思い出をあける鍵 Ⅲ

古びたオートバイと、思い出の風に乗って。

ヤマハメイト U5 初期型 エンジンO/Hの巻き

2021年02月25日 | オートバイ

去年の2月、ちょうど1年前です。
3.5諭吉で衝動買いした、ヤマハメイトU5初期型。
「キックは下りる」以外一切未確認の現状車でした。


ガソリンタンクの洗浄、錆取りから始めてガソリンコックのO/H、
前後ホイールベアリング、チューブ、タイヤ交換、フロントサスペンションO/H、
スロットル周り、ブレーキケーブル給油、車体周りの整備が終わったのは、8月の事でした。
10月、以前HT90のエンジンO/Hでお世話になった、AKO MOTORCYCLEさんに、
車体ごと発送し、エンジンのO/Hを依頼して。


そして昨日、AKO MOTORCYCLEからメールを頂きました。

「AKOです。
お世話になっております。
メイトU5
やっと着手致しました。
大変お待たせして申し訳ございません。
エンジンを分解してざっと確認した結果、以下の修正が必要です。」


「シリンダー吸気、排気側ともに摺動面に縦キズあり。
 爪が引っかかるぐらいなので、0.1mmはあると思います。
 ピストンクリアランスは後ほど計測します。」


「クランクシャフト、フラマグ側のジャーナル軸のベアリング圧入部分に摩耗あり。
軸とベアリングのはめ合い部で滑りがあります。
運転時に負荷がかかるとクランク打音(ガーガー音)が出ていたはずです。」


「また、クランクシールのリップと接する部分も摩耗が進んでいます。」


「部品取りのエンジンを分解しました。
クランク軸は、部品取り(右)の方が程度が良いです。
こちらに入れ替えたいと思います。」


「オイルシール部の摩耗は、このクランクもありますが、
オイルシールを加工して打ち込み深さを変えて対応します。」


「クラッチハウジング
クラッチのダンパーが劣化(おそらく内部のゴムダンパーが砕けている)
ガタが大きくなっています。変速ショックが大きく出ると思われます。
クラッチハウジングは非分解のためアッシー交換しかできません。
こちらは部品取りも同程度のガタがありました。
遠心クラッチなので、変速ショックを吸収するための設定なのかもしれません。
調べてみます。」


よろしくお願いいたします。
(^_^)v





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