F1日本GPが終わってしまい、もう、中国GPが始まりますが、日本GPの前の週末にお台場で行われた、イベントのお話です。
土曜日は、トヨタのサードドライバー、小林可夢偉選手を見たいと、トヨタの方のイベントへ。
バスの始発でお台場へ。行けばわかる!と気楽に場所へ向かったものの行列が見つからずに焦りましたが、MEGA WEBの建物の中に列を発見。中に入るのにまた入り口を探しましたが何とか入れました。
建物の中で待てたので、比較的楽でした。
で、トークショーの会場に案内されました。
耳栓付き走行イベントのチケットと、トークショーの席のチケット、キャップとウチワを頂き、トークショーまでしばし休憩です。
やっと始まったトークショーは、第一部がTDPトークショー、第二部がトヨタF1ドライバートークショーでした。
第一部、第二部とも、アナウンサーと森脇基恭氏が司会(?)をしていました。
第一部には、中嶋一貴選手と小林可夢偉選手と、TDPの校長先生の関谷正徳氏が登場です。
(一貴選手、可夢偉選手と森脇氏)
関谷氏に、両ドライバーの特徴は、まじめ(一貴選手)とやんちゃ(可夢偉選手)と言われていました。可夢偉選手のやんちゃぶり(?)は、日曜日のデモ走行で披露されたそうなのですが、私は見そびれました…、残念です。
(やりすぎで、タイヤをボロボロにしたそうです。→http://movie.autoc-one.jp/item/msj08_kamui.html(Auto C one さん))
受け答えも、まじめとやんちゃな性格が出るトークショーだったかな…。
第二部は、ティモ・グロック選手、小林可夢偉選手と、新居章年氏(TMG技術コーディネーション担当ディレクター)の登場です。富士を目標に確実にステップアップしているというお話の中、富士のコースを、可夢偉選手がティモ選手に解説するという企画があったのですが、可夢偉選手、途中から、ここは人それぞれと言いだし、実は改修後は走ったこと無いから分からない!と。ティモ選手にゲームと変わらない、なら僕が解説するよ!と言われ、その後2人、英語でやりとりをしていました。
仲良さそうな2人のやりとりに爆笑でした。(英語がちゃんと分かれば、もっと面白かったのでしょうが…)
ティモ選手と内緒話をする可夢偉選手です。
途中、ヤルノ・トゥルーリ選手からのメッセージビデオが入りました。長い日本語のメッセージも有りました。
ティモ選手は、日本語を覚えていないと言っていたのですが、可夢偉選手に教わったのでしょうか、走行イベントの合間のトークショーで一言日本語で挨拶していました。
トークショーの後、プレゼントコーナー等が有り、走行イベントの会場へ移動です。
プレゼント、かなり惜しい所でハズレました。まあ、世の中、そんなものですよね(爆)
外に移動してから、走行イベントまで、また待ち時間がありました。
その時、遠くから爆音が…。モータースポーツジャパン(MSJ)の会場に居る人に、「F1走ってますか?」とメールで聞いてみたところ、「はい!そして燃えちゃいました…。」との事。
確か昨年も…。でも、昨年は日曜の午後でしたが、土曜日の午前からとは…。
この後走るか、ちょっと心配になりました。
そして、やっと走行イベントが始まりました。
最初はFCJの国本雄資選手のフォーミュラ・トヨタ、次にF3の国本京佑選手のF3、その後小林可夢偉選手のF1のデモ走行。富士スピードウェイオフィシャルカーの同乗体験走行を挟んでティモ・グロック選手のF1デモ走行でした。
上のカテゴリーに行くにつれ、マシンが速くなるのが体感出来ました。
F1は凄い!!
直線コースなので、あまり色々は出来ないのでしょうが、それでも楽しませて貰えました。
→http://www.toyota.co.jp/ms/news/other/08tmsse_msj_report.html(トヨタ公式HP)
でも、笑えたのは、何故かティモ選手がずっと写真(?ビデオ?)を撮っているのです。
下のカテゴリーのマシンや可夢偉選手のデモ走行に出ていくところを。珍しいとは思えないのですが(笑)。で、ティモ選手が出ていくときは、可夢偉選手が撮っていました。頼まれたのかな?
