mariemonの健康日記

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薬は・・・その2

2024-03-14 08:27:58 | 健康

薬と言えば「副作用」が気になりますね
薬を2種類以上飲む時には、「相互作用」に注意する必要があります。よく似た作用の薬を一緒に飲むと効果が強くなりすぎたり副作用が出やすくなったりすることがあるからです。💊



■一般的に解熱薬消炎薬鎮痛薬咳止め薬などには、よく似た成分が含まれていることが多いので、一緒に飲むと、眠くなったり、胃を荒らしたりします。

<相互作用>



<効果が増強する薬の飲み合わせ>

風邪薬にはカフェインが含まれるものがあり、カフェイン入りの栄養ドリンクを飲むとカフェインの過剰摂取となり、不眠・イライラ・頭痛などの原因となります。同じ作用をする成分が入っていることがあるため、併用すると作用が増強され思わぬ症状が出る恐れがあります。併用は避けましょう。




「酸化マグネシウム」という成分は、胃酸を中和する働きがあることから、低用量では制酸剤として総合胃腸薬にも含まれていることがあります。高容量では便を柔らかくする働きもあり、お腹が痛くなりにくい便秘薬としても広く使われていて、酸化マグネシウムが含まれる総合胃腸薬と、便秘薬としての酸化マグネシウムを併用することで、作用が増強し、下痢を引き起こします。



■咳を早く抑えたいため、「風邪薬」とは別に「咳止め」を使いたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし咳止めの作用がある「ジヒドロコデインリン酸塩」は多くの風邪薬にも含まれております。喉の渇きが強くなり症状が悪化することもあるので併用は避けましょう。




胃けいれんを抑える「ブチルスコポラミン臭化物」と、鼻炎薬が含む「抗ヒスタミン薬」にはどちらも喉の渇きの副作用があります。抗ヒスタミン薬には眠気の副作用があります。併用すると強い眠気が出ます。




免疫抑制剤高脂血症治療剤降圧剤などは、グレープフルーツジュースを飲むと効果が強く出たり、副作用が現れやすくなるので食べてはいけない。(その他の柑橘類やジャムやジュースも注意が必要です。)




<効果が減弱される薬の飲み合わせ>

 反対の作用の薬を一緒に飲むと、互いに打ち消しあい効果が弱まったり、なくなったりする可能性があります。また、成分同士がくっつくことで、腸管から吸収されにくくなって、効果が弱まることもあります。



ビサコジルを主成分とした便秘薬は、刺激性が高いため胃で溶けずに腸で溶けるように工夫されています。一方、は胃酸を中和させる働きがあります。乳製品にも胃酸を中和させる働きがあります。ビサコジルを制酸薬や乳製品と一緒に摂ると、せっかく腸で溶けるように工夫された便秘薬が胃で溶けてしまい、腸まで届かず効果が弱まり、胃が荒れて腹痛を起こします。





乳製品は脂肪分が多いので、脂溶性の高い薬は溶けやすく、吸収が早くなったり、血中濃度が高くなって効きすぎることがあります。ビタミンの中でもA、D、E、Kは脂溶性です。水溶性ビタミンのように尿で排泄されないので過剰に摂りすぎると頭痛、吐き気、血が固まりにくくなります。





ストレスや不眠が気になる方に人気のセントジョーンズワートを含む健康食品は、抗うつ薬を併用すると、抗うつ薬が標的としている脳の化学物質であるセロトニンの値が生命を脅かすほど上昇して鬱が重症化してしまい重篤な副作用を起こす可能性があります。




 ■「薬」はきちんと用法、用量を守らないと効目を左右するだけでなく体の害になります。特に薬局で簡単に手に入る「抗生物質」を自己判断で使い続ける事は体の中の恒常性を狂わせるだけでなくさまざまな臓器に負担をかけて危険です




💊薬は体にとっては異物だからなるべく使わない方が良いのかも知れません。でも辛い時にはどうしてもお世話にならない時があります。そんな時、薬は依存するのではなく便利に使うものですね😉 

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