上海へ行く（６）豫園と物売り魂編

　この日の観光は、豫園という古代庭園を見に行くことから始まりました。大変申し訳ありませんが…この時の当方全然添乗員さんの説明聞いておりません。国内外の観光客のツアーが多いせいもあって、常にごちゃごちゃしてたのもありますが、いろんな外観を撮ったり、カメラ撮ること頼まれたりという事に夢中だった為です。（言い訳です。）例えば、
　　　

門の石造りに夢中になったり、石庭に心奪われたり、

　　　

鹿発見！！ドラゴン発見！！と列に遅れそうになりながらシャッターを押してました。
ちなみにここから龍は横にある銀杏の実をねらっているということです。

　この豫園の側にはショッピング街があって、中華街っぽい町並みになっており、雑貨が数多く並んでました。ここで、買い物できるものだと思い込んでましたが、時間がないのでということで素通りすることに。買い物したかったです・・・。豫園を出て、バスに向かう時に、少しだけ、街の様子を直に見ることができました。古びた感じはしましたが、おばあちゃんが、ベンチで編み物をしていたり、雑貨店の店先で、井戸端会議みたいなのをしているところののんびり感があふれていて、生活の匂いが垣間見えてすこしほっとしました。しかし、バスが近づくと、よく言われている物売りさん達がわらわらと「ロレックスどう？ロレックス？」「100円で扇子あるよ～。」と近づいてきました。基本的に「NO！」や「迷有（いりません。）」と言うようにと言われてました。でも、次から次と相手を求めるそのたくましさはすごいですね。うちの職員さん（５０代・男）はあまりにもうっとおしいので、「しつこい！なんやったら、バス乗ったらエエやん！」と、その物売りのおっちゃんを観光バスに乗せようとしました。そしたら、ひるんで乗らなかったのですが、それでも発車するバスの前でまだ、売り続けてました…。この物売り魂は次の中国茶の見学先でも少し見ることができました。ちゃんとした店だからこその、売ってやる！というプロ意識を見ましたよ。

　行きたかったよショッピングストリート・・・。そんなこんなで（７）中国茶と現実とに続きます。