◎ 中身の濃い映画なのでしょうね!『紙』=紙幣が一杯出てくるのでしょうね!
来月開幕するアジアで最大規模の「東京国際映画祭」の出品作が30日、発表され、最優秀賞を競う部門に日本からは吉田大八監督の「紙の月」がノミネートされました。
東京国際映画祭はことしで27回目を迎え、最優秀賞を競うコンペティション部門には、92の国と地域から寄せられた1400本近い映画の中から15の作品が選ばれました。
このうち日本の映画は、吉田大八監督の「紙の月」がノミネートされました。
この作品は、作家の角田光代さんの小説が原作で、バブル崩壊直後、銀行の女性契約社員が夫にないしょで年下の大学生との恋愛に溺れたことがきっかけで、巨額横領事件を起こすなど人生を狂わせていくサスペンス映画です。
30日、東京都内で開かれた記者会見で、吉田監督は「東京国際映画祭は世界の映画好きの人たちのエネルギーが高まる場所で、そこに自分が参加できるのがうれしい。自分の映画について意見を聞きたいし、自分も語りたいので開幕がとても楽しみだ」と話していました。……
紙の月 (Paper Moon) 2014 予告編
2014/09/13 に公開
劇場公開日 2014年11月15日
監督 吉田大八
キャスト 宮沢りえ 梅澤梨花 池松壮亮 平林光太 大島優子 相川恵子 田辺誠一 梅澤正文 近藤芳正 井上佑司
解説
「八日目の蝉」や直木賞受賞作「対岸の彼女」など多数の作品で人気を誇る作家・角田光代のベストセラーで、テレビドラマ化もされた「紙の月」を、
「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。宮沢りえが7年ぶりに映画主演を務め、年下の恋人のため顧客の金を横領してしまう銀行員の女性を演じた。
バブル崩壊直後の1994年。夫と2人で暮らす主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事に従事し、その丁寧な仕事ぶりで周囲にも評価されていた。
一見すると何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だが、自分への関心が薄い夫との関係にむなしさを感じていた。
そんなある日、年下の大学生・光太と出会った梨花は、光太と過ごすうちに顧客の預金に手をつけてしまう。
最初は1万円を借りただけのつもりだったが、次第にその行為はエスカレートしていき……。
【映画】 「紙の月」 原作者角田光代、大絶賛の宮沢りえ「見たことのない自分の顔があって衝撃でした!」 〈ありがとう浜村淳〉
2014/08/22 に公開
【芸能】映画「紙の月」 原作者角田光代、大絶賛の宮沢りえ「見たことのない自分の顔があって衝撃でした!」 〈ありがとう浜村淳〉
直木賞作家、角田光代さんの長編小説の映画化作品、「紙の月」です。
本作は、専業主婦の生活から飛び出した平凡な女性が、若い大学生と不倫し、職場の銀行で次々と横領を働くなど後戻りできない転落の道をたどっていく哀しい姿を描き出したサスペンス作品です。
出演は、宮沢りえさん、池松壮亮さん、大島優子さん、田辺誠一さん、近藤芳正さん、石橋蓮司さん、小林聡美さんなどです。
監督は、「桐島、部活やめるってよ」、「パーマネント野ばら」などの監督である吉田大八監督です。
【あらすじ】
バブルがはじけて間もない1994年。
銀行の契約社員として働く平凡な主婦、梅澤梨花は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになります。
その一方で、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていくのでした。
彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまうのですが、果たして・・・
映画『紙の月』は、2014年11月15日の公開です。
MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」2014年8月22日放送分より 出演:浜村淳、佐々木りつ子