FUJISUZUKO

藤鈴呼

どんな色の春にしようか

2014-03-12 20:18:54 | Weblog






写真の本 
桜の色/乙部信吾
写真の本についての記事です。

カレンダーをブックカバーにして読みました。
なもんで、読み終えてから著者が盛岡出身だと知り
同郷かぁ… と しみじみ。
しかも同世代でした。

ほんのりとメルヘン風味が漂う表紙絵に
癒されました。
物語は時系列で進んで行きます。

描かれている季節は夏なのに 
どこか寒々しいような風を感じた理由が
上記の記事を読んで分かった気がしました。

文字も大きく読みやすく 一気に読破出来ました。
いえ、物理的には空き時間の読書ゆえ
数日経過していますけれども。

読んでいる季節が冬だったので
描かれている時間とのアンバランスさを
登場人物の心に乗せてしまえるかのような
錯覚も憶えながら。

続きが読みたくなる一冊ですね。
何となくの方向性を指し示しつつ終わる物語は
終わらぬ人生を彷彿とさせるようでした。

折しも桜の季節は きっと もうすぐ。
どんな色の春が咲くのか 楽しみです。

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妖艶な虫かご

上記は藤鈴呼の戯言(すずザレ)。 コメント欄より。

*

セロファンを透かした景色って
何処かシュールだなあ なんて思います。

たとえば 水溜りに落ちた 油の雫みたいに 
一見 七色で煌めいているのだけれども
その実 指で掬おうとしてみたら 
べたべたして しまうような。

真夏ならば 逃げ水と言う名の幻想を 思い描いて
キラキラ光る汗を なだめることも 必要でしょうが 

この季節は さながら 解けてしまう雪一粒が 
ちょっと 愛おしくも 思える風です。

*

シュール
語源は芸術運動の一つであるシュルレアリスムから。
シュルレアリスムは超現実主義、
すなわち「現実を超越した現実感」を表現したものであり
「非現実的」という意味合いは持たない。

だがシュルレアリスムの作品が持つ独特の雰囲気が
多くの人にとって非現実的で奇抜なものに見えたことから、
その表層のイメージだけを拾ってきて
俗にこのような作品を「シュール」と呼ぶようになったのだと
思われる。

よって「シュール」は「シュルレアリスム」の略語ではあるが、
すでに別の意味を指している言葉だと考えるべきである。

なお、シュル(超)リアル(現実)イスム(主義)のシュールだけでは
本来、「超」の意味しか持たないため
外国でシュールと言ってもシュルレアリスムの略語にはならない。
「非現実的」などの意味で伝わるのは日本においてのみである。

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炬燵布団の活用方法


冬は寒いですよね
ゆたぽんが欲しいですよね

でも 何か私
発熱するらしいんですよ

だけん、朝 起きたら
履いていた靴下 なかったりする

すぽーーーんっ!! って
気持ち良く
飛ばしていたり する

寝室で 飛ばすのは
枕だけじゃあ なかったらしい

だけん、ゆたぽん
ベッドの下(の段ボール内)に
仕舞ったマンマです。 うふ。

元々 ビンボー症だったらしく
めったくそ重ね着ならぬ 
重ね寝していた頃が あります

タオルケット+タオルケット+
薄い毛布+厚い毛布+
薄い掛布団+暑い掛布団+
炬燵布団+炬燵カバー=熱い私

みたいなね

岩手時代の お話です
夏でも これで イケますよ?

布と布の間にね
順番に 足を突っ込むんです

ちょっと ヒンヤリするんですよね
あ、毛布より上の部分じゃないと 
駄目ですよ???

スルッと感が 大事ですからネ
んで、自分の体温を感じて
若干イラっとしてきたら

次の空間に 足を埋める訳です
此れで 一晩ヒンヤリ快適サン♪

ね、これで 真夏でも 
炬燵布団を活用出来る!!

仕舞わなくっても イイっ☆
あ~ 便利っ♪

…現在 我が家に 炬燵ありませんけどね
お・た・め・し・あ~れ~
~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~


今回の記事を書く「きっかけびと」は こちら!

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擦れ違った空気の分だけ


寒い冬だから
おしくらまんじゅうをして
楽しんだ

外を舞う 雪の代わりに
笑顔 沢山 舞い踊り

迷っている 暇なんて
まるでない くらいに

服と服が 触れ合うと
摩擦力が 生まれて
ちょっと 温かい

ただ 手を 繋ぐだけでは
足りない 温もりに
身を 委ねて
また 笑う

あなたと わたしの あいだには
空気の層が 生まれる

目に見えなかった 透明な空間が
ほこっとした

存在感を 増して
当たり前のように
ありきたりのように

おざなりみたいに
置き去りになった

二つの 空気

空気砲の音とともに
すぽーん と
何かが 弾けた

跳んで行った
真冬の兎は 雪に埋もれると
見つけるのが 難しいのよ

涙で染みた 白いマフラーが
赤い耳を 哀しく 染めた

あなたと わたしの あいだには
この間まで あたたかかった筈の空気が
歪んで 取り残されていた

だからね
思い切り 息を 吸いこんで
吐き出してみた

白いばかりの 吐息が
ちょっとだけ 桃色に 染まった

もう直ぐ 雛祭りだから
仲直り しようか


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