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『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

memo ∞ 「クモの糸で変わる世界: 関山 和秀 at TEDxTokyo」

2014-06-13 | 学習

◎ 昨年春話題でしたが、また1年経ち、多くな成果が出ているようです。今尤も注目されている繊維ですね!

 展示画像 人工クモ糸繊維のドレス / Spiber Inc.(Website)人工クモ糸繊維のドレス

/ Spiber Inc.(Website)

クモの糸で変わる世界: 関山 和秀(TEDxTokyo) » Nobuyuki Kokai Blog

関山和秀­さんは、1983年1月2日東京生まれ。2002年より慶應義塾大学先端生命科学研究所を拠点に研究活動に携わり、2004年よりクモ人工合成の研究を開始します。

事業化するため大学院に進学し、博士課程在学中の2007年9月、学生時代の仲間と共に「スパイバー株式会社」を設立、代表取締役社長に就任しています。

ベンチャーキャピタル等から約7.5億円の資金を調達し、産学官と連携しながら世界初の工業化を目指しています。

新素材の名前は「QMONOS」、語源は「蜘蛛の巣」。QMONOSは、加工によって繊維、フィルム、ゲル、スポンジ、パウダー、ナノファイバーと様々な形態での供給が可能です。QMONOSの普及を足がかりに、タンパク質を素材として使いこなせる時代を切り拓きます。面白いですね(^^)

クモの糸で変わる世界: 関山 和秀 at TEDxTokyo

2013/05/12 に公開 

伸縮性が高くて、強度も桁違い。そんな夢のような繊維素材があるのだという。関山和秀­さんが取り組んでいるのは、クモの糸の人工生成。理想的な伸びと強度を生み出すため、­遺伝子を合成してアミノ酸配列を操作する。微生物発酵による低エネルギー生産ができる­ので、環境負荷も極めて低い。この研究を世界に先駆けて実用化するため、慶應義塾大学­院在学中の2007年に仲間とスパイバー株式会社を設立。2010年には文部科学省科­学技術政策研究所「科学技術への顕著な貢献」に選定されるなど、国内外で高い評価を得­ている。クモの糸でできた飛行機が空を飛ぶのは、そんなに遠い未来のことではない。

About TEDx, x = independently organized event
In the spirit of ideas worth spreading, TEDx is a program of local, self-organized events that bring people together to share a TED-like experience. At a TEDx event, TEDTalks video and live speakers combine to spark deep discussion and connection in a small group. These local, self-organized events are branded TEDx, where x = independently organized TED event. The TED Conference provides general guidance for the TEDx program, but individual TEDx events are self-organized.* (*Subject to certain rules and regulations)

http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000jjuxl.html

脱石油の超高性能バイオ素材として注目される「クモの糸」。

米軍も開発に取り組むも、断念したと言われる、夢の繊維の量産化技術の開発に、世界で初めて成功した、スパイバー株式会社の関山和秀氏をゲストに迎えます。

■化石燃料は、いつか枯渇する。

我々の生活になくてはならない素材、ナイロン、アクリル、ポリエステル、そして近年注目の炭素繊維。これらは石油由来の素材です。しかし化石燃料はいつか地球上から枯渇してしまう時が来る。これは地球規模の問題です。

天然のクモ糸は、炭素繊維と同等の強度に加え、高い伸縮性を備えるといいます。しかしクモを飼育し糸を取り出すことや、大量生産することはできません。そこで、関山氏はタンパク質からクモ糸を人工合成し、新たな素材開発・供給を目指し慶應義塾大学発の研究開発型ベンチャーとして「スパイバー」を起業。

■市場規模は数千億円。
日本が一番にならなければならない理由。


新素材「クモの糸」は飛行機や自動車、建築資材、電子機器、医療用生体適合材料など、様々な分野での利用が見込まれ、市場規模は、数千億円~1兆円と推測されます。化石資源が乏しい日本だからこそ、バイオマスを活用した新素材の開発で世界をリードし、地球規模の課題解決に向けてイニシアチブをとってゆかなければなりません。


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