ベンリー号 ＣＳ９２型の整備やで。エンジンＯ／Ｈ編

「ごろぞうさん」に実動状態まで修理してもらったＣＳ９２。
アイドリングは安定するも、右側からの白煙と大きめのメカノイズがわかり。


エンジンフルオーバーホールへ、いつものお店へ持ち込みました。
持ち込んでからエンジン降ろすまで、早かったなぁ。


即行で、腰上の分解。


ゲッ・・・まっ黒やん。


あっちゅう間に、ヘッドが降りた。


コンコン・・・
（そんなんして抜くんや。）


スルスル。


早っ！！


おぉ～、ピストンが見えた。




「このな、古いガスケットをペリペリ剝がす時がな、一番楽しい。」
（変態や。）


シリンダーと、エンジンの降りた車体を積んで。
「後は、お願いします。」
「はいはい、まかしといてんか。」
帰って、シリンダーの発送準備をしたのは１０月２９日（日）のことでした。

やっぱりな。

１ヶ月前。


忘年会やら、同級会やらで。


まだ、ギリ取り戻せるか。
（頑張ったらやけど。）


ほんで、今年初。


Ｇパンが・・・きっついな、とは思うてたけど。


３ｋｇの肉は、そら重たいわな。

ゴジラ

去年の１１月末の事でした、町内の同級生と呑みに行った時に。
「ひでちゃん、ゴジラ見に行ったねん。」
「そうなん。」（今のゴジラは興味ないし。）
「あんな、震電が突っ込んで行きよるねん。」
「震電！！ほなあれか、太平洋戦争末期の時代背景？」
「そうやで。」


上映時間を調べてたら、「モノクロ版」も同時上映してる事がわかって。
そら、モノクロ版の方がええやんな。




モノクロの方が迫力がある。・・・気がする。


局地戦闘機、「震電」B29迎撃用に開発されました。
昭和２０年６月、初飛行。


３回のテスト飛行の後、終戦。
当時、３機の機体が完成してたそうです。
その中の一番程度の良い機体は米軍が本土に持ち帰り、残った２機は焼却されました。
垂直尾翼に尾輪が付いているのは改良型です。


僕は、ゴジラより。


ガメラの方が好きでした。


やっぱり怪獣は、着ぐるみの方が好きです。


子どもの頃に帰れる気がしてね。

ベンリー号 ＣＳ９２型の整備やで。いろいろありますなぁ・・編その６

１０月３日（火）
午後９時１２分。
「配線、ややこしいです。」


「純正ハーネスがいろいろと怪しい事がしてあって、オマケにリプロのハーネスの線の色が純正ハーネスと、違う線がある。」


「仕事終わってから、やってくれてるんですか・・・ほんまにすんません・・・・何とかなりますか？」


「何とかします。」



１０月８日（日）
「ごろぞうさん」から画像が届きました。
「僕のやれるとこは、ほぼ出来ました。Ｓ７と入れ替えできますよ。」


１０月２８日（土）
朝からクルマにＣＳを積み込んで、「ごろぞうさん」と角の会へ行きました。
エンジン積み替えだけ手伝ってもらおうと、置かしてもらったＣＳ９２やけど。
あれやこれやと言う間に・・・・
エンジン積み替え、前後タイヤとスプロケト交換、センタースタンド交換、メインハーネス、イグニッションコイル交換、クラッチワイヤー交換、点火次期調整、その他諸々の不具合を修理してもらって。
「バイクが有ったらね、やっぱり気になりますやん。気になったらね、やっぱり触りとうなりますやん、嫌いとちゃうし。」
そやけど、自分のやったらわかるけど・・・なぁ。
（俺には、絶対出来ひんなぁ・・・そもそも、そんな技量も無いけど。）


「ほんでね、これ僕が気づいた事。」
と、メモをくれました。
昔々、プロ野球のピッチャーで「神様、仏様、稲尾様」と言われた人がおられました。
僕にとっては「神様、仏様、ごろぞう様」です。
ほんまに、もう・・・何と言おうか・・・感謝しかないわ。
(o*。_。)oペコッ

ベンリー号 ＣＳ９２型の整備やで。いろいろありますなぁ・・編その５

９月２３日（土）
朝から「ごろぞうさん」のガレージへ。


Ｃ７１はクラッチ板の交換も終わり、試運転中でした。


「点火次期がね、もうちょっと進めたいんやけど調整しきれんのですわ。」


純正シート、上が１９６０年のオリジナルシート。
下が、スペアの後期型オリジナルシート。
後期型はステーが１本多いんやね、その分ステーの位置が違う事がわかりました。
そら、合わへんわな。


リプロのメインハーネスとプレスハンドル用のケーブル。
「このまま置いといてくださいね、週末にまた来ます。」