去年の2月、ちょうど1年前です。
3.5諭吉で衝動買いした、ヤマハメイトU5初期型。
「キックは下りる」以外一切未確認の現状車でした。
ガソリンタンクの洗浄、錆取りから始めてガソリンコックのO/H、
前後ホイールベアリング、チューブ、タイヤ交換、フロントサスペンションO/H、
スロットル周り、ブレーキケーブル給油、車体周りの整備が終わったのは、8月の事でした。
10月、以前HT90のエンジンO/Hでお世話になった、AKO MOTORCYCLEさんに、
車体ごと発送し、エンジンのO/Hを依頼して。
そして昨日、AKO MOTORCYCLEからメールを頂きました。
「AKOです。
お世話になっております。
メイトU5
やっと着手致しました。
大変お待たせして申し訳ございません。
エンジンを分解してざっと確認した結果、以下の修正が必要です。」
「シリンダー吸気、排気側ともに摺動面に縦キズあり。
爪が引っかかるぐらいなので、0.1mmはあると思います。
ピストンクリアランスは後ほど計測します。」
「クランクシャフト、フラマグ側のジャーナル軸のベアリング圧入部分に摩耗あり。
軸とベアリングのはめ合い部で滑りがあります。
運転時に負荷がかかるとクランク打音(ガーガー音)が出ていたはずです。」
「また、クランクシールのリップと接する部分も摩耗が進んでいます。」
「部品取りのエンジンを分解しました。
クランク軸は、部品取り(右)の方が程度が良いです。
こちらに入れ替えたいと思います。」
「オイルシール部の摩耗は、このクランクもありますが、
オイルシールを加工して打ち込み深さを変えて対応します。」
「クラッチハウジング
クラッチのダンパーが劣化(おそらく内部のゴムダンパーが砕けている)
ガタが大きくなっています。変速ショックが大きく出ると思われます。
クラッチハウジングは非分解のためアッシー交換しかできません。
こちらは部品取りも同程度のガタがありました。
遠心クラッチなので、変速ショックを吸収するための設定なのかもしれません。
調べてみます。」
よろしくお願いいたします。
(^_^)v