○△□ ∞ 鶴千亀万 人間百年

『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

memo ∞ 「株式会社UCHIDA /CFRP製二足歩行アシスト C FREX」

2018-04-05 | 新製品・新企画

◯需要が少なく、ビジネスとしては合わないのに、こんな製品作りに知恵を絞り出す会社に興味が出てきて、調べてみました!! 文字通り、すごい会社・スマートな企業ですね〜

脊椎損傷患者の歩行 カーボン素材で補助:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29015510U8A400C1XB0000/

 

  素材加工メーカーのウチダ(埼玉県三芳町、内田敏一社長)は、脊髄が損傷した患者のリハビリ歩行を助ける機器を開発した。3Dプリンターなどで製造したカーボン素材の器具を下半身に装着し、2足歩行の助けとする。2018年に完成品を仕上げ医療機関で実証実験に入る。20年までの実用化を目指す。

 歩行装具「シーフレックス」を国立障害者リハビリテーションセンター研究所(埼玉県所沢市)の河島則天教授と共同で開発した。脊髄を損傷し、自立歩行ができない患者の下半身に装着する。

 腰部分と左右の足部分をケーブルでつないでおり、右足を出すと左足が下がる仕組みになっている。上半身を使った体重移動により、リハビリを通して歩行が可能になるという。

 カーボン素材のため重さが約4キログラムと軽いのが特徴だ。ウチダは素材加工のノウハウを生かし、つま先の角度を調整して一歩を踏み出しやすくするなど形状を工夫した。また、カーボン素材の弾性により、足を送り出しやすくなっている。大腿部を支える部品は3Dプリンターで作製した。

 今後は膝部分の機能向上や、骨格と関節を一体でつくり、より歩きやすく改良していく計画だ。

 歩行補助器具は日本人の体格に合わせてまず3種のサイズを用意する。腰から膝までの長さやバネの強さなどは調節可能。19年から国立リハビリテーションセンター研究所でする実証実験での患者の声を反映し、バリエーションを順次増やす。

 これまで2人の患者で実証実験しており、そのうち1人の患者からは「地面を蹴る感触が得られた」という声が出た。

 販売は外部企業との提携を検討する。医療機関とつながりのある商社を中心に数件の引き合いがきているという。価格は100万円以内を想定している。製造は3Dプリンター以外は埼玉県の自社工場でする。

 脊髄損傷患者は国内に約10万人いるとされ、年間4000人程度増えている。交通事故やスポーツ事故などが原因で下半身などにまひが残る。

 同様の歩行補助装具では英国の製品があるが、大腿部を支える器具が金属で、耐久性にも課題があったという。また、イスラエルの製品は電動で専門スタッフが帯同する必要があり、価格も250万円程度という。

 内田社長は「日常生活で使えるような製品にしたい。デザインにもこだわり、機能と美観を併せ持つ製品にしたい」と話す。19年には車いすと一体になった2足歩行装具の製品化も計画中だ。

 ウチダはオートバイや自動車部品や、航空向け部品の試作・製造が主力事業で、17年8月期の売上高は7億円。最近は医療・福祉向けを成長分野と位置づけている。

(企業報道部 薬袋大輝)

 

[日経産業新聞 2018年4月5日付]

CFRP製二足歩行アシスト C FREX

2016/03/29 に公開
チャンネル登録 377

 

2016年3月、世界最大の複合材技術展「JEC WORLD」がパリにて開催され、当社がエントリーしたCFRP製二足歩行アシストがBETTER LIVING 部門のINNOVATION AWARDを受賞しました。自分の足でもう一度歩きたいと願う方々の気持ちに寄り添い、移動手段として身近に必要な車椅子と、自分の足を使うことでリハビリに繋がる歩行器を一体化し、きっと「より良い生活」が送れるはずだと考えた 開発当初の我々の熱い想いが、審査員の方々に通じたのかもしれません。 そこには、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の河島則天氏、㈱ソニーコンピューターサイエンス研究所の遠藤謙氏、exiii Inc.の小西玄大氏の偉大なる面々が、まさに積小為大の思いから共同研究という形で、自分達の得意分野のパワーを最大限生かしてくれました。 実用化に向けた取り組みに繋げていきます。
 

memo ∞「医療機器のベンチャー企業カイロス/MIC,8K内視鏡および顕微鏡」

2017-09-30 | 新製品・新企画

◯ 今朝のニュースです。カテーテル手術が定着して、寿命が10年は伸びたのではないかとの実感がありますが、この分野も日進月歩ですね〜 すごいですね〜 

fukuchan-hi‏ @fukuchanhi 8Kカメラ搭載の内視鏡 ベンチャー企業が開発 販売へ | NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170929/k10011161991000.html

