にゃんわんとおばちゃんの気ままな生活

犬猫好きなおばちゃんのきままな日記

「否定と肯定」Denial と「二ュールンベルグ裁判」Judgment at Nuremberg

2018年02月01日 | 映画

 

 

ディナイアル  denial

映画「否定と肯定」の原題

in denial を調べてみたら

他人から指摘を受けても、聞く耳を持とうとしない様子、

またその陥ってる悪い状態に気づいていない様子。

また、軽い自己暗示をして傷つかないように否定(deny)しながら

自分をごまかしている状態をいいます。

とあった。

この映画のタイトル

「否定と肯定」より原題の方が

しっくりくるかな~


 

 

ミニシアター系映画

「否定と肯定」

 

ユダヤ人歴史学者と

「ホロコーストはなかった」

「ユダヤ人大量虐殺はなかった」とする

イギリス人の歴史家との対決を描いた映画。

 

2000年にイギリスの王立裁判所に

ユダヤ人歴史学者と出版社に対して

ホロコースト否定論者の歴史家が

提訴した裁判の映画

 

 

 

20年近く前の実話に基づく映画。

ホロコースト否定論者のアーヴィンは

些細な言い間違えや、記憶違いなどを

引き合いに出して執拗に

「ホロコーストはなかった。

ユダヤ人大量殺人はなかった。」と主張する。

しかし

アーヴィンの意図的な資料の改ざんや差別的な発言が

裁判に出され審議は進んでいく。

最後はユダヤ人歴史学者の勝利になるんだけれど、、、

 

いまいちその最後の詰めが

わかりずづらかった~

なんとなく終わってしまった~

えっもう終わり~

拍子抜けしたエンディングだった。

最後まで

何を主題にしているのか

よく分からない映画だった。

 

 

でも、こんな裁判があったのも知らなかったし

歴史をねじ曲げる人たちは

このアーヴィンみたいに

根幹を認めず、枝葉の些細な事や

証言者や研究者の言い間違えや表現の仕方に

いちゃもんをつけるのは共通してるんだなと

思ったのは収穫。

 

この映画を観て

古い映画だけれど

「ニュールンベルグ裁判」を思い出した。

確か中3の時観たような気がする

迫力のある映画だったという記憶がある。

「ニュールンベルグ裁判」を観てみようと思った。


 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