コミュニティ・スクールとは、地域に根差した学校づくりをすすめるために、学校運営協議会を設置した学校のことを言います。
そういうことで、八峰町コミュニティ・スクールでは、5月21日(金)午後に、2小学校と1中学校合同の第1回学校運営協議会を開催しました。
委員20名中16名が参加して、コミュニティ・スクールの今年度事業計画を承認した後、各学校ごとに分科会で学校運営方針等を審議し、全体会で報告後、承認しました。
協議会時間を全体で1時間30分としたので、審議する時間が不足して、かなりはしょった協議会になってしました。委員のみなさん、すみませんでした。そのぶん、濃厚な会議になったかもしれません。委員のみなさんも、かなり前向きの意見を出してくれています。こういう熱い想いが、少しずつ地域を変えていくと思っています。
全体会
八森小分科会
峰浜小分科会
八峰中分科会
※会長や教育長の思い、分科会で出された提言など参考までに。
〇小沢会長あいさつ
少子化のなか、地域でどのように子どもたちを支えていくかが問われている。また、コミュニティ・スクールを進めることは地域を支えていくことにもなる。
〇川尻教育長あいさつ
八峰町コミュニティ・スクールの特徴として、各団体の代表が学校運営協議会に参加している。各団体と学校がいつでも相談できる体制づくりを進めていくため。
また、コミュニティ・スクール団体同士のゆるやかなネットワークを結んで、町全体の活発化につなげてもらいたい。
●分科会で出された提言の一部
・子どもたちがSNS等を使って、オンラインゲームや、ユーチューブを見たりしている。早急に親も交えて講習会を開催することを検討したい。(八森小分科会)
・スクールバス通学で子どもたちの運動不足が心配される。休み時間を利用しての運動や、マラソン大会前の練習等も継続してやってほしい。(八森小分科会)
・年間を通じて何回か幼小連携の授業参観(体験スクール的なもの)等やることで、園児と児童の双方の成長につながるはず。(峰浜小分科会)
・生徒は言われたことをやるだけでなく、自らが判断して思いやりを持った正しい行動ができるように、学校では指導していきたい。(八峰中分科会)
・コミュニティ・スクール委員の協力を得て、地域に根差したふるさと教育を進めたい。(八峰中分科会)
・委員のみなさんは、授業参観だけでなく、さまざまな場面や行事で生徒の姿を観てほしい。(八峰中分科会)