今日から 10月・神無月です。 ヘッドホンからは、「神無月に抱かれて(保科有里)」が流れています。
先週の、白山麓の取材で、懐かしい野草花に出会いました。
通称〝赤まま(赤ご飯)〟です。 子どもたちの〝ままごと遊び〟では、小さなピンクの花を集めて「赤飯」代わりに 使われました。
「イヌタデ」だと思います。(白山市・鳥越地域で)
「秋祭り」で出される「赤飯」は、収穫に感謝する意味も。
こちらは〝ひっつき〟です。 黄色い花の部分が、だんだん固く茶色(種の胞子?)になり、先々が尖がって、衣服などにくっ付き易くなります。
「アメリカセンダングサ」のようです。(白山市の鳥越地域で)
子どもたちは、お互いに これを投げつけあって、くっ付いた方が 「打たれた…」と 鉄砲遊び。
また、鬼ごっこなどで 勝ち残ると、これを〝勲章〟として胸元に付けて 威張ったり…。
半世紀も昔には、稲を刈り取った後の 田んぼは…
集落の子どもたちが、みんなで 駆け回った、自然の遊園地でした。