今のハイビジョンの16倍という鮮明な画質の映像を撮影できる「8K」のカメラを搭載した内視鏡をベンチャー企業が開発し、医療機関に販売を始めると発表しました。

医療機器のベンチャー企業「カイロス」が開発したのは、8Kのカメラを搭載し、最大3300万画素の鮮明な映像で人間の体内を撮影できる内視鏡のシステムです。

8Kの内視鏡では、今のハイビジョンの16倍という鮮明な画質で体の内部を調べることができ、赤血球や髪の毛の10分の1以下の細さの手術用の糸もはっきりと捉えることができます。

また、大型の専用モニターを通して、これまでの内視鏡では見ることができなかった細かな血管や神経を映し出すこともできます。

会社では、細かな神経を傷つけることができない手術などに用いることができ、内視鏡手術の安全性を高めたり手術時間を短縮したりする効果が期待されると説明していて、29日から大学病院などの医療機関に販売を始めます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて8Kのテレビの普及が期待されていますが、今後、医療分野での活用も活発になりそうです。

内視鏡を開発した「カイロス」の千葉敏雄会長は「外科医の方に実際に体験してもらい、活用できる手術領域を広げてもらいたい」と話しています。

MIC,8K内視鏡および顕微鏡における臨床試験の成果を発表

2015/03/17 に公開

 

一般社団法人メディカル・イメージング・コンソーシアムは2014年12月に記者会見を行ない,開発中の8K内視鏡を用いた臨床試験を行なったと発表しました。また,8K顕微鏡を用いた眼科手術についても成果を報告しました。 MICはこの中で,8K内視鏡の有効性とともに,課題も見えてきたとしています。今後,小型軽量化と高感度化を最優先課題として,開発を進めていくとしています。 MIC http://med-imaging.org/info

 8k内視鏡

カイロス株式会社

〒101‐0062
東京都千代田区神田駿河台2-3-16
駿河台スカイビル4階・5階(受付)
TEL: 03-5577-6829
FAX: 03-5577-6839

kairos 8K MedicalApplications jp

8K技術応用に関する首相への報告  2016年7月29日、首相官邸にて

20161003 CEATEC JAPAN 2016 安倍首相ご挨拶

CEATEC JAPAN 2016(シーテックジャパン 2016) オープニングレセプション 2016年10月3日

  



memo ∞「iPS細胞由来の輸血用血小板製剤供給事業 株式会社メガカリオン」臨床試験へ

2017-08-07 | 新製品・新企画

献血でない輸血=薬害エイズ事件やC型肝炎の感染心配なし、無菌化で保存2週間へ=保存コスト・生産コスト低減へ

◯良いことずくめですね〜大学発ベンチャーのメガカリオン中心に15社が協力…毎年500万人の輸血の1〜2割供給を目指すとしています! 「iPS」での応用で、対象の大きな成果ですね〜 ありがたいことですね〜

iPSから血小板量産 国内16社、来年にも治験 献血頼らず輸血 :日本経済新聞

 製薬・化学関連の国内企業16社は体のあらゆる部分になることができる万能細胞「iPS細胞」を使い、血液の成分である血小板を量産する技術を世界で初めて確立した。これまでは献血に頼っていた。大学発ベンチャーのメガカリオン(京都市)の事業に大塚製薬グループやシスメックスなどが協力した。来年にも臨床試験(治験)を始め2020年の承認を目指す。

 今回量産のめどが付いたのは血小板の血液製剤。この血液製剤は外科手術時や交通事故の被害者など止血が必要な患者に使う。血小板の輸血は国内で年間80万人が受けており、国内市場規模は薬価ベースで約700億円。米国は国内の3倍以上の市場規模を持つ。

