春日部市で「春日部ジュニア囲碁普及会」(仮称)設立へ
設立のため「学校囲碁指導員講習会」開く
春日部市の緑小で囲碁教室を開いている井上一紀氏(NPO法人埼玉県少年少女囲碁協会理事)を中心に、春日部市内および周辺地域のこどもさんに囲碁を普及するための組織「春日部ジュニア囲碁普及会」(仮称)設立の準備を進めている。
賛同者も16名になり、2月20日(日)に設立総会を春日部中央公民館で開き、5月15日(日)には「第1回春日部ジュニア囲碁大会」も予定している。
その準備作業の一環として、日本棋院のご協力で、1月23日(日)に春日部中央公民館で「学校囲碁指導員講習会」が設けられた。
午前の講習会は、日本棋院の一宮普及事業部長、潘坤(ハンコンユ)・初段(左下写真=日本棋院ホームページより)による、初心者に対する指導方法の講習を行い、午後は日本棋院の鈴木嘉倫(スズキヨシミチ)・七段(右下写真=日本棋院ホームページより)も応援に駆けつけ、発起人メンバー16名に囲碁指導をおこなった。
囲碁好きの私は、7年前に石倉先生の初心者講習を受けて依頼、幾多の「学校囲碁指導員講習会」を受講していますが、今日の潘先生の子どもへの教え方を聞きますと、指導方法もほぼ完成に近づいたように思います。
以前は、石とりから入る講習だったのが、現在は、まず終局図から入り、地所も考えた(最後に地所が多いほうが勝ち)講習になっています。以前は石とりから入ったため、子どもは、いつまでも石とりにこだわってしまうケースが多く、指導者泣かせでした。
午後、学校囲碁指導員講習会の隣屋では、春日部中央公民館囲碁クラブの定例会が行われており、井上一紀氏がクラブ代表者に協力のお願いを兼ね挨拶に伺ったため、春日部中央公民館囲碁クラブ員も午後の囲碁指導に参加し、協力を申し出る方もおり、有意義な一日でした。
春日部市の囲碁愛好家の皆さん、ご参加をお待ちしております。