こんにちは。
いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
人って社会性の生き物で。
何でも自分でできる!やれる!やらなければいけない!って思ってしまったら、
結局、とても辛い人生になるっていう、、
子どものころからあまりにも、
自分のことは自分でしなさい!とか、
人に迷惑をかけるんじゃない!って言われ続けると、、
頼ることや、頼る必要があるってことの意味がわからないっていう。
〈参考:『手伝って!』と言えるようになる前に必要なこととは?〉
保育の中でも、
『先生、手伝ってください!』とか『できません!』って言えることを保育のねらいにするのも、
いつでも、困ったら最悪助けてもらったらいいんだ!って思えるようになって、いいんじゃないかって。
人は生きてりゃ必ず壁にも当たるし、穴にも落ちる苦笑
最悪、薬物に陥ることなんかも、、
それをどんな時も、自分でなんとかしないといけなかったら、
またやってしまうってことにもなりやすいのかなって思うし、、
やっぱりそこには人間関係があって、
相談できる、気軽に頼れる、この人のためにもうしちゃいけない!って人間関係がある方が、
再チャレンジや人生を生きやすくするんじゃないかな?と。
これまでの教育や子育ては
みんなと同じようにできて、同じ方向を向けるのが目的で、
そのために、失敗しても自己責任でやれるってことが、最大の目的になっていて、
でも、人生を上手く生きてる人を見ると、
周囲にはその都度必要な人間関係があって、
上手く頼っている。
私生活でも仕事の面でも、
相談して前に進める!ってことが出来る人が多いんじゃないかな?
もし何でも自己責任で、他人に迷惑をかけないような人になっても、
何もなかったらいいけど、人生そんなわけにはいかず、
壁にぶち当たったら、乗り越えられず
それこそ、詰んでしまい、病んでしまうってことで、
他人に迷惑をかけず、みんなと一緒のことが出来るってことは、大切ではあるけれども、
でもでも、同時に人は失敗をするもんだ!、周囲に迷惑をかけるもんだ!って、
みんなが思えたら、
その方が、社会全体の安心感が広がって、
誰もが伸び伸びと持っている力を発揮して、自分らしく生きていけるようになるのではないかなって。
〈参考:乳幼児期に重要な社会性の発達とは?!〉