 血小板は現在は全て献血でまかなっているが、人口減などにより将来的に不足する懸念がある。iPS細胞で血小板が大量生産できるようになれば、献血に頼らず輸血ができるようになる。

 開発主体のメガカリオンによるとiPS細胞を使って血小板を製造するコストは献血を使うよりも大幅に安いという。冷蔵保存できず4日しか持たない献血由来の血小板に比べ、iPS細胞から作れば無菌化により2週間ほど保存できるため保管コストも安くなる。

 ウイルスなど病原体の混入も防げる。献血に混入したウイルスが薬害エイズ事件やC型肝炎の感染拡大などを引き起こしたが、iPS細胞で作ればこのリスクを回避できるようになる。

 メガカリオンは血小板をiPS細胞から製造する技術を持つ。臨床試験に必要な量産技術の研究を大塚製薬工場、日産化学工業、シスメックス、シミックホールディングス、佐竹化学機械工業、川澄化学工業、京都製作所など15社と進めていた。

 安全性などを調べる臨床試験用の製剤を製造し、18年中に試験を開始する。国が定める「再生医療等製品」に該当し、条件付き承認などの早期承認制度が活用できる見込み。実際の製造は生産設備を持つ企業に委託する予定だ。

 iPS細胞を使えば、これまでも研究室で1~3人分の血小板は作れたが、数千人分を一度に量産するには細かな条件の設定や特殊な添加剤が必要になる。フィルターで異物を除去し、血液製剤を包装する工程などにもノウハウがある。これらの要素技術を各社が持ち寄り、実用化のめどを付けた。

  画像はイメージです。画像はイメージです。(財経新聞より)

iPS細胞由来の輸血用血小板製剤供給事業 株式会社メガカリオンを視察

2016/10/23 に公開

ノーベル賞を受賞した京都大学の山中教授と東大の中内教授との京大東大コンビでIPS細胞を活用し血液の血小板を作ることに成功しました。
そしてその血小板が実用化され2020年頃には実際に患者に供給できるまでになるとのことです。
現在病気で苦しんでいる方々や看護に関わる人々の大きな励みになるのではないでしょうか!
この事業は再生医療として全世界の人々の命救うことは間違いありません。輸血によるHIVや肝炎の心配もない時代がすぐそこまで来ています!


事業目的-株式会社メガカリオン  

 iPS細胞 iPS細胞 ヒトiPS細胞から作成した血小板(緑色)がマウス血管内(赤色)で止血に働いている様子 ヒトiPS細胞から作成した血小板(緑色)がマウス血管内(赤色)で止血に働いている様子

2027年には約85万人の献血者が不足すると言われます。 東京都福祉保険局がまとめた2012年輸血状況調査結果と、将来推計人口を用いて、供給に必要な献血者延べ人数を算出し、グラフ化したもの。

必要献血者(献血を必要とする人)の約85%は50代以上といわれ、高齢化によって今後、まずます増加すると予想されます。 一方で献血可能な人口は年々減少するため、2027年には約85万人の献血者(延べ人数)が不足すると推計されます。

※平成26年12月19日平成26年度血液事業部会資料2-3より


輸血医療「第2のイノベーション」

1900年、オーストリアの病理学者カール・ラントシュタイナーが血液型を発見し、輸血医療の道を拓きました。以来、輸血は医療の最も基本的な治療手段の一つとして普及しています。しかし輸血に必要な血液は保存法などについて進歩がみられるものの、依然として献血に頼っているのが現状です。

それから100年以上を経た現在、東京大学中内研究室・京都大学江藤研究室の研究成果として、iPS細胞から血小板を産生する技術の開発に成功しました。輸血に必要な血小板の安定供給を実現するこの技術革新は、まさに医療現場が100年以上待ち望んだ「第2のイノベーション」といえるものです。

私たちメガカリオンは、この技術の臨床への応用をめざし、iPS細胞由来の血小板製剤の実用化を実現するために設立されました。国内外のアカデミア研究機関や企業と連携しながら、献血に頼らない安全で低コストな血小板製剤を安定供給する生産技術を確立し、輸血医療「第2のイノベーション」を実現し、日本と世界の医療インフラの進展に貢献します。

