DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

・ダイエットとは「生き方を改める」こと
・新著「脳が元気になる生き方」(瀬野文宏著/表現社刊、全国書店で好評発売中

脳が主役です~脳と糖質~良質のエネルギー源

2016年06月01日 | 脳と食べ物
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.491)~


炭水化物(糖質)は、
脳の必須エネルギー源であるブドウ糖の原料であり、
不足すると昏睡状態になります。
すなわち、脳は絶えず一定の血糖値を保つ必要があります。


首から下の体は、
脂肪という予備エネルギー源を蓄えるシステムがありますが、
脳にはエネルギーを蓄えるシステムがありませんので、
絶えず、周期的にブドウ糖を供給する必要があります。


1000億を超えるニューロンで構成されている
巨大なネットワークを維持するための良質な熱源としての
炭水化物(ブドウ糖の原料)は必須の物質です。

また、ネットワーク内に情報を伝達する「神経伝達物質」にも
ブドウ糖(糖質=炭水化物)は必須の物質です。


「炭水化物(糖質)抜きの食事」は、
極度の偏食であり、生涯続けられない食生活です。
また、食べる楽しみをうばうことになり
「食のアイデンティティー」を喪失します。
『炭水化物恐怖症』にならないでください。


脳が必要とするエネルギーと神経伝達物質をつくるために、
成人男子で一時間に5g、1日に120gのブドウ糖を使います。
また、年齢に関係なく
環境の変化に対応し日々に変化・進化する脳にとっては、
絶えずクリーンなエネルギーを必要としているのです。


日本人にとっての良質で最良の原料は「米=ご飯」です。
脳が毎日必要とする120gのブドウ糖を供給するには
「朝・昼・夕」の毎食茶碗一杯のご飯(精白米110g=糖質85g)を
最低限食べる必要があります。


ご飯以外の芋類などの食品からの摂取量を含めて、
脳と体の健康維持のためには
1日に最低約250g(1000㎉)の糖質が必要です。
所要量は、「炭水化物エネルキー比率/50%から70%未満」です。
たとえば、1日の摂取エネルギー量が2000㎉の場合は
「1000㎉~1400㎉未満」となります。


◎食品例~・ご飯(男・女茶碗/毎食一杯)・芋類・果物類・野菜類・他で
約1000㎉以上となります。

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本書の「目次」は~
自然流健康ダイエット教室
http://www.1979diet.co.jp/









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