日本昔話

小泉純一郎と云う御仁がおりました。
日本国民1億2千万人の人々が小泉劇場を喝采しました。
ブラボーブラボー、とみんなが夢中でした、
そして高速道路を会社にし、道路株式会社を作りました、
国民の社会インフラを民間会社にする、と云う何やら怪しげな政策も(借りた借金は返すのが日本人だ!)とこれもわけの分からない理屈で法律化しました、
一部の正当な反対論者を警察権力を持ってしてまで封じ込めたのです。

そして時が経ち、ますます格差社会の酷さは頂点となり、
町には住居を追われ職を失った若者で溢れるようになり、
経済は疲労し、老人の未来は見えなくなりました。

このまま日本は崩壊してしまうのではないかと思うような昨今です、たしかに小泉氏は良くも悪くも時代の節目をつくりあげました。何か遠い昔話のように思いますが、
本当に最近の事なのです。

現在の政府はこれらの問題に何らの能力がありません。
既得権の維持にあれこれ奇策を探るばかりです。

しかし、新しい時代の変化はこれらとは全く無関係に押し寄せて来ます、満潮の波が押し寄せるようにヒタヒタと迫ってきています、そこにはマヤカシはありません。
真の国のあり方を問い、未来の子供達を考え、
劇的な変化を求めています。

それでも求めている変化は、世界から見ると首をカシゲル事ばかりです。
道から通行料金を取る事をやめる、と云うことですから。
それを生活道路にしよう、と云う事ですから、
それにより大変大きな経済効果が得られる、と云う事ですから。全く当たり前の事が劇的変化となる日本は
今までが世界から見ると、全く異常だったのです。
それでも腐さらずに頑張って行こう!

新党フリーウェイクラブ　和合秀典