12日、富岡町の夜の森公園の桜を見てきました。
都路から288号線を東進し、大熊町を横断して、富岡町へ南下。
対向車とたくさんすれ違いました。
夜の森に着いたのは午後5時近かったのですが、まだ日があって満開の桜を見ることができました。
他にも来ている方は数名いたのですが、皆さん無言です。
誰も、何もしゃべらず、喜ぶ様子もなく、無言で桜を見て写真を撮っている、ちょっと異様な雰囲気でした。
富岡町は、以前訪れたときより荒地(元は水田か畑)が整備され、フレコンバッグが山と積まれていました。
仮置き場として整備されたのでしょうか。
「除染中」の青い旗が通りの両側に何十本も翻るのも、なんとも嫌な光景でした。
友人などが「被災地のために何ができるか考える」とメールで伝えてくれたのですが
私は「福島の現状から学んでください」とお願いしたいです。
「震災を忘れないで」と訴える人もいますが、私は違います。
ただ忘れないのじゃなく、
この現状を実際に見て、未来に生かす教訓を学んでほしいと思うのです。