まだ小学生だったころ、
祖父母が一年ほど同居したことがあった
弟は、祖父母が大好きで、
部屋に入り浸って、よく一緒に寝ていた
その弟から聴いた話だけど
祖父は祖母から大切な役を仰せつかっていた という
それは
毒見役
味見役ではない
毒見役である
祖母は、その食品がまだ食べられるかどうか、
祖父にみてもらっていたのである(なんで、自分でみない?)
これ、まだ大丈夫かどうか心配だから、ちょっと食べてみて
という祖母が差し出した物を食べた祖父
だいたいは
うんうん 大丈夫大丈夫
だったらしいが、時には
ペッペッ こりゃだめだ 腐ってる!
ということもあったらしい
そんな状態なら、食べなくても、わかりそうなもんだろって
けど、ある時
う~ん 今晩がヤマ! だな
これぞ、祖父の真骨頂???
自分の夫に毒見をさせる祖母も祖母だけど
弟は、その会話がおかしくてたまらなかったと言う
でも、ふと気付いたら
その今晩がヤマの食べ物、
その今晩中に、
知らぬが仏の我々のお腹に納まっていたんだよね 多分
けど、お腹を壊した覚えはなかったから、
やっぱり、祖父の能力って、偉大だったのかも??
五感は優れていた気がします。
今の子はサバイバルは無理やね。
賞味期限過ぎてるけど~
消費期限じゃないから大丈夫!
家は大抵これやな。
しかし、うちの父の場合 多少のものは大丈夫だったらしい
私と母が お寿司にあたって七転八倒していたとき 平然としていた そして翌日 あれ?ちょっとお腹ゆるかったかな? と言ったことが・・・
あれいらい 怪しいものは 父だけに食べてもらうように 私と母は 暗黙の協定を結んでおりました。
サバイバルになったら、若い子たちから撃沈かもよ(;一_一)
胃腸の丈夫な人は、それなりの役割が回ってくると言うことか(^_^;)
そういや、義父もそうだったような(@_@;)?