アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

ポルシェナロ―ホイールの研磨(前編)

2017-07-14 08:00:23 | ホイール研磨
 毎日蒸し暑いですが来週には梅雨明けしそうなので、もうちょっとカラッとすることに期待しながら頑張りましょうかね。

 更新が若干空きましたがそれどころではなく、業務の密度が濃くてようやく更新できる余裕となりました。で、余裕は少ないですがこの後岐阜と名古屋に出張です。


 表題のポルシェのホイールは時々研磨や塗装の依頼をいただいていましてます。今回はリム部が深いタイプになります。このホイールはお客さんのほうでアルマイトや塗装をされるのでうちでは剥離と研磨までです。

工程は
1.塗装剝離
2.アルマイト剥離
3.ホイール研磨
  サンディング→乾式バレル研磨→バフ研磨→光沢バレル研磨→ウエットバフ→発送


いきなりですが塗装剝離とアルマイト剥離が終わったところです。
(初めの写真撮り忘れ・・・)



センターキャップの塗装剝離後の状態
このキャップは鉄部品とアルミ部品の合体作なので専用の剥離処理を行います。キャップ裏の錆は元からです。アルミ部分は剥離液で着色されていますがブラストで落ちます。



ビーズブラスト後のキャップ裏



#600仕上げでサンディング、小傷はディテールを崩すのでサンディングはここまで




こちらは塗装もアルマイトも剥離が終わったホイールです。



当然ですが表も裏も腐食による穴が無数にあります。



裏の状態



まずはサンディングから



乾式バレル中



乾式バレル終了


この後はバフ研磨と光沢仕上げバレルへと


つづく・・・

良い週末を。