その日は突然に？

大ちゃんは、結構耳が汚れるので、定期的に耳掃除をしている

この時も、床に座って膝に乗せて、綿棒で耳の穴を拭っていた

ありゃ、結構汚れてたねえ

爪切りと同じく、あまり好きではないようだが

我慢する大ちゃん

と、それを、いつもの場所から眺めていたココさんが

そこは、ぼくの場所！　とばかり、突然、膝に飛び乗ってきた

かあちゃん：わわっ

大ちゃん：むぎゅう

大ちゃんは、ココさんの下敷きになる寸前で、かあちゃんが救出

な、な、なんなんだぁ　いきなり

そこにいたら、チビゴンズストーカーに狙われるよ

と言っても、おどきになる気はないらしい

チビゴンズも、ココさんに避けられているのを感じ取っておりﾈ

お互いの存在に慣れてきたこともあり、

最近は、毎度追いかけまわすことこそなくなったが、

それにしてもすぐに手が届くところにいれば気になるのは当たり前

やがて、おずおずとウツボが近寄ってきて、ご挨拶

そして、ごあいさつ代わりに、耳の穴に鼻を突っ込み、舐め始めたが

ココさん、逃げるでもなく、されるがまま

時折、かあちゃんを見上げては、「大丈夫だよね？」と訊いているような？

かあちゃんは、大丈夫だよぉと、ココさんの背中を撫で続けた

ウツボは、一応挨拶して気が済んだのか、遊びに戻った

その様子を、大ちゃんが、近くからムッとした顔で眺めていた

こちらは、挨拶する気はないらしい

さっき、踏まれそうになったもんね

そして、わざと無視して、ウツボと遊びに戻っていった

３匹それぞれの心境がわかるようで、とっても楽しい瞬間だった

 

翌日も、例によってかあちゃんの膝から動かないココさんに

放牧中のウツボが挨拶に来たので

クマさん、シャッターチャンスをうかがう

３匹で昼寝という場面はそのうち見られるんだろうか？

 

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