ。


7月20日
終業式で、生徒指導の話などのあとに
夏休み中の貸し出しについて話をする。
子どもむけの話のポイントは「ひとりで登校してはいけません」
「本がぬれないように、ビニール袋を用意しよう」の2つ。
さて、他に打つ手はないか?

メディアミックス情報覚え書き

2006-07-16 22:15:22 | Weblog
児童文学のメディアミックス化の情報を、最近あちこちで見かけるようになりましたので、覚え書きをしておきます。

上橋菜穂子作「精霊の守人」
 ○ 2007年春 NHKでテレビアニメ化
 ○ 2006年 NHKでラジオドラマ化
    以上の情報は、下記サイトから。
 上橋さんのアニメ化についての意見がすばらしい。必読ものです。
  http://yura.oops.jp/uehasi/

あさのあつこ作「バッテリー」
 ○ 2007年 実写映画化
 ○ 青春アドベンチャーでの再放送
    
漫画化されている作品もたくさんありますが、
もちろん当たり外れ(というと失礼かしら)もあります。
読んでみていいなあと思ったのは、こんなところでした。
あまりたくさんは読んでいませんので、片寄っていますけど。
 「ぼくと未来屋の夏」はやみねかおる原作 武本糸会漫画
  (講談社 シリウスKC)独特の絵の雰囲気が合っている。
 「夢水清志郎事件ノート」はやみねかおる原作 えぬえけい漫画
  (講談社 なかよしKC)漫画のよさと現代っぽさを融合。
 「The MANZAI」あさのあつこ原作 イマイヒヅル漫画
  (JIVE)描き手の思いが伝わってくるような力作。
   お笑いに関しては漫画の方がおもしろいかも。

なぜメディアミックスに興味があるかといいますと
メディアミックスされた原作の本の売れ行きがちがうからです。
それだけ情報化社会になってきているのですね。
おもしろそうだと報道されたことで、原作の本への需要も高まります。
もうすぐジブリアニメの「ゲド戦記」が封切られますけど
あんな難解な本を小学生が読みたいとリクエストしてくるとは思いませんでした。
完全に、アニメの効果でしょう。
これをきっかけにして、原作のよさにふれる子がいてくれるといいなあと思います。