手術に欠かせない血小板

血小板は血液製剤の主成分で、血管が損傷したときに集まり出血を止める重要な役割を担います。
とくに手術では大量に必要とされ、医療機関では欠かせないインフラ的な存在ですが、冷凍保存は不可能で、常温の保存期間はわずか4日程度です。

HLA適合血小板製剤の安定供給

赤血球にはA型、B型、AB型、O型などの血液型がありますが、 同様に白血球にもヒト白血球抗原(HLA:Human Leucocyte Antigen)と言われる型があります。繰り返し輸血が必要な患者は、自己と異なるHLAに対して抗体を産生してしまうため、HLAを一致させた血小板の輸血が必要になります。同じ型のドナーは、兄弟姉妹間で4人に1人、非血縁者間では数百人から数万人に1人の確率となり、ドナーがなかなか見つからない状況も数多くあります。
また、現在研究が進む再生医療の中でも、血小板製剤は非常に大量の細胞を必要とします。例えば網膜色素細胞が約1万、ドーパミン再生細胞が約100万、神経幹細胞が約1000万の細胞数を使用するのに対して、血小板製剤は2~3000億個の細胞数が必要で、しかも継続的に輸血する場合は、その回数分の細胞数が求められます。
こうした背景から、HLA適合血小板製剤の大量生産を可能にする当社の研究には、医療現場から大きな期待がかけられています。


memo ∞「球状太陽電池セル「スフェラー」/発電するテント」

2017-07-11 | 新製品・新企画

 2017.7.11 NHK-TVで紹介していましたね〜 すごいものが出てきましたね〜 色々と応用して、量産効果が出てくれば、エネルギー政策さえ動かしかねない技術だと思います!   (⌒▽⌒) ╹◡╹)

テントで太陽光発電 福井県3社と京都のベンチャーが開発  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18423680T00C17A7LB0000/

 織物製造の松文産業(福井県勝山市)など福井県内の3社は太陽電池ベンチャーのスフェラーパワー(京都市)と組み、太陽光発電の働きを持つテントを開発した。直径1.2ミリの球状の太陽電池を並べた特殊な糸でできた布を組み込んだ。夜間や非常時の電源に利用できる。自治体の防災を中心に販路を開拓する。

 同社の工場がある北海道上砂川町の依頼を受け、第1号製品を納入した。縦3.5メートル、横5.3メートルのテントの表面に、球状の太陽電池を加工した12枚の布を装着した。

 出力は42ワット程度。日中に発電した電力を充電し、停電時にマイク放送などの電源に使う。布は着脱ができる。テントの大きさや充電対象の機材など、顧客の要望に対応しながら同社が受注する。

 製造には松文産業、繊維加工のウラセ(福井県鯖江市)、太陽工業グループの福井太陽(福井市)が参加している。各社は太陽光発電に対応した布を他の用途に展開することも模索している。

 発電できる布は福井県工業技術センターなどが2012年に開発した。2ミリ程度の厚さで「太陽光パネルに比べて薄く、やわらかいのが特長」(同センター)という。

環境ビジネスオンライン4年前開発された「太陽光発電する布」 防災用のテント屋根に使われる | ニュース | 環境ビジネスオンライン  2017年6月27日掲載

4年前開発された「太陽光発電する布」 防災用のテント屋根に使われる 太陽光発電テント用 太陽光発電テキスタイル

スフェラーパワー(京都府京都市)と県内企業の松文産業(福井県勝山市)、ウラセ(同鯖江市)、福井太陽(同福井市)の4社は6月23日、福井県工業技術センターと同県内企業が開発した太陽光発電テキスタイル(布地)製造技術を利用して、「太陽光発電するテント」を共同で開発したと発表した。

太陽光発電テキスタイルは、直径1.2ミリの球状太陽電池を糸状に加工し、これをよこ糸として織り込んだ織物。厚みが約1.4ミリと薄く、曲げた状態でも発電可能である。

なおこのテキスタイルは、スフェラーパワー、松文産業、ウラセ、福井大学(福井県福井市)、福井県工業技術センターとの産学官共同研究で開発したもの。

今回開発された太陽光発電テントは、12枚の太陽光発電テキスタイル(2.8W以上/枚)を搭載した組み立て式のテントで、出力は約35W以上(JIS標準試験条件下)。日中発電した電力は充電して使用できる。

