昨日は、長男が、早朝から、震源に近い 能登半島の日本海側で、日曜出勤し、業務に就いていました。
大変な状況の中から、夜10時を過ぎて、ようやく 帰宅しました。
ドン ドーン と 大きな音がした後に、立っていられないほどの 激しい振動と揺れに襲われて、しばらくは、足が震えていた…と、興奮して聞かせてくれました。
「帰りは、迂回路を通りながら、警察・消防・自衛隊などや、報道関係の車に、たくさん出会った」とも、話してくれました。
昨日は、時間が経つに連れて、被害の情報が伝わり、午後の半ばからは、映像を使って、惨状が分かってきました。
県内には、複数の報道機関があるものの、能登を拠点にしているところは、地元のケーブルテレビ局以外には、殆ど有りません。 支局・通信部は、NHKをはじめとした放送局・新聞社です。
テレビでは、隣県や系列キー局の応援がないと、機材・人員ともに、大きな災害時には対応できません。 契約カメラマンの撮った映像が有っても、電波に乗せるまでが大変です。
おまけに、昨日は日曜日で、いろんな意味で〝一大事〟だったと思います。
ただ、金沢を中心にした加賀地方が無事だったので、対応自体は早く、視聴者・利用者には、安心できた人が多かったと思います。
東京のキー局からは、富山空港を利用して、能登へ入った取材クルーもあったようです。
震源の近くに居た長男からは、通話が輻輳する中、早めに、無事が知らされました。 同僚の人たちは、なかなか連絡できずに、あせった人が多かったようです。
我が家へは、東京の親戚からの、安否確認の携帯電話メールを始め、北海道、岩手、千葉の遠隔地や、隣県の知り合いなどから、電話やメールが届き始めました。
特派員Qは、自分の「ホームページ」のトップページに、「無事メッセージ」を書き込み、ブログにも投稿できました。 「無事」を知らせることが出来て、ありがたかったです。