北京、太原(山西省)、内モンゴルの呼和浩特(フフホト)にやって来ました。気温はマイナス24℃、イメージしていた温度より、体感はそれほど寒くもありません。気が引き締まる温度と云えばよいのでしょうか?
町まで車で30分ほど、背の高いマンションが沢山建っています。一番上にクレーンが乗っているマンションも沢山あり、建設中であることが分かります。
既に出来上がったマンションにしても、人が入っている気配が全くありません。TVなどで、内モンゴルのオルドス市のマンション街には入居者がおらず、鬼城、お化け屋敷になっていると放送していましたが、ここも同じなんでしょうか?
日本人にしてみれば、無駄な事業を沢山やって、数字上、国の成長率は大きく増加しているように見えますが、実際、こういった事業をなくしてしまえば、かなり低下するのでしょう。
各国の輸出統計から、中国への統計を拾って逆算すると、発表されるような7%の成長率はないということです。マイナス成長かも知れないと云う人もいるようです。
通訳さんが、漢字のことでこういうことを云っていました。現在の簡略化した漢字は、1950年から使われるようになった。簡略化したことによって、漢字の本来持つ意味が消えてしまって残念だと云っていました。
例として、日本語表記の「愛」には「心」があるが、中国の漢字の「爱」には「心」がない。万事こうだとは思いたくないですが...