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ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

授業に渡部淳先生を迎えて

2007-07-27 21:52:44 | 授業・教育

前日のブログで紹介したように、教職総合演習の11期生最後の授業に、渡部淳先生に来ていただきました。

単に授業を見ていただくだけでなく、なんと! 学生たちが進行する授業に、一緒に参加してくださったのです。

しかも、浅野恵美子先生と一緒に来られたので、あつかましくも浅野先生にも授業に参加していただくことになりました。

ドラマ教育について大先輩のお二人に、この授業がどう映るのかドキドキものでしたが、好意的な講評をいただいて、「私のひとりよがりでなさそうだ」と励まされました。

この日の授業、「『最後の授業』をテーマに60分の授業を計画する」というものだったのですが、クラスお別れ会という雰囲気で、ゲームに終始しました。

まず、手のひらの大きい順に並び替え。なんと! 最大は私。最小のさゆりと間接ひとつ分違いました。実は私は末端肥大症。手と足が異常に大きいのです。そのくせ、頭は小さく、脳みそは少ない! のです。

ワンタッチオブジェ。進行役が出したお題でオブジェをつくったのち、授業の感想をオブジェで。オブジェをつくるとき、みんなピタッと静止して、みごとでした。淳先生は片足で立って、ピタッ! すごい! 若い!

長いもの競争。身につけたものや持ち物で一番長いラインをつくったグループが勝ちというゲームです。

「アントニオ猪木がころんだ」。「だるまさんがころんだ」の要領ですが、「○○がころんだ」と言われたら、それになりきった格好をする。オニから、ダメが出たら、外れる。最後まで残れるのは誰か。なつきとただしでした。ただしが写真を撮っている私の真似をしたときは、ひっくりころげてしまいました。

そして最後が、なんと! 告白ゲームでした。お互いよく知り合ってきたことを披露したのでした。実は、このクラスは時間がなくて、告白ゲームはしていなかったのです。それを、学生たちがやってくれるとは・・・。私と少しやり方は違いましたが、やってくれて良かった。

ところで、私は「ドラマ教育」ということばはあまり好きではないのです。教育という日本語には、教え込むというニュアンスがある気がします。イギリスではDIE(drama in education)、アメリカでクリエイティブ・ドラマ(creative drama)と言われているそうです。エデュケイションは、引き出すということが語源のようです。ドラマの手法は、それぞれの人が持っているものを引き出してくれます。何か、ぴったりの日本語ができるといいのですが・・・。

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