また、太陽光発電テキスタイルはテントから着脱できる設計であるため、単体で使用することもできる。

このテントは、スフェラーパワーの工場がある北海道上砂川町に納入され、6月25日に、同町で実施された消防演習で使用された。

なお、太陽光発電テキスタイルの開発は、2011年~2014年に、福井県の「新成長産業創出事業」で、福井県工業技術センターが手がけていた。

また、2012年~2014年には、経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)」に採択され、松文産業、ウラセ、スフェラーパワー、福井大学、福井県工業技術センターが産学官共同研究を行っていた

球状太陽電池セル「スフェラー」を用いた発電する窓ガラス : DigInfo

2010/03/11 にアップロード

DigInfo - http://www.diginfo.tv

京セミ
スフェラーガラスモジュール

関連サイト :
http://www.kyosemi.co.jp
http://www.pvexpo.jp/index.html (PV EXPO 2010 〜第3回 国際太陽電池展〜)

 

 

SPHELAR® BIPV

施工イメージ    一日を通した出力の変化 積算発電量の比較

建材一体型太陽電池 (BIPV)

ビルのガラス壁面や高速道路の防音側壁など、透明な部材の中に太陽電池を一体化し、発電所に変えてしまう。そんな技術が徐々に現実のものとなりつつあります。

垂直設置でもしっかり発電し、高いシースルー度を誇るスフェラー®。BIPVの分野におけるたしかなソリューションとしてご提案しております。
* BIPV = Building-Integrated Photovoltaics

きわめて高いシースルー性

スフェラーのシースルーモジュールは、表裏なく発電でき、窓のように採光も可能です。光を通す割合(透過度)がきわめて高いのが特徴です。
また、曲面や円柱などのさまざまな形状にも応用でき、建材一体型の太陽電池として応用範囲が広がります。

受光面が球状なので積算発電量もアップ!

受光面が球状のセルで構成されたモジュールは、実際の使用環境において安定して光を採りこむことができます。

球状のシリコン結晶を使っているので、光電変換効率だけでなく、光の利用効率においてもメリットがあります。

また、平板太陽電池とくらべて、温度上昇や部分日陰にも強く、実用的な太陽光電池技術です。

 

memo ∞「デジタル化時代のデータセンター革新技術 / 液浸冷却技術【富士通】」

2017-06-20 | 新製品・新企画

◎ データ容量とスピードの飛躍的進歩発展を支える技術で、日本が若干リードしているようです。「5G」時代については、日経で一面特集が組まれていますが、今の4Gから実質ベースで100倍のスピードとなる5Gの世界、自動車の自動ブレーキが、1メートルから数センチへ縮まる世の中になります!2020年を待たずに実現です!いろいろな事柄が、タブレット・スマホベースになんでも可能になってしまいそうですね〜昨日報道に、パナソニックが「観光と料理」についてのアプリを来年末までには実用化すると発表しています。一般的な各国語での通訳なんかは、スムーズにできるようになることでしょう〜

ポイントは、蓄電と安全・効率的な機器の運用です。下記の技術は、ようやく実用段階なのでしょう!

【富士通フォーラム2016】デジタル化時代のデータセンター革新技術 / 液浸冷却技術

2016/05/26 に公開

液浸冷却技術は、IT機器(サーバ、ストレージなど)を丸ごと液体の冷媒に浸し、冷媒を循環させることで冷却する方式です。熱輸送効率が高い液体を使用し、冷却システム全体を効率化することにより、消費電力を削減します。また、サーバ機器を高密度に実装することでスペースを削減できます。
デジタル化時代におけるエクサ級の膨大なデータを、収集・蓄積・処理・分析するデータセンターの課題(消費電力量やIT機器設置スペース)に対応するテクノロジーの提案です。


理研省エネスパコン Shoubu -菖蒲- /RIKEN HPC Shoubu/2016.04.23

2016/04/24 に公開

 