カメラマン、可夢偉選手です。
その後MSJの会場へ移動。フォーミュラ・ニッポンのトークショーとスペシャルトークショーを観ました。
その後、ARTAのGTカーに乗せて頂き、ちょっぴりレーサー気分を味わいました。
ここで土曜日は終了です。
翌日曜日、午後の観戦チケットを持っていたのですが、ご一緒させて頂く方々が9時には着くという事で、早めに家を出たつもりが、バスを乗り間違え、国際展示場で降ろされてしまいました。仕方なく徒歩で会場まで行ったら、9時前には着きましたが、一番近い私が最後に到着でした。
無事中に入った後、午前中は会場内をぶらぶらとしていました。
偶然、インディ参戦中の武藤選手のトークショーに遭遇。
トークショー後に、子供がマシンに乗せて貰い、写真を撮ったりサインを貰ったりしていました。
羨ましかったです(爆)
インディカーに座ってフォトセッションの武藤選手です。
フォーミュラ・ニッポンの車等を眺めたりふらふらとした後、ラリーカーに乗せていただき、またレーサー気分を味わってしまいました。
シートベルトを肩にかけさせていただいたのですが、凄く重かったです。
このシートベルトと、ヘルメットで肩がこると説明していただいたのですが、納得です
井出選手のカート教室で、子供に優しく教える姿や、お手伝いのF3ドライバー、中山選手と山本選手に先輩として接する井出選手を眺めてみました。
カート教室の井出有治選手と、中山友貴選手です。
カート教室で旗を振る山本尚貴選手 です。
ブリジストンブースで、200戦記念の使用済みタイヤや、金のタイヤを眺めました。
最初の自動車も眺めました。これは後でデモ走行もしてくれました。
ぶらぶらしているうちに、午後の走行デモの時間が近づいてきたので、席を確保するために並びました。並んでいる所から、GTの公開録画のステージが見えました。
昨年はカート教室の格好そのままでトークショーに出ていた井出選手でしたが、今年は公開録画だからでしょうか、しっかり着替えていたようです。でも、遠くて、声は聞こえませんでした。
時間が来たので観客席に座り、同乗走行を眺めていました。
ご一緒させて頂いている方は乗っているはずですが、ヘルメットで顔は見えず、どの車に乗っているのか全く分かりませんでした。
同乗走行も終わり、デモ走行の始まりです。
最初の自動車の後、フォーミュラ・ニッポンのデモ走行。
来年のマシンの走行の後、今年度のチャンピオンの松田次生選手の走行でした。
反対側で曲がり切れずにストップしてしまいました。
F1にバックギヤがあるのは、シンガポールGPで使っているのを見たので知っていたのですが、フォーミュラ・ニッポンには無いそうで…、結局マシンを降りてしまいました。スタッフが慌てて引き取りに行き、松田選手は歩いて戻りました。
ピエール北川氏が、手を振って歩きたかったから、わざと止めた!と見事なフォローをしていました(笑)
前日のトークショーには、足を引きずっての登場だったので、ちょっと心配したのですが、さすがに大勢の観客の前だからでしょうか、普通に歩いて、インタビュー用のステージまで戻れて安心しました。
次はGTカー。全部で4台、くるくると廻ってくれました。
往年のマシンの後、F1の登場です。まずは、HONDA、バトン選手です。
オープンカーで2周、挨拶をした後、走行開始です。
タイヤスモークをあげて、くるくると走り廻りました。
あれ、もう終わり?と思ったら、途中でタイヤを交換し、また走行を再開しました。
そして最後はトラブルがあったようで、エンジンを切って終わりました。
次にTOYOTA,ティモ・グロック選手の登場です。可夢偉選手が運転するオープンカーに乗っての登場です。
昨日の直線のみの大人しい(?)走行と違い、くるくるとスムーズに良く廻りまっていました。
最後にいきなり水蒸気が飛び出し、部品も飛んで終了です。これは凄くびっくりしました。
ティモ選手は、F1が2台走るので、勝ってこいとスタッフに言われたそうです。
この勝負、走行もハプニングも(爆)、ティモ選手の勝ちでしたね~
このイベント、盛りだくさんすぎて、トークショーを見ればデモ走行は見られず、何を見るのか迷いましたが、欲張らず、のんびりと過ごしました。
そして、おまけとして、帰りに東京駅のそばのBMWのショールームで、BMWのF1カーの展示も見てしまいました。
すっかりモータースポーツ三昧の2日間でした。
2日間、エンジン音につつまれ、とっても幸せな気分になりました。
おつきあいいただいた方、本当に有り難うございました。