ディナイアル denial
映画「否定と肯定」の原題
in denial を調べてみたら
他人から指摘を受けても、聞く耳を持とうとしない様子、
またその陥ってる悪い状態に気づいていない様子。
また、軽い自己暗示をして傷つかないように否定(deny)しながら
自分をごまかしている状態をいいます。
とあった。
この映画のタイトル
「否定と肯定」より原題の方が
しっくりくるかな~
ミニシアター系映画
「否定と肯定」
ユダヤ人歴史学者と
「ホロコーストはなかった」
「ユダヤ人大量虐殺はなかった」とする
イギリス人の歴史家との対決を描いた映画。
2000年にイギリスの王立裁判所に
ユダヤ人歴史学者と出版社に対して
ホロコースト否定論者の歴史家が
提訴した裁判の映画
20年近く前の実話に基づく映画。
ホロコースト否定論者のアーヴィンは
些細な言い間違えや、記憶違いなどを
引き合いに出して執拗に
「ホロコーストはなかった。
ユダヤ人大量殺人はなかった。」と主張する。
しかし
アーヴィンの意図的な資料の改ざんや差別的な発言が
裁判に出され審議は進んでいく。
最後はユダヤ人歴史学者の勝利になるんだけれど、、、
いまいちその最後の詰めが
わかりずづらかった~
なんとなく終わってしまった~
えっもう終わり~
拍子抜けしたエンディングだった。
最後まで
何を主題にしているのか
よく分からない映画だった。
でも、こんな裁判があったのも知らなかったし
歴史をねじ曲げる人たちは
このアーヴィンみたいに
根幹を認めず、枝葉の些細な事や
証言者や研究者の言い間違えや表現の仕方に
いちゃもんをつけるのは共通してるんだなと
思ったのは収穫。
この映画を観て
古い映画だけれど
「ニュールンベルグ裁判」を思い出した。
確か中3の時観たような気がする
迫力のある映画だったという記憶がある。
「ニュールンベルグ裁判」を観てみようと思った。
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