１０月７日

天候：晴れのち曇り

井上さん長期の調査、お疲れさまでした。また、大変お世話になりました。ありがとうございました。

今日はいきなりの大失態、朝寝坊です。大瀬山に到着したのは８：００前でした。
ハチクマカウントはU氏、Y氏のおかげでとりこぼさずに済みました。感謝、感謝です。（出口）


ハチクマ♀成鳥（出口）


ハチクマ♂成鳥（出口）


ハチクマ♀成鳥（出口）


翼が一部ぼろぼろのアカハラダカ♂　腹の羽毛も毛羽立っているが、越冬地に無事たどりついてほしい・・・


ハイタカ初認です（出口）




チュウヒ幼鳥　　チュウヒは福江島ではめったに見られない（出口）


６日に現れたアカアシチョウゲンボウ幼鳥（出口）

１０月６日

天候：晴れ

今朝は３００羽ほどが大瀬山周辺を渡り、その他４００羽は５kmほど先の島山島からの渡りでした。

霧があり難しい条件のカウントを出口さんに担当して頂き、在庫予想数量を確保できました。
大瀬山では近くをたくさん飛んだのですが、東の空にある雲が太陽を遮り、上空は青空なのにシルエットの
ハチクマばかりで残念・・・

１２時に大瀬山を下り、今期の大瀬山でのハチクマ渡り調査の終了です。
午後の飛来は出口さんと上田さんが調査をしていただきましたのでデータが上がります。

井上の調査は本日で終了ですが、引き続き福江島在住の出口さんが継続されます。
ハチクマの渡り個体１０，０００羽の記録をお願いしてありますので、引き続きブログをお楽しみください。

大瀬山でお会いした方々には大変お世話になりました。厚くお礼を申し上げます（井上）。


今朝の大瀬山は太陽の陽射しが無くて写真はイマイチでした。（井上）


ハチクマの群れの中で見つけたサシバ・ハチクマと共に西へ渡って行った・・・（井上）


まだ残っていたアカハラダカ（井上）


今朝、渡りそびれたハチクマ・幼鳥　今期の大瀬山、最後の撮影個体でした。（井上）








コウライウグイス・幼鳥　
ハチクマの渡りが一段落したころに突然現れた　大慌てで撮影したためピンボケ写真しか取れずで残念。

１０月５日

天候：曇りのち晴れ

台風１８号は昨夜のうちに福江島の西を通過しました。大きな被害は出なかったようです。
朝のうちは猛烈な風のため島の中央部に避難です。

昼ごろに大瀬山に登ってくるとたくさんのハチクマが舞っていました。
滞在組かと思って観察していると、東方向からどんどん進入して来ることから九州本土組と推測されます。
強烈な向かい風が吹く中を渡ってきていると考えられます。大瀬山から西への渡りは確認できませんでした。

観察した個体以上に滞在していると思われますので、明朝の渡りが楽しみです（井上）。

観察したハチクマ・３４８羽


台風のうねりが打ち寄せる大瀬崎（井上）






強風が吹く向かい風の中を飛翔するハチクマ。翼を絞って羽ばたかず、滑るように滑翔していく。（井上）


大瀬山に降下するハチクマ（井上）




太陽が水平線に沈みかけた頃、井持浦から飛び立って西へ渡って行くアオサギと白サギ類の群れ　
ゴイサギも同様に大瀬崎を夕方に飛び立つ

１０月４日

天候：曇り

台風１８号が東シナ海を北上中といった状況で、ハチクマがどういった動きをするのか、とても興味深い朝でした。
曇で東風が風力２～３・海上に３ｍ程度のうねりがある以外は、台風の気配は全く感じません。

渡りの結果は、島に滞在していたハチクマのすべてと思われる１，４００羽ほどが渡ってしまいました。
そのうちの１，０００羽程度は大瀬山の上空やその周辺を通過です。
頭上すぐ上に５０羽～１００羽程度の群れが次々と飛来して旋回し、西の海上へ渡って行きました。
大瀬山・１０点満点の渡りです。

午後の飛来は極端に少なかったのですが、台風が通過したあとの６日朝はどのような渡りになるでしょうか（井上）。

観察したハチクマ・１，６６５羽




大瀬山の上空を舞うハチクマの群れ（井上）




大瀬山の上空を舞うハチクマの群れ　曇り空でシルエット状態であるが、渡りの迫力は満点（井上）


台風のうねりで豪快な潮を噴き上げる磯（井上）


忘れ物ですよぉ～　大切に使われている様子が伺えるので掲示します。持ち主はコメント欄に投稿ください。
なお、来年まで出口さんが保管致します。（井上）

１０月３日

天候：晴れ

今日は大瀬山に接近したハチクマがあり、観察者・写真撮影者ともに満足の渡りを見ることが出来ました。
調査はイマイチで、５km先の島山島で旋回する群れをいつの間にか見失ってしまう失態が何度かあり、２００羽
程度の見落としがある見込みです。

午後は１００羽程度の大きな群れの飛来が何度もあり、福江島らしい雄大なタカ柱や群翔を観察できています。
午後に飛来したハチクマは１，０００羽を超えましたが、このうち２９１羽が西・２７０度方向と男女群島方向へ
渡りました。最終に確認した渡りは１６：５０の１２羽でしたが、夕暮れ間近の個体は引き返すかもしれませんね？

明日の夕方以降、大瀬山は台風１８号の直撃を受けそうです。東シナ海を渡っている鳥たちの無事を願うばかりです。
（井上）
観察したハチクマ・２，１５４羽


チゴハヤブサに攻撃されるハチクマ・幼鳥（井上）




翼を事故欠損しているハチクマ・成鳥♀（井上）


見慣れたノスリと異なる柄？の個体（井上）


午後は背面撮影も順調だった。ハチクマ・成鳥♀（井上）


ニアミス・群れで飛翔しているときは、翼を接触させてしまう事例も時々見かける。（井上）


大瀬山道路を下っているときに見つけたとまりのハチクマ・成鳥♀。黒い体色がカッコいい。（井上）