にゃんわんとおばちゃんの気ままな生活

犬猫好きなおばちゃんのきままな日記

きょう、長崎被ばく68年。

2013年08月09日 | ねこ

 

            

                原爆投下から68年。慰霊の日です。「八月が来るたびに」は長崎の原爆を題材にした児童書。

                                  はじめに

                          だれが どうして?  だれが どうして?
                          こどもが おとなになり
                          また そのこどもが おとなになり
                          ・・・・・けれど こどもたちは
                          おとなたちに たずねるでしょう。
                          だれが どうして?

                

 

 

                八月九日の朝、五歳だったきぬえは母のそばで、夾竹桃の花びらをおかずにして、

            人形のマルちゃんとままごとをしていました。その時に、いきなり白い光がわたりました。

            ごぉうっと、天と地が崩れるような轟きと一緒に、ものすごい爆風がおそいかかりました。

                

 

 

                この本は、「はじめに」という文章からはじまります。

            八月の長崎の空は、美しい。きぬえがふと、見上げると、白い雲。。。

                

 

 

             「あの雲、まるで白い客船のようじゃない。なかで、なんやら、きらきら光ったもんが動いとるよ。」

                原爆で亡くなった子どもたちが乗っているようなのです。。。

                

 

 

                先月亡くなられた、山口仙二さんは14歳の時に長崎で被爆されました。

            「ノーモア・ヒロシマ ノーモア・ナガサキ ノーモア・ウォー、ノーモア.ヒバクシャ」と、

            世界に発信された人です。あの、被爆直後のケロイドの少年です。

                

 

 

              大人になった、私は、子ども達に「だれが、どうして?」にきちんと、答えることができたのでしょうか。

           伝えられたのでしょうか。子どもたちの居ない、我が家の本棚にある児童書です。

          八月が来るたびに手に とる本達です。

 

                                         LOVE & PEACE

                

                        LOVE & PEACE いい言葉です。この一語に尽きます。