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『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

memo ∞「一宮 一夫/長寿命の“次世代コンクリート”開発」

2013-06-16 | 学習

夢の扉+|TBSテレビ

日本のインフラを変える!? 長寿命の“次世代コンクリート”開発 
~足元の危険をなくせ! 熱血教師と学生たちの奮闘記~

TBS「夢の扉+」6月16日 #107「次世代コンクリートで強いインフラをつくる!」

ドリームメーカー/大分工業高等専門学校 都市・環境工学科 教授 一宮 一夫 さん

高度経済成長期につくられた道路や橋など、社会インフラの“老朽化問題”・・。
中でも、身近にある下水道管に起因する道路陥没は、年間約4700件も発生している。
原因の一つは、下水から発生する酸が、コンクリート製の下水管を劣化させたこと。
従来のコンクリートは、酸に弱いという弱点があるのだ。
そんな足元に迫る危機に立ち向かおうと、酸に強く“劣化しない”次世代のコンクリート『ジオポリマー』開発に挑むのが、コンクリート研究27年、大分高専の熱血教師、一宮一夫。
そのパートナーは、一宮のもとで学ぶ学生たちだ。

開発のきっかけは、一宮たちの腕を見込んだ西松建設からの共同研究の依頼だった。材料には、火力発電所から出る石炭の燃えかすを使うため、セメントで構造物を作る場合に比べ、CO2の排出量を最大7割も削減できるという、まさに、“エコな次世代コンクリート”。
しかし、実験は失敗の繰り返し・・。半年間で100回以上の配合を試した。
あきらめムードの学生たち・・。そのとき一宮は、こう鼓舞した―
『逆風はピンチだが、自分の船を前に進ませるチャンスになるんだ』

一宮たちは、本格的な実用化に向けて、酸性が強い温泉水が流れる川底で、
ジオポリマー製のプレートの耐酸実験に挑んだ。結果次第では、全国の老朽化した下水道管に取って代わる可能性も―。
果たして、この厳しい条件下でも、劣化を防ぐことはできるのか?

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コンクリートのスペシャリスト一宮と西松建設からの共同開発提案、困難を極めた開発、学生とともに4ヶ月、徐々に下がる士気、、、いい先生ですね 

半年後、漸く完成。そして実用実験へ。上手く行きました!!

このコンクリートを導入することで、今の土木のメンテが可能となり、大きな経済効果を生むことでしょう。派手な発明開発ではないけれども、実質的に実社会に不可欠な技術進歩となっているのです。ありがとう!!

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TBS「夢の扉+」6月16日OA 主人公の未放送映像  

アップロード日: 2013/06/14

日本のインフラを変える!? 長寿命の"次世代コンクリート"開発
~足元の危険をなくせ! 熱血教師と学生たちの奮闘記~
大分工業高等専門学校 都市・環境工学科 教授 一宮 一夫さん

 

都市システム工学 ---◆一宮研究室◆---

一宮 一夫

氏名 一宮 一夫
ICHIMIYA Kazuo
職名・学位 准教授/博士(工学)
E-mail ichimiya@oita-ct.ac.jp
研究テーマ
  • コンクリート構造物の補修・補強工法の性能を向上させる技術の開発
  • コンクリートに代わる環境にやさしい建設材料の開発
  • ヒートアイランド対策や施工の簡略を可能にする吸水性コンクリートの開発

 

一宮研究室


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