第16回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦埼玉県大会雑感
当教室から初めて選抜戦に参加でき嬉しかったです。
同じ小学校で有段者を3名揃えるのは大変です。私たちは武蔵浦和で子ども教室(さいたま南伝統文化親子教室)を開催していますが、幼稚園時は同園でも就学すると浦和別所小、岸町小、浦和大里小、沼影小、辻小に分かれてしまいます。
今回は子ども教室を始めるきっかけになった片桐希野さん(5年・初段)が通っている埼玉大学教育学部付属小の4年生で初段の内藤陸斗君が川口市からさいたま市に転居して来たため、片桐さんに「同じ学校でもう一人居ない?」とお願いしましたら、大澤教室(新都心)の平岡誠君(3年・四段)がいることを知り、大澤教室にお願いし今大会出場となりました。
主将・平岡君は3年生ですが個人戦でも選抜戦に参加している有望棋士です。今大会も4勝1敗と立派な成績で、敗れた1敗も強豪の植竹小の小林君です。
副将・片桐さんは5年生。優しい性格のため、囲碁にも性格が出ています。今大会は2勝3敗でしたが4回戦の植竹小戦で主将が敗れたのを立派にカバーしました。その1勝は大変大きな勝ちでした。
三将・内藤君は4年生で、さいたま市に転居する前は川口市で囲碁を習っていました。棋風はちょっと強気です。教室では全く休まず囲碁を打っています。
平成最後の埼玉ジュニア朝日名人になった橋本航太君も囲碁を打ち続けていました。やはり、そういう子は強くなります。
現在保育園年長の宮下君も内藤君に負けず打ち続ける児童です。
左より 片桐さん、平岡君、内藤君
今回の選抜戦小学校の部での個人全勝は小林君(植竹)、内藤君(埼大附属)の2人
①埼大附属5-0②大砂土4-1③大宮東3-2④植竹1-4⑤下落合1-4⑥島小1-4
チーム3名の総勝数( )は主将勝数①埼大附属11(4)②大砂土10(3)③大宮東7(2)④植竹6(5)⑤下落合6(1)⑥島小4(0)
今大会で3人が勝つ(3-0)の対局は3局だけでした。4回戦が終わった時点で協会の事務局長が
「埼大附属は全勝なのに3人が勝つ(3-0)が無いね(すべて2-1の勝ち)!、何か作意を感じるね」
と冗談を振って来ました。
「私の教室は、相手にも与える事を教えています。皆殺しは駄目と・・・・・」
とお返ししておきましたが、5回戦は3-0と綺麗な花火で〆ました。
クラス別戦の当教室児童の個人全勝は以下の2人でした
◎三富君(中1・三段)当教室に来た時は6年生で20級でした。自分が納得するまで議論するタイプで昨年の団体戦(戸田市)時は12級でしたが1年後の今大会は三段、そして全勝。もうすぐ私を追い越していきます。
左より 宮下君、渡辺君、佐々木君
◎渡辺君(小1・18級)幼稚園年長で9路盤デビュー優勝、13路盤優勝、今年の渡辺和代キッズで19路盤に挑戦しました。優しい姉(小5・9級)の影響でどんどん強くなっています。
大会運営へのお願い
・昨年の団体戦(戸田市)でもお願いしましたが、クラス別戦の対局。一つの机で3組(6人)が対局するのに無理があります。一つの机で2組(4人)でお願いします。
碁笥を落下させる児童が続出でした。選抜戦は一つの机で2組(4人)でした。
https://blog.goo.ne.jp/furu6033/m/201806
・開会式での主催者、来賓挨拶が長過ぎます。来賓をお呼びしなければならない事情もおありでしょうが、「挨拶は短く」主役は参加児童です。設営含め、参加児童が気持ち良く対局できる環境づくりをお願いします。
・運営に関わった皆さんに感謝しております。
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