理化学研究所にあるGrenn500で1位を獲得したスーパーコンピューターShoubu 菖蒲です。ベンチャー企業が開発した特殊チップ「PEZY-SC」を採用し、基盤自体をフロリナートに沈める液侵冷却を採用することで効率的な処理を可能にしています。


スパコンの省エネ性能ランキング「Green500」、1位から4位まで日本勢が独占 https://japan.cnet.com/article/35102965/ @cnet_japanさんから


 ドイツ・フランクフルト市で開かれたスーパーコンピュータ(スパコン)に関する国際会議「ISC HIGH PERFORMANCE 2017」は6月19日、世界のスパコンランキング「TOP500」と、消費電力あたりの性能が高いスパコンをランク付けする「Green500」の2017年6月版を公開した。

 TOP500で1位に輝いたのは、前回と同じく中国の国家並列計算機工学技術研究センタが開発した「神威・太湖之光」で、LINPACKベンチマークでの実行性能で93.0146ペタフロップス、理論性能で125.4359ペタフロップスを記録している。日本勢では、7位に東京大学と筑波大学が共同で運用する最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)のスパコン「Oakforest-PACS」、8位に理化学研究所の「京」がランクインした。

【三橋貴明】超技術革命で世界最強となる日本! 世界一のスーパーコンピューター「菖蒲」レポート[桜H27/9/23]

2015/09/23 に公開

 

次世代技術へのイノベーションに必須のツールとなったスーパーコンピューター。日本もこの分野で鎬を削りながら技術開発に取り組んでいるが、その中でも注目されるのが、消費電力と廃熱の問題を飛躍的に改善した液浸冷却スパコンである。2020年までのエクサスケール化の鍵となる最新技術を、三橋貴明のレポートでお送りします。

※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html


◯ついか

スパコン省エネ性能、首位に東工大「ツバメ」−日本勢、実用性で存在感 | 科学技術・大学 ニュース | 日刊工業新聞 電子版  (2017/6/21 05:00)

 

 

スーパーコンピューター(スパコン)の省エネ性能を競う世界ランキング「グリーン500」で、東京工業大学が8月に稼働する予定のスパコン「TSUBAME(ツバメ)3・0」が世界一に輝いた。2位はヤフー、3位は産業技術総合研究所となり、日本のスパコンの省エネ性能の高さを改めて世界に示した。これからの人工知能(AI)やビッグデータ(大量データ)分野の研究をけん引する、より実用的なスパコンとなる。(藤木信穂)

ランキングは、ドイツで開催中のスパコンの国際会議(ISC)で発表された。

ツバメ3・0は、1ワット当たり14・11ギガフロップス(ギガは10億、フロップスは1秒間当たりの浮動小数点演算)の性能を達成した。米エヌビディアの最新グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU、画像処理用半導体)を搭載し、外気に近い温度の冷却水を使って直接冷却するなどして高い省エネ性を実現したのが特徴。「冷却効率が高く、より少ない電力で計算が可能」(東工大)。AIやビッグデータの計算処理に強い。

ヤフーの「kukai」(クウカイ)は、深層学習(ディープラーニング)に特化したスパコン。一般的な空冷ではなく、電気を通さない特殊な液体に、直接ハードウエアを漬け込む「液浸」手法を採用して冷却効率を向上した。東京大学と協力して機械学習によるチューニングで計算速度をさらに高めることに成功した。

4月に稼働した産総研のスパコン「産総研AIクラウド」は、AI研究向けの共用計算プラットフォーム。空冷方式では世界一の省エネ性能を持つ。理研が富士通と運用する「RAIDEN」(ライデン)もAI研究用スパコンで、「研究の利便性と効率性を最重要視した」(理研)という。共同研究者にも開放する。

グリーン500は、スパコンの消費電力当たりの性能(計算速度)を1―500位まで半年ごとに評価するランキング。一方、スパコンの計算速度を競う「トップ500」の最新ランキングでは、1、2位を中国が独占。3位をスイス、4―6位を米国が占め、日本勢は7位に東大と筑波大学の「オークフォレスト・パックス」、8位に理化学研究所の「京(けい)」が入るに留まった。