遊asobu☆による保育士向上委員会

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就労系特別支援学校高等部のスパルタについて

2017年08月28日 | 障害児支援

かなり気になるニュースだったので考えてみようと、、

まず、熱中症になるまで部活で走らせるってことについては、

 

どんな学校でも教育者ではないってことはあるけれども、、

 

その背景には、、

 

会社適応を大目標としていて、

 

おそらく採用後に苦情になるようなことには絶対にならないようにって思いが

 

強すぎたんじゃないかなってのは想像できる

 

さすが就労を目指していた学校に通っていただけはあるなみたいな評価も欲しいし、、

 

社会全体がまだ障害受容が全然できていないにもかかわらず、

 

こちらから歩み寄り、頑張れば今の社会に溶け込めると信じているところがちょっと怖いなってね

 

学校の目標は

ア 豊かな心と丈夫な体を養う。
イ 自ら学び、自ら考え、主体的に行動する力を育てる。
ウ 豊かな情操を育み、社会性や規範意識を育てる。
エ 勤労意欲を高め、企業就労に必要な基本的な知識・技能・態度を養う。
オ 社会の一員としての自覚を育て、地域社会に貢献しようとする意欲や態度を養う。
 
定型発達者でも難しいような無理難題ばかりで、
 
 
これらは出来ない子どもは認めないというような、
 
 
支援を必要とされる障害のある子どもの人格を否定することにもつながる
 
 
それよりも、
 
 
社会で自分らしく生きるためにってことについても教えた方がいいと思うしね
 
 
まだまだ会社の側がハードもソフトも準備が出来ていない段階で雇用だけ確保するとなると、
 
 
あちこち問題が出てくるのは当然でね
 
 
そんな問題が出ないように学校側としては短期間で適応できるようにつめこもうとしたんだろうけども、、
 
 
個人個人、持っている力の量も質も把握するのも必要だし、
 
 
どの部分が今後も支援が必要になるだろうということも合わせてね
 
 
全員を一律に会社に適応させることは不可能なんだってまず先生が自覚しなくちゃいけないって思うし、
 
 
現場の話を聞くと就労のための特別支援が出来る人材の不足って声もあるけども、、
 
 
 
また就労系が最近出来てきたばかりなので、
 
 
試行錯誤でまだまだやりながら修正しつつってところもあるだろうけども、、
 
 
そんな障害のある子どもばかりに負担を背負わすんじゃなくて、
 
 
大人の社会の側が障害についてもっともっと理解を深め、
 
 
配慮すべきことやものを考えられるようになるってことが、
 
 
まず必要かなあ
 